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あみの秘密日記
水城あみ

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2006年03月31日(金)
未来への扉。




窓の外を、見上げながら、私はずっと考えていた。




大澤君と私は、

これからもずっと恋人同志でいられるのだろうかとか、

いやいやいやホントは、恋人同志とはまだ言えないんじゃないのだろうかとか、

悩み苦しみ悶え狂っていたのだ。






すると、理沙からこんなメールが来たのです。





理沙 「部活のお別れ会行く?」

あみ 「一応行くよ。理沙は?」




理沙 「どーしようか迷ってるの、だって何が出ると思う?」

あみ 「知らない、なに?」





理沙 「後輩が作った、うどんだよ。」







マジ!?







うどんって、スーパーで普通に売っているヤツじゃなくて、

粉から作るうどんの事ですか?





汗とか、手汁とかもっと得体の知れない汁たちも一緒に

いろんな物が、混ざり合っちゃってる うどんの事ですか?





そー考えると、参加したくない心で胸がいっぱいだよ。

もう中学を卒業した事だし、

今更、また中学の制服を着て中学校へ のこのこ行くのも

みっともない話じゃないのよ。








あみ 「だんだん、行きたくなくなって来たよ。」

理沙 「それに、ただじゃなくて会費を払うらしいよ。」





あみ 「いくら?」

理沙 「500円だって。」























うどんごときに500円も払うなんてまっぴらだよ。

500円は、立派なお金なんだよ。




500円で何が買えるのか、教えて差し上げたいよ。

つーか、自分で考えなよ。

500円って言うのはね、100円玉が5個集まってるんだよ。








って事はだね、100円玉が1個無いだけで500円じゃなくなるんだよ。

1個多くなると、それはもう600円になっちゃう訳よ。

だから、気が抜けないお金って事。

緊張感をもってないと、とんでもない事になっちゃうって事。





ある日、

千円の物が、50% OFF なんて書いてあるのを見た日にゃ〜

どーする?

もう徹底的に舞い上がっちゃって、くだらない物を買っちゃう訳よ。





そのくらい500円は、凄いお金なのよ。

うどんなんかと、比べ物になりません。

月とすっぽんだもの。





だから私は、行きません。

当たり前じゃないですか。

誰が行くと言うんですか?






あみ 「私、行くの止めた。」

理沙 「私はまだ迷ってるよ。」






あみ 「何で?」

理沙 「噂では、速水もこみちのそっくりさんが 来るんだってよ。」







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2006年03月30日(木)
いい事した日。




夜の闇に溶けこみそうな 長身のシルエット。

吹き付ける風に閃く、んこ色のコート。

ボンヤリ私だけを 見ている男がいた。

ヤツの名前は、ゲロス・沖田。





激しく嫌な予感がしてしてしょうがない。

しょうがないけど、どーしようもないこの現実。

世の中どーしようもない事がいっぱいあるのだ。

だから、しょうがない。





青白い街のネオンの中に 浮かび上がる横顔は

昼間見た時と同じにキモイのは 何故なんだ。

そんな事を考え悩み苦しみもがいていると、

いつの間にか、ゲロスが私の横にいるじゃないですか。

しかも、積極的に手をつなごうとしてるじゃないですか。
























生まれて初めて感じる種類の恐怖に 金切り声で叫ぶ。








あみ 「はにゃほにょ。」









おや?

大きな声が出ない。

今年一番出ない。







ゲロス 「ほら、忘れ物。」








はい?

何、言ってんですか?

私が何を忘れたってんですか?

これは、私のじゃないですよ。





あみ 「これ、私のじゃありませんよ。」

ゲロス 「水城が落としたんだろ?」





なんか、超・可愛い私好みのハンカチに包まれちゃってるんですよ。

中身はきっとヤバイ物に決まってるんです。

触ってみると、長くて太くて柔らかいの。

なんて、嫌らしいの?

絶対に、受け取らないから。






あみ 「私のじゃないですから。」

ゲロス 「水城のだよ。」




あみ 「違いますから。」

ゲロス 「水城のだよ。」



あみ 「違うって言ってるでしょ!!!」





















あみ 「すみません、ウソです。寝ぼけてました。」





受け取っちゃったよ。

でも、ゲロスが帰ったら捨てちゃえばいいんだから、まっいっか!?






だけど、ゲロスがまだ 帰らない模様。

もしかしたら、今ここで開けろって事ですか?

どーしてもこの嫌らしい物を 私に知らしめるおつもりですか?






じゃ、怖いけど 開けますよ?

開けてしまいますよ?

てか、オメーが開けろよ!!

と言ってやりたいけど言えない、このやるせなさ。






















これは、箱崎さんから貰ったブタのマスコット人形。

むやみにでかくて、使い物にならないブタのマスコット人形じゃないですか。

だけど、貰ってスグに亀子にあげたハズ。

何で、ゲロスが持ってんですか?






