にゃんことごはん
ごはん



 マッサージごっこ

我が家のお姫様、ジュリナは、ポンポンしてほしくなると、リュウや私の通り道に陣取って、どちらかが通りかかると、すかさず「んにゃああ」と必殺鳴きをする。

仕方ないので、ポンポンする。ついでに、首筋のあたりをモミモミとして「お客さん、凝ってますねえ」とやる。ジュリナは喜んで、グルグルと喉を鳴らしたり、ひにゃひにゃとうなったりする。調子に乗って、「いやあ、毎日、お疲れですね」と言いながら、背中をモミモミする。ジュリナは、ころんと転がるようにして、ひにゃあと鳴く。
「最近、暑いですからねえ。この辺は、いかがですか?」などと言いながら、尻尾のつけ根辺りをカキカキする。ジュリナは、興奮してフガとか言いながら、私の腕を噛む。「かんだら、いたいですよ、お客さん」
……「ママってば、何やってんの?」
リュウの醒めた声が、いっそう暑さをかきたてる、夏の日の午後。

◆なんで、こんなに暑いの!と言ったら、リュウに「まあ、まあ、夏だから」と、なだめられた。私だって、子どものころは、暑さに強かったんだから。そういえば、両親が生前、「年をとるずつ、夏の暑さがこたえるようになって」と言っていたっけ。

* 朝−おにぎり二種、ベビーリーフとベーコンのサンド、とうもろこし、豚肉としいたけの炒め物、トマトと卵のスープ
* 夜−お刺身(鮪とホタテ)、ベビーリーフとトマトのサラダwith鶏胸肉、にんじんといんげんと昆布の煮物、きゅうりとナスの糠漬け、豆腐の味噌汁

2001年07月05日(木)
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