< この感情は血迷いですか >
自分の気持ちが揺らいでいた頃、 ある女性と会った。
初めて会ったのは半年前。 好みのタイプだった。
けれどもこの人は既婚者、 その時は「好みだな・・・」と思った程度で、 何も感じなかった。
次に会った時も、 気持ちに変化はなかった。
今回は違った。
心臓が激しく動いているのを覚られないように、 さも平静を装う俺。
何気ない一つ一つの動作が、 愛おしくてたまらない。
「もしかしたら・・・」 「本当に好きなのはこの人か?」
必死に否定したい自分と、 そう思わないと辻褄が合わない心臓の高鳴り。
必死に自問自答する。
どっちが好きなのか、 どっちが大切に想える人なのか。
先に浮かんだのはお前じゃなかった・・・ |
2001年03月17日(土)
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