ゲロス 「これ可愛いな。」

あみ 「じゃ、あげる。」



ゲロス 「いいの?」

あみ 「うん。」







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えぇ!?

なんか、今年一番 自分をいためつけたいよ。




2006年03月29日(水)
奈々の弟は大物馬鹿。




ざわついた店内。

女の子たちの笑い声が、響き渡っている。

テーブルの上には、熱々のハンバーグステーキとライス。

そして私の隣には、奈々の弟の佑馬が座っている。




佑馬は、あどけなさと意思の強さが同居したような端整な顔だち。

だけど頭の中は、少し頼りなさそうな男子。





さっきから気になっている。

何で佑馬が私の隣に 座っているのかって事。






あみ 「ねぇ、普通姉の横に座らない?」

佑馬 「普通、座らないよ。」





あみ 「ねぇ、奈々の事どう思う?」

佑馬 「普通のデブ。」










何ですって!?

普通のデブですって!?







普通じゃないよ、絶対普通じゃないよ。

奈々は絶対普通じゃないよ。






奈々 「ちょっと佑馬!!失礼な事言わないでよ!私は、普通のデブじゃないからね!!」

あみ 「自分で言っちゃうの?」






奈々 「言うよ、私は言う時は言う女だもんよ。
     私は普通のデブじゃなくて、ただのデブなの。」



























佑馬 「あのさ、そのハンバーグ少しちょうだい?」







やだよ。

絶対にやだよ。

だって、これ私のぢゃん。

生まれる前から、もう私が食べるって決まってたハンバーグぢゃん。

だから絶対にダメ!!!





あみ 「ダメ!!!」

佑馬 「ちぇっ!!!」 ショボッ。












おや?

がっかりしちゃってんの?

肩がなで肩になっちゃってるよ。

なで肩にも程があるよ。




そんなに私のハンバーグが食べたかったの?

しょうがないなぁ、じゃ少しだけやるとすっかな。

年下だし、可哀想だもんね。








あみ 「じゃ、少しだけあげる。」

佑馬 「いいの?じゃ遠慮なくいただきま〜す。」





パクッ!!!







あっ!!



















何をしでかしてくれてんの?

少しって言ったぢゃん。

たった今、言ったばっかぢゃん。






もしかして、少しの意味知らなかった?

少しとは、ちょびっとって意味だよ。

ちょびっととは、ちびっとって意味だよ。

一般的に言うと、ほんのわずかって事だよ。

解る?






ホント・悔しっくってしようがない。

私は、馬鹿を操るのが得意だったハズなのに、

この馬鹿は、大物過ぎたよ。

さすが奈々の弟。

お見事だよ。






佑馬 「俺のやろうか?」

あみ 「いらない。」






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佑馬 「あれ、見てたの?
     外では、やらないように いつも気を付けてたのに、無意識にやっちゃったみたいだ
     な。」







あみ 「奈々、何黙ってんの?」

奈々 「なに?どーしたの?あれ?あみもう全部食べちゃったの?早いね。
     よ〜し、負けないぞぉ〜!!!」

























2006年03月28日(火)
乱れ咲き。




時計が秒針を刻むごとに、

刻一刻と、大きくなっていく心臓の音。

時間が、近づく。

箱崎さんに、近づく。







たこ焼き屋さんの前で、箱崎さんと 遭遇してしまった。






こんなに運が悪いのは、1個しか残っていなかったコンビニのおにぎりを

ブタみたいな女の人に、騙し取られた時以来だよ。

何と言う最悪な日なのか今日と言う日。






だけど箱崎さんはまだ、私に気付いていない様子。

このまま知らないフリをしてしまおうか、それとも挨拶ぐらいして別れようか、

悩み乱れ悶え狂っていると、大変な事に気付いたのです。






こんな事気付きたかぁ無かったけど、気付いてしまったのです。

箱崎さんの、ぴっちぴっちのおズボンが、

箱崎さんの、お尻のど真ん中の部分のおズボンが、







ちゃっかり、破けちゃってんも〜ん!!!

ぱっかりと、破けちゃってんも〜ん!!!

おパンツみたいな、白いの見えちゃってんも〜ん!!!






箱崎さんは、焼きそばにするか、たこ焼きにするか迷い狂ってる模様。

これは、チャンス!!!

