にゃんことごはん
ごはん



 夢を見て、もういない猫、呼びかける 目覚めて後に苦笑いする

朝方から降った雨のせいか、寒いような蒸すような朝、明け染めるころに目覚め、そのまま寝付けなかったので、枕元にあった本を読んでいました。

途中で、まどろんでいたようです。

意識としては、自分の部屋で自分のベッドに寝ているのだけど、夢の中では、猫トイレ掃除をしなくては、とあせっています。というか、掃除をしていました。
やっと片付いて、ベッドに座ったところで、ニャンが来ました。
生前そうしていたように、するりと私に身を寄せ、そのままくつろいで香箱を組んでいます。

「来てくれたんだね」と心の中で呼びかけながら、私はニャンを撫でています。
ニャンは応えることもなく、くつろいでいます。
と、膝上に別の感触があり、そこにショーがいました。
すごくびっくりしました。

「ショーちゃん?」と声をかけても返事はしませんが、夢の中では、これはショーちゃんだと確信がありました。
「来てくれたんだ、ありがとう」と声をかけ、背中を撫で、寄り添っているニャンちゃんにも「ありがとう」と」声をかけ、毛並みを確かめている最中に、目が覚めました。

ニャンちゃんったら、ショーちゃんをけしかけるだけでなく、自ら出向いてくれたんだと思いました。

夢の話です。
でも、夢の中なら願いが叶うことも、もしかしたらあるのかもしれないと、思いました。

2017年11月08日(水)
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