隣を横目でのぞき。
自分の道を確かめる。
またひとつ ずるくなった。
高校生ともなると、いろんな事があるんです。
なんたって、中学生じゃありませんから。
ましてや、小学生なんかじゃ絶対にないんですよ。
だからもう、人前でゲロも吐かなければ 鼻糞を食べるヤツもいないんです。
高校生ってちょっと寂しいね。
そんな事を常日頃全く考えてない私に
沙保が、こんな恐ろしい事を言ってきたのです。
沙保 「私さ、この頃ストーカーに狙われてるみたいなの。」
あみ 「マジ? どんなヤツ?」
沙保 「超・キモくてデカイ男だよ。」
あみ 「もしかして、こんなんでこ〜んな身体してなかった?」
沙保 「まさにそんな感じ。」
やっぱり、そーだ!!
きっと沙保を狙ってるストーカーは、ゲロスに違いない。
私から、沙保に気持ちが移ったのに違いない。
なんて素晴らしい今日と言う日。
私はきっと、運を使い果たしてしまったのかもしれない。
もうすぐ死ぬのかなぁ〜。。。。
だけど、何で私から沙保に移ったのか解らない。
私より沙保の方がいいの?
いいって何がいいの?
気になってしょうがないよ。
私より沙保の方が上って事?
何が上なの?
顔か?顔なのか?
いや違う。
私は、沙保に負けてない。
だって、ウチの裏の横田さんが 私の方が可愛いって言ってたしね。
横田さんはイイ人だから、絶対嘘を付く訳ないしね。
んじゃ何?
胸か?胸なのか?
いや違う。
私の胸は目覚しい急成長を遂げているじゃないか。
んじゃぁ〜一体全体どこだよ?
どこなんだよ?
いても立ってもいられないじゃないのよ。
私のどこが沙保に負けてると言うのだよ?
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