このまま知らないフリをして、通り抜ければ何て事ないですよ。






私は、ちょっと小走りで、通り抜けようとしました。

通り抜けられると思っていました。

通り抜けられるハズでした。





しかし、現実は違っていたのです。

ドラマみたいな、人生は無いのです。

ちゃっかり箱崎さんと 目が合っちゃったよ。






箱崎 「あれ?あみぢゃん、どこ行くの?」







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急いでますので、ごめんあそばせ。




2006年03月27日(月)
事件ですよ。




そこら辺をうろちょろしてたら、近所で事件があったんですよ。

どんな事件かと言うと、ワイセツ事件。




どっかの 35歳の男性が、

13歳の女子のオッパイ等を 揉んだりした疑いで 逮捕されたんです。

オッパイ等って事は、オッパイ以外の 何かも揉んだって事ですよ。

しかもそこは、他人が無断で揉んではいけないところなんです。












奈々 「ワイセツ事件の被害者、家の隣の女子だよ。」

あみ 「マジ?」



奈々 「容疑者のおじさんは、知らない人だけどさ。」

あみ 「知ってたら、怖いよ。」





だけどその容疑者のおじさんは、

何で、奈々を襲わないで、隣の13歳の女子を 襲ったのか気になるよ。

だって、13歳のオッパイより15歳のオッパイの方がいいもんよ。

奈々は、デカイよ。

無駄にデカイよ。








奈々 「被害者の女子、知ってる?」

あみ 「知らない。どんな子?」






奈々 「小学生みたいに小さくて、ガリガリでさ、
     メガネかけてて ちょっといかれた感じの女子だよ。」











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ふ〜ん。

容疑者のおじさんって、何マニアだろ?




2006年03月25日(土)
うれし涙がとまらない。




今日は、早起き。

だって、ケーキがあるんだもん。




昨夜、明日の朝食は、ケーキって決めてたの。

だって、早く食べたかったんだもん。




そんな楽しみでたまらない私は、冷蔵庫を無我夢中で開けたのです。




開いてる。

ケーキの蓋が、開いてるじゃないですか。

中を見ると、ケーキの上に乗っかってるハズの、

苺とかみかんとかメロンとかキウイとかチョコとか無いよ。

誰かに、食べられちゃったよ。

何て事だろうよ。





いろんな想いが電気みたいに頭の先っちょからつま先の先っちょまで駆け抜けた。

驚き・絶望・後悔さまざまないろんな事。




私は、なすべもなくただボーゼンとそのケーキを見つめていた。







理子 「何見てんの?」

あみ 「ちょっと見てよ、私のケーキがこんなだよ。」



理子 「それ、私が食べたんだよ。」

あみ 「何?このこきたねぇ〜食い方は?」



理子 「ダイエット中だから、上っちょしか食べれないんだもん。」

あみ 「何ぬかしてんの?じゃ自分のだけ食べれば良かったぢゃんよ?」




理沙 「何か、止まんなくてさ。」

あみ 「責任とって?」




理沙 「もう食べちゃったから。」

あみ 「お金で返して?」




理沙 「やだね。」

あみ 「返しなさいよブス!!」





理沙 「ブスは、お前だ!!」

あみ 「大物ブスめ!!」

理沙 「お前は、ブスのうえにバカ者だ!!」






この姉は、血も涙もないよ。

私は本気で、泣き狂いたいよ。

私の姉が、矢田亜季子だったら こんな事は絶対に言わないハズ。




















あみ   「えっ!?いいのお姉ちゃん?」



姉・矢田 「いいのよ、食べなさい。ねっ☆」






こんな事言っちゃうんですよ。

何て優しいの?

矢田亜季子よ。



これが、姉の真実の姿だよ。

そんな優しい姉・矢田の為なら私は、何でもする事だろう。

そりゃもう姉・矢田の為なら、命を落としたってかまわない。 






そんな矢田亜季子が、ホントの姉だったらいいのになぁ〜と思っている私に

ホントの姉・理子がこんな事をぬかしやがったのです。




理子 「私の机の上に、大学の友達からもらった バームクーヘンがあるから食べてもいいよ。」

あみ 「いいよ、別に。」


理沙 「あれ、丸ごとあみにあげるから。」

あみ 「いいよ、別に。」





そんな心にも無い事を言って、理子は、家を出たのです。

まぁ理子があそこまで言うのなら、貰ってやってもいいかなと 少しは思うのです。

食べてやっても、いいかなと 少しは思うのです。



理子も悪気があって、食べてしまった訳でもないのですから。




そして、理子の机の上を見ると。。。

おや?

ホントにバームクーヘンがあるじゃないのよ。 







パクッ!!!



















矢田亜季子が、お姉ちゃんだったらいいのになぁ〜なんて 少し思っちゃってごめんね。

あれ、嘘だから。

今年一番の嘘だから。

やっぱ、私のお姉ちゃんは、理子ちゃんだけだよ。




そんな風に思いながら、涙のひとつもこぼしてみたのです。

すると、理子からこんなメールが来たのです。



    






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食べたよ、残さずカスまでな。

しかも、元気ハツラツで爆発しそうだよ。





2006年03月24日(金)
急成長にどびっくり。




私達は、今更だけど考えていた。

何故、○○高校受験で、前期合格したのかって事。

一体何が良かったのかって事を考え苦しみ暴れ狂っていたのだった。





あみ  「もしかして、○○高校ってレベル高くねぇ?」

たね子 「高いよ。高校の宿題 難しくって全然解らないもん。」

美華子 「高いよ、高過ぎるよ 私も宿題全然解らないもん。」





あみ  「じゃ何で、私たち合格したの?」

たね子 「顔じゃねぇ?」

美華子 「顔じゃないよ、箱崎さんだって合格したぢゃん。」






あみ  「箱崎さんは、後期合格ぢゃんよ、前期と後期は違うよ。」

たね子 「じゃやっぱり前期は 顔なの?」






あみ  「身体かも?」

美華子 「身体のどこ?」



あみ  「そりゃもう決まってるよ、男子も女子も特別大きいところだよ。」

たね子 「私と美華子は、胸だけどあみはどこが大きいの?」





何言ってんですか?

