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■ べストフェチ
先週の土曜日のこと、病院帰りにちょっと東にある大型ショッピングモールに行った。
思わず撮ってしまった。蛍光べスト。 蛍光べスト売り場にて。 「防犯パトロール」ビブス型よりもただ蛍光さえすればいいシンプルのものに注目している。 私が蛍光べストに胸のときめきを感じたのは、東京の西武池袋線の東長崎駅から江古田方面への線路作業をしていた黄色蛍光べスト男子を見かけたとき。
このときなぜか蛍光べスト男子が光り輝いて見えた。 男子といっても西武線の職員の中年層のおっさんなんだろうが。 それを着た味気ない色気を放った男たちがやっていた作業はきっと線路内に落ちたちゴミをつまみ上げる程度だったかもしれないが。
そのときに感じた胸のときめきを忘れられず、以後私は蛍光べストを見るとうれしくなってしまう。
べストにはいろいろあって、よく釣りに行く人が着るやたらポケットが多いべスト。撮影クルー、報道関係、カメラマンが着ているべストは釣りべストと共通したしくみ。 防弾チョッキ。救命胴衣。ダウンベスト。ゼッケンのビブス。 スーツのべスト。よく昔学校の先生が来ていたニットのべスト。江戸時代の裃。中世ヨーロッパの気取った男や王子様が着ているペイズリー柄や過剰に装飾された現在のべストのカタチの原型となったべストなどなど。
どういうわけかなぜ、私はべストに魅かれるのかよくわからない。 男性の正装というイメージなのか。 でもそういうアイコンだとネクタイでもいいわけだ。 だいたい勲章とかマーク。 やっぱジャケットが着た感じが見た目にもよくいいと思われる。 でも私にとってべストなのは、やっぱべストなんだよね。
2012年11月17日(土)
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