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■ 「ミスターグッドバーを探して」を探して
今日は、夫の仕事がお休み。それでうちは世間のカレンダー通りに過ごしている人から一週おくれの三連休です。
ミスターグッドバーを探してを実は、ずっと探しています。
この映画が上映されていたのは中学生の頃だったと思います。
私はちょっとおマセだったからこの映画を気にしていたけれども、実際には見ることはできなかった。
まわりの子たちは、宇宙戦艦ヤマトだの、スターウォーズだのと叫ぶなか、「ミスターグッドバーを探して」観たい!なんて言えなかった。
一言でざっくり言っちゃうとセックスとドラッグに溺れた女が殺されちゃう!というストーリーの映画。
私にとってはね深い映画。見てないんだけれども。 現在捜索中。レンタルDVDになく、ビデオしかないらしい。
よく東電OL殺人事件とリンクさせて言う人が多いけれども。
また、現代の出会い系サイトみたいなこととなぞらえて言う人もいるけれどもそうかなー?と思ってる。
私は、こういう系統のことにすごく興味があって。
というか、自分のことのような気がしてならない。
私をよくご存じの方からすると想像を絶する発言だと思われるでしょう〜けれど。まったくの真逆の生き方送ってるので。
でも私のなかにも彼女たちを彷彿させる面があるんだと思う。
実際にはまったくそういうことはないんだけれども実体験はないけどなんかすっごくよくわかるのです。
だからこういうことを書きたい、書きたいとよく思っていた。
男性は、まあ、東電OLものとひとくくりにするみたいだけれども。 友達で、やっぱりミスターグッドバー探しをしていたコがいた。
今はどこで何をしているかわからない。消息不明。
東電OL事件は、慶応大学卒の東京電力勤めのエリートOLが勤め帰りに夜毎渋谷の道玄坂のホテル街で売春していて殺されてしまった事件のこと。
OLといってもコピーとりやお茶くみOLではないらしい。
経済面に詳しいエコノミストとして過去NHKテレビにも出演したようなエリートOL。
OLと記されてるのは、女性だということを記号化してるようなのだ。
彼女の二面性が話題になった。昼の顔と夜の顔があまりも違うのだ。
昼は、東京電力での立派なお仕事。
夜は、渋谷の東急のデパ地下惣菜や菓子パンを買い込み、ハンドバッグのサブバッグに持ち歩き、道玄坂のホテル街の奥、もっと奥。
もうそこは渋谷じゃない地。井の頭線の渋谷の次の駅の「神泉(しんせん)」駅ぎりぎりのところをふらつく。
男に声をかける。金額に決まりはない。
決まっていることは、行きずりの男に声をかけ、売春する。
一晩のノルマ四人ということだけ。
これは、ウイークデイのアフターファイブのお話。土曜日や日曜日の休日は、五反田の風俗店で風俗のお仕事。
こんな生活をはじめる前は、クラブでホステスをしていたらしい。
なんで私が、ミスターグッドバーを探してや、東電OL殺人事件に対してこんなにも入り込んでしまうのだろうか?
男性作家たちは、彼女が、いつもの自分とはちがう自分に出会いたいから出会い系。
性の快楽におぼれたいから、人さみしいからだとか憶測する。
実際に人それぞれ「してしまう理由」は様々かもしれない。
でも私は、自分が思うことと友達のことなどと共通点を見出して男性作家らのうかがい知れない「理由」をわかっているつもりだ。
今日は、ここまで書いておく。明日は、部屋の模様替えで忙しい。
2010年10月16日(土)
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