私だって胸に決まってんじゃないですか。

何で私を仲間に入れないんですか?







私だって日々努力してんのにさ。

私の胸のアニータだって、日々成長してんのにさ。

何たって もうスグ高校生だよ?

胸だって成長するっつーの。





あみ  「私も胸だよ。」

たね子 「マジ?」





あみ  「うん、この頃大きくなっちゃって重いもんよ。」

たね子 「じゃ見せてよ。」




あみ  「見せてあげたい心だけど、ここじゃ私のアニータは見せられないよ。
      何たって、外ぢゃんよ。」

美華子 「じゃ、揉ませて?」





あみ  「いいよ。思う存分 揉むがいいよ。」

たね子 「んっ!?」

美華子 「んっ!?」





あみ  「どーしたの?」

















もしかして、私のアニータの急成長ぶりに どびっくりしてんの?

それとも、嫉妬?







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美華子  「何これ?」






















もうバレちゃったの?

何で、解るかなぁ〜。

ただのお玉を、ちゃんとタオルで大雑把に包んで工夫したのにさぁ〜。




2006年03月23日(木)
黄昏の夕焼けおじさん。




似てるんですよ。

似てるのにも程があるんですよ。




猫背で腰痛っぽい姿勢で、そこら辺をうろちょろしてるところとか、

女性を見ると、見境えなくニオイをかぎまくるしぐさが超・似てるんですよ。









あみ 「おじさん!!」





一瞬、ギョッとしたような硬直したその顔が みるみる赤く染まってく

それは確かに見慣れた たこ焼き屋のおじさんの顔だった。







あみ 「おじさん、こんにちは。」

おじ 「チェッ!見失っちまった!!」








あみ 「なになになに?何かの事件?」

おじ 「今さ、オッパイがこんなでさ 尻がこんな女来なかった?」







あみ 「来なかったけど、何で?」

おじ 「早く捕まえないと 大変な事になるんだよ。」







おじさんのこんな真剣な顔、初めてですよ。

きっとおじさんの言う通り、大変な事になるんですよ。

だって、ホント真剣な顔で、その女性を探し狂っているんですから。







あみ 「おじさん、私も探してあげる その女性の特徴は?」

おじ 「顔は、俺に激似!オッパイとケツはとにかくでっけぇ〜んだ!!」








あみ 「つー事は、おじさんの娘さん?」




あれ?

おじさんがいない。。。。





焦っちゃってるよ。

早く見つけないと、ホント大変な事になってしまうんです。

私は、とにかく巨乳・爆尻を探しました。








いましたよ。

気持ち悪いくらい いましたよ。




だけど、おじさんが探しているのは、おじさんの顔に激似と巨乳・爆尻の女性。

いないって、そんなブス。

4時15分まで探し狂ったけど、見つからなかった。







あみ 「おじさん、巨乳と爆尻の女性はいっぱいいたけど、おじさんの顔に激似って
     なかなかいないもんだね。」

おじ 「おぉーそーだな。」







あみ 「どーしよう、大変な事になっちゃうね。」 ショボッ。

おじ 「まぁ〜いいよ、そんなに急がないから。」







あみ 「急がないの?だって大変な事になっちゃうんでしょ?」

おじ 「まぁ〜いいって、そんなに心配しなくても大丈夫だから。」







あみ 「だけど、心配だなぁ。」

おじ 「いいっていいって、そんなたいした女じゃないから。」








あみ 「たいした女ぢゃんよ、おじさんの大事な 娘さんなんだからさ。」

おじ 「あれ?そんな恐ろしい事 オレ言ったっけ?」









言ったよ。

忘れたの?

ちゃっかり言ったぢゃんよ。









あみ 「どーしたの?汗かいてるけど暑いの?」

おじ 「いや〜言いにくいんだけど、言ってもいい?」



あみ 「何んでも言ってもいいよ、私おじさんの味方だから どんな事だって力になるよ。」

おじ 「いや〜おじさん超・間違えちゃったみたいでさ。」







あみ 「何を間違えちゃったの?」

おじ 「いや〜怒らない?」








あみ 「怒らないよ。」

おじ 「そー言ってもらうと おじさん超・嬉しいんだけど、
    実はさ、俺の顔に激似の女の事なんだけどさ。。。」










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マジ!?






