かたほうだけのパンプス
敦子



 幻のスカイプ



約束は果たせなかった。数日前から、メールでやりとりしていた。

タブレットにしたのでスカイプ試したいと頼んだ。

でも、彼の希望した時間に間に合わずすれちがいに終わった。

ただのSNS友達とスカイプできなかっただけのことだが、まるで恋人とすれちがってしまたような気分になった。

ふだん人と合わないのでスカイプであっても人と会えることにワクワク。

あー、恋したいなぁ。

いい男がいないのか?

いや、恋する身分でないから心をガードしちゃうんだ。

つまらないよな、大人になるってことは・・・。
  

2013年04月18日(木)



 不安な居心地



環境がかわったのてはなく、あえて自らかえてみた。

ここのところ毎日のようにバスに乗って出かけている。

この街では自家用車に乗らずに市内循環の無料バスを利用するのは、高齢者か運転免許を持っていないような障害者。

免許証は持っているが病後車を運転していない。

まだ身体がそこまで回復していない。以前の私ならかまわず乗っていた。

でもここまでくると次元が違う。

無理してくりかえしたくない。

運転免許を保持していないような障害者や高齢者のなかにいるとほんとうの私はどうなのだろうかと不安になる。

こういう境遇になったときに作家の田中慎弥氏ならおいしい題材に筆がなるのだろう。

文豪田中慎弥氏を様づけで娘たちはあがめていた。

悩みを膨らませてさまようことがあんがいと心地よいのかもしれない。



2013年04月09日(火)



 ネットの環境



とうとう今年になって家計は底をついた。赤字、赤字の毎日に声もでなくなってきた。

不平不満を言えるうちはまだいいのだ。ほんとうにやばくなると考えることができなくなる。

考えは途切れ最低限、生存しうることだけに固執し、口にしたものの味だとかではなく気になるのは、次の補給はいつになるだろうかということだ。

というわけで出費を抑えるため、湯水のごとくふんだんに使っていた通信費を見直す作戦を展開した。

使い放題の定額制のネット利用料を安い設定にするためについに動いた。

そこで究極の選択を迫られた。

それは、手放すことだった。

持っていた使い勝手の悪かったスマホをやめ、設定料金の高いPCでのネットをタブレットにすることだった。

でも、タブレットは高そうなイメージ。ネットのオフ会の女子会でタブレットをひらくのは有閑マダム予備軍の奥様が多くて庶民は、スマホ。

ところがひとつきの払いがタブレットの方が安くなる。

というわけでタブレットの道へ。

なんとキャンペーン期間中とあって商品券がプレゼント!

さらに口元がゆるんでしまうのは、商品券で買い物するとお釣りもでる。

とたんに「ありがたや~、ありがたや~」と小躍りしてしまった。

それでお茶の味がおいしく感じる。

※ただ、使い慣れたPCとちがって文字打ち込みに苦心。
こんな短い文打つのにそうとう時間がかかってしまって


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2013年04月06日(土)
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