おじ 「怒った?」

あみ 「ううん、いたって心は静かだよ。」




だって良く考えたらおじさんは、女って言っただけで 娘とは言って無かったぢゃんね。







おじさんに激似の女性は きっとこんなだよ。














探せなくて 超・良かったよ。




2006年03月22日(水)
最初のひとくち。




普通にぐ〜たらしてたら、もうお昼になってたんですよ。

信じられます?

お昼ですよお昼。

ぐ〜たらって、ホント恐ろしい。





だってこの私が、朝ご飯食べなかったんですから。

朝ご飯も食べないで 何をしてたの?物語じゃないですか。

もっと一生懸命に生きなければ いけないと反省しました。







あみ 「あれ?お母さん、出かけるの?」

母  「うん。」





あみ 「スグ帰ってくる?」

母  「帰りは、夕方になるかなぁ〜。」





あみ 「じゃ、お金ちょうだい?」

母  「何で?」






あみ 「だって、何があるか解らない世の中だよ、お金が無いと生きていけないよ。」

母  「大丈夫、死ぬ前に帰ってくるから。」





あみ 「一応、使わないけど お金ちょうだいね?」

母  「冷蔵庫にカレーライスとコロッケがあるから、死なないよ。」








カレーライスとコロッケ!?

昨夜、カレーライスとコロッケだったぢゃん。

私をなめてんの?

子供だと思って、なめしくさってんの?

暴れちゃうよ。

今年一番、暴れ狂っちゃうよ。







あみ 「やっぱり、お金ちょうだい?」

母  「何で?」





あみ 「どうせ、今夜もカレーライスなんでしょ?」

母  「今夜は、違うよ。いくらなんでも違うよ。」










マジ!?





いくらなんでも違うの?

信じてもいいの?

今日は、何の日?





だけど待てよ。

カレーライスじゃないけど、カレーうどんとかカレーそばとか

カレー何とか料理なんじゃないの?







あみ 「じゃ、今夜は何よ?」

母  「激辛・赤いスープ。」




おや?

カレーじゃないの?

そーなると、おかずは何んだろ?とか 勝手に夢が膨らんぢゃんね。








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あみ 「何これ?全くいつも通りなんだけど。」

母  「味が、違うのよ。だけど日本の子供には馴染めない味かもね。」

理子 「あみはきっと飲めないと思うよ、私は、この味好きだけど。」




何を言ってんですか!?

私は、ちょっとばかしフランスの血が混じってるんですよ、

誰も知らないけど、大昔の先祖のおばあちゃんが フランス人だったじゃないですか。

だから、まるっきしの日本人じゃないから飲めますよ。







あみ 「んっ?」






















飲めねぇへぇ〜〜!!!!

辛いと思いきや〜すっぺぇ〜し、苦いと思いきや〜しょっぺぇ〜〜し!!!!

美味しいとか美味しくないとか、そんな初歩的な問題では無い。

普通にまずい。




あみ 「まずいよ。」

理子 「やっぱりね、だけどこの味に慣れればもう明日から 大人だから。」



きっと明後日は、ばばぁになってるよの巻。




2006年03月20日(月)
和音ちゃんの好きな人。




意外と私の特技は、書道だったりするのです。

普通に、7段ですから。

まさに計画通りの7段ですから。





そんな私は、毎週のように書道教室へ通っているのです。

書道教室は、

ほとんど、佃煮にしたいくらいガキンチョの集まりなのです。




高校生なんていやしない。

大学生なんて、マジ・いやしませんよ。

ましてや、山ぴーとか仁君なんている訳ないのですよ。

ホント、つまんない。




しかし、今日女子高校生っぽい女子が来たのです。

何と、習いたいと言っているのですよ。

名前は、和音ちゃん。







嬉しいじゃないですか。

ちょっと勇気を出して、話しかけてみようかな。

お友達になっちゃうチャンス。






悩み事など相談し合えるお友達になりたい。

たまには、お茶を飲みながらお互いの学校の話なんか出来たら最高。

同じ書道が好きな者同志、きっと話も弾むハズ。






あみ 「初めまして、ヨロシク。」

和音 「はぁ。。。」




あみ 「4月から高校生?」

和音 「はぁ。。。」




あみ 「どこの高校?」

和音 「はぁ。。。」





何この人?

はぁしか言わないけど、はぁしか日本語を知らないの?

もしかしたら、外人?

それとも、はにかみやさん?

どっち?







でも、慣れれば平気?

ちょっと、人見知りしちゃってんの?

そうと解れば、簡単簡単簡単。

この私にお任せください。






あみ 「ねぇ、好きな芸能人いる?」

和音 「うん。」





聞きました?

はぁからうん。にグレードアップしましたよ。

和音ちゃんが、うん。と言ってくれましたよ。







もうちょっとじゃないですか。

この調子で、もっともっと和音ちゃんに近づいて

仲良しになっちゃいましょうよ。






あみ 「誰が好きなの?」

和音 「内弁士ごくう。」







はい?

内弁士ごくう?

誰それ?

知らないんだけど。

今年一番、知らないんだけど。





だけど、知らないと言ったら、きっと和音ちゃんはがっかりするハズ。

ここまでの私の努力が、コッパミジンぢゃんね。

そーはさせやしないぞそーはさせやしないぞそーはさせやしないぞ。





あみ 「内弁士ごくうって、カッコイイよね。」

和音 「知ってるの?」



あみ 「知ってるよ、有名だもん。」

和音 「知ってる人に会ったの初めてだよ。」






あみ 「何で?」

和音 「だって私、知らないから。」





















あみ 「知らないのに好きなの?」

和音 「かなちゃんが好きだから。」



あみ 「かなちゃんって友達?」

和音 「ううん、知らない人。」




















あみ 「どゆ事?」

和音 「かなちゃんが好きな人は、私も好きなの。」




あみ 「かなちゃんの事、好きなの?」

和音 「まぁねぇ。」



かなちゃんの事知らないのに、かなちゃんが好きってどゆ事?










解った!!

和音ちゃんは、バカ者なのかも。

そうと解れば、簡単簡単簡単。






もう、聞くのは止めた。

めんどくさいから、止めた。

超・苦手なタイプ。







きっと、和音ちゃんは、理沙以上で奈々未満のバカ者に違いない。

そー考えると、もうどうでもいい感じ。








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和音 「それでそれで?」



うざいので、話かけないでください。




2006年03月19日(日)
春休みの憂鬱。




一生懸命 空を見ながら 歩いていると、

まぁ可もなく不可もなくそれなりに時は過ぎていた。





何気に前を見ると、恐ろしいほど気合の入った センスの無い服を着た女が

歩いてるじゃないですか。






あれ、亀子じゃねぇ?あれ、亀子じゃねぇ?あれ、亀子じゃねぇ?あれ、亀子じゃねぇ?が

こだまして止まらない。

今年一番、止まらない。

あの後ろ姿は、まさしく亀子。 (キッパリ。)






亀子に気が付かれないように、そーっと隠れちゃおっと。








亀子 「あっ!あみ先輩!?みっけ!!」


もう、見つかっちゃったの?

亀子のくせに、目がいいじゃないのよ。

だけど、私が避けてる事、何で気が付かないんだろ?






まぁ〜ここはいつも通りごくさりげなく。





「亀子、久しぶりだね 元気だった? じゃ、またね。」





そして、亀子が何と答えようと関係なく。







「あっはっはっはぁ〜〜 そーなんだぁ じゃ頑張って!!」









これちょっと、良くねぇ?

うん、超・さりげない。

超・さりげないのにも程がある。







亀子 「あみ先輩!?待ってたんですよぉ〜。」

あみ 「亀子、久しぶりだね 元気だった? じゃ、またね。」






亀子 「あみ先輩、大変ですよ。そこの木の下掘ったら、一万円が出てきたんですよ。」

あみ 「あっはっはっはぁ〜〜 そーなんだぁ じゃ頑張って!!」





亀子 「あみ先輩、頭大丈夫ですか?一万円ですよ一万円。
     私、一万円を見つけたんですよ。」

あみ 「あっはっはっはぁ〜〜 そーなんだぁ じゃ頑張って!!」






亀子 「何で無視するんですか?ホントに一万円拾ったんですよ。」

あみ 「じゃ、警察に届けなさいよ。 じゃ。」





亀子 「あみ先輩じゃない、あみ先輩の姿をしてるけど私が知っているあみ先輩なんかじゃな
     い。」

あみ 「そーそー、亀子が知っているあみ先輩は、死にました。」





亀子 「何でですか?私と遊んでくださいよ、この一万円で遊んでくださいよ。」

あみ 「この一万円 亀子のでしょ?」

亀子 「何で知ってるんですか?」







やっぱり。

木の下を掘ったら、一万円が出てきたなんて 今の時代にあり得ませんよ。

絶対、あり得ませんよ。





そんな事、犬だって知ってますよ。

私だって馬鹿じゃないんですよ。

そのくらいお見通しだっつーの。




あみ 「何でそんな嘘付くの?」

亀子 「あみ先輩と、遊びたかったから。」 ショボ。





だったら、そー言えばいいぢゃん。

正直に、そー言えばいいぢゃん。

絶対に遊ばないけど。









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一万円は、どーなったの?

まさか、知らないフリ?知らないフリ?

徹底的に、いじめっから。




2006年03月18日(土)
パンクな災難。




私達は、これからの大事な計画について話し合っていたのです。




二階堂 「俺はもう箱崎には 我慢できないよ。」

大澤  「どーすんだよ?」

二階堂 「警察に助けてもらう。」










自分の部屋の窓に、箱崎さんがペッタリ張り付いていたとか。

お風呂に入ろうと思ってお風呂のドアを開けたら、箱崎さんが窓から覗いていたとか。

そんな事、よくある事ぢゃん。

何たって、証拠が無いぢゃん。






だからダメだよ、警察なんてダメだよ。。

事件が起きなきゃ 動ごいてくれないよ。




何たって相手は、箱崎さんだよ。

二階堂君は、箱崎さんの事どれだけ知ってんの?

箱崎さんは、男のアソコなんて、

見た事も触った事も舐めた事もひっぱった事もない バージンなんだよ。






箱崎さんは、何も知らない聖少女雪子なのよ。

だから、警察に行ったってダメ。

警察なんて、期待しちゃダメ。






じゃ一体どーしたらいいのか、

答えは、自分の事は自分で守ると言う事。

頭は、何故あるのだと思う?

使う為にあるんだよ。

だから、頭を使えばいいよ。






じゃ−一体どーしたらいいのか、

私にお任せください。

このキューティ・あみが二階堂君を助けてあげましょう。






あみ  「まず、二階堂君は箱崎さんにいきなりキスしちゃうのよ。」

大澤  「いきなりかよ?」



あみ  「そう、いきなり。物凄く気持ち悪いキスをするのよ。」

大澤  「どんな?」




あみ  「納豆とかオクラとかネバネバしてる物を、口の中でねばらせて
      から、いきなり予告無しでキスをして、箱崎さんの口の中に
      生暖かい納豆とかオクラを入れちゃうの。」

大澤  「そりゃ、気持ち悪いな。」



あみ  「でしょ!?こんな事する男一発で嫌いになっちゃうよ。」

二階堂 「もしもし?それ誰がやるの?」



あみ  「二階堂君に決まってんぢゃん。」

二階堂 「じゃ、俺のファーストキス箱崎に捧げちゃうって事かよ?」



大澤  「お前、初めてじゃねぇぢゃん。」

二階堂 「その計画、ぼつ。」
























少しぐらいの我慢が、何故できないんだよ。

二階堂君の目的は、一体何よ?

箱崎さんに、嫌われて最高の高校生生活を手に入れる事じゃなかったの?








あみ  「じゃさ、中村獅童計画に行くしかないよ。」

大澤  「何か、凄そうだな。」




あみ  「箱崎さんに、二階堂君はサディストだと言う事を、知らしめるのよ。」

大澤  「どーやって?」





あみ  「箱崎さんを、草むらに連れ込んで 手足を紐で木に縛って ムチで叩きまくり
      狂ったように喜ぶ演技をするの、まるで中村獅童のように。」





















二階堂 「これも、ぼつ。」






















こんな立派な計画、誰にも考えられないよ。

考えられるのは、この私だけぢゃん。

これはもう二階堂君のわがままとしか思えない。





あみ  「何処がどのように、いやなの?」

二階堂 「全て。」









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あみ  「だけど、思い切った事しないと、箱崎さん諦めてくれないよ。」

二階堂 「大澤、箱崎とキスできるか?」

大澤  「できねぇ。」




二階堂 「水城さ、世界に箱崎と水城しかいなとするな、もう二人とも死にそうに弱っちまってるん
      だ。そこで神様が、水城が箱崎にキスをすれば助けてやると言ったとするな!?
      箱崎とキスできるか?」

あみ  「自殺する。」

二階堂 「だろ?俺もだよ。」








なるほど。

するってーと、

また最初から、計画練り直しだぁ〜!!!   




2006年03月17日(金)
アヤシイ バイト。




過ぎた日々に残して来た悲しみの数を数えていると、

理沙から、こんなメールが来たのです。





理沙 「おいしいバイトがあるんだけど、しない?」




おいしいバイト?

ちょっと、アヤシくないですか?

理沙が持って来るバイトは、何かあるんですよ。

絶対、何かあるんですよ。






あみ 「どんなバイト?」

理沙 「おじぃちゃんと遊んで、一回一万も貰えちゃう夢のようなバイトだよ。」






ほらね。

アヤシイよね。




おじぃちゃんと普通に遊んで、一回一万円じゃなくて、

じじぃと何かして、一回一万円ってヤツじゃねぇ?






あみ 「理沙は、やるの?」

理沙 「もちろん、やるよ。」






あみ 「何して遊ぶの?」

理沙 「私とあみは、担当が違うから。」





あみ 「担当ってなに?」

理沙 「あみは、牛乳配達員だよ。」




あみ 「理沙は、なに?」

理沙 「私は、水道局員。」






あみ 「何それ?」

理沙 「いろいろと担当に、分かれているんだよ。」






あみ 「選べるの?」

理沙 「選べないよ。」





あみ 「誰が決めたの?」

理沙 「私のおねぇちゃん。」





理沙のおねぇちゃん?

全く信用できない人物ぢゃんよ。

アヤシイにも程があるよ。




あみ 「牛乳配達員って、おじぃちゃんに牛乳を飲ませてあげる係りなの?」

理沙 「まぁ〜、近いかなぁ。」




あみ 「それで、一回一万円くれるの?」









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あみ 「なるほど。じゃ理沙の水道局員って何?」

理沙 「読んで字の如く、秘密の花園だよ。」





あみ 「どこが、読んで字の如くなの?」

理沙 「雰囲気で理解しなよ。」





あみ 「じゃ理沙は、花園を揉まれんの?」

理沙 「私の場合は、拝ませるだけ。」





あみ 「何で?不公平ぢゃん。」

理沙 「相手は、寝たきりのじじぃだよ、刺激が強すぎるぢゃんよ。
     何たって若い花園を拝むのは、久しぶりだから、死んじゃったらマズイぢゃん。」





あみ 「理沙、ホントにやるの?」

理沙 「やるよ、どーせスグに死ぬじじぃぢゃん。見せたってどーって事ないよ。
     何たって、一回見せて二万はおいしいよ。」





あみ 「あれ?一万じゃないの?」

理沙 「花園は特別扱いだから、二万だよ。」














ふざけんな。




2006年03月16日(木)
大物の大人にご注意。




毎日通っている、お気に入りの日記サイトがあるのです。

もう7年も付き合っているのに、彼は結婚を考えていない様子。

彼女は27歳のOL。




そりゃもう当然、焦っちゃってるじゃないですか。

慌てふためいちゃってる お年頃じゃないですか。





しかも彼は、彼女に暴力をふるう男なのです。

気に入らない事があると、駄々をこねちゃう性質。

そんな彼女に最近、新しい恋が訪れたのです。

会社の上司の小林さん。

口癖は、「荒川静香と片桐はいりって似てない?」





       この人が荒川静香。




  この人が片桐はいり。







そんな会社の上司の小林さんに、デートを申し込まれたのです。

小林さんは、優しくて大人の男性。

何たって、気に入らない事があっても、駄々をこねないって言うんですから。

本格的な大人の男性なんです。







しかも驚いた事に、ご飯をおごってくれるのです。

初めてのデーは 山に登ったそうです。








会社の上司の小林さんは、山のてっぺんで星を見ながら宇宙の話をしてくれたのです。

大人は大人でも大物の大人じゃないですか。

だって、普通しませんよ。

初めてのデートに山登りだなんて、普通しませんよ。

(私だったら、絶対にお断り。)







彼女は、星を見ながら何て私は、ちっぽけな女なんだろうと思って、

思いっきり鼻水を垂らして泣いちゃったと、書いてありました。






そして、この大人の上司は、思いっきり鼻水を垂らしながら泣いている彼女の涙に

キスをしたって言うから、驚きましたよ。

だって、普通しませんよ。

鼻水にキスはあっても涙にキスするなんて、普通しませんよ。(すかすなよって事の意。)

これぞ、大人の中の大人。

大人は大人でも、大物過ぎる大人の男性じゃないですか。











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ちっこい字でだらだらといっぱい書いてあるのですよ。

気持ち悪くなるくらい 書いてあるのですよ。

だから、読みたくないですよ。







背景が白で、文字色が薄い黄色。

超・読みにくい。







だから、飛ばし飛ばしポイントだけ かいつまんで、読んだのです。

上司の小林さんは、なんと彼女の後輩の彼氏だったのです。



ショックですよ。

あの日の事は全部遊びだったのかって話じゃないですか。

おかずがいつもお新香じゃ我慢できなかったかって話じゃないですか。

彼女の涙と鼻水を返してもらいたい心で いっぱいだよ。





当然、怒り暴れ狂い咲き乱れるじゃないですか。

やっと、大人の恋ができると思っていた矢先だもの。

腹立ちまくりで、想像妊娠しそうだよ。




マジ・むかつく。

おい、上司の小林!!

27歳をバカにしくさってんと、酷い目に合わせっから!

27歳の彼女が酷い目に合わせるって言ってたから。







彼女は、大人の復讐をすると誓ったのです。







彼女の考えた復讐は、

彼を殺して自分も死に、罪を後輩に擦り付けると言う事に決まってますよ。

何たって27歳の大人ですから。

そんじょそこらの復讐とは、格が違いますよ。





彼女の昨日の日記の、最後らへんのちょっと手前を読んでみると、彼女は昨日、

上司の小林さんのお茶の中に、雑巾の絞り汁を入れてやったと書いてあった。

やっぱ、格が違う。






そして、長い文の終わりに、こんな事が書いてあったのです。



『今日からランキングに参加したので、気に入ってくれたら ここをポチッとしてね☆』



やっぱ、格が違う。



彼女は、死ぬ気など これっぽっちも無い模様。




2006年03月15日(水)
18歳未満お断り宣言。




窓の向こうは、朝から凄くいいお天気だった。

大澤君と約束していた私は、もしかしたら何かあるかもしれないので

スペシャルエロチックなおパンツを選んでいたのです。





すると、奈々からこんなメールが来たのです。




奈々 「あみ、暇だったら今スグ、ウチに来て。」






暇じゃないよ。

暇っこないぢゃんよ。

今年一番、暇じゃないよ。



だって、これから大澤君とデートだもんよ。

今日こそ、何かあるかもだもんよ。

何たって、地球に一番脱がされやすい下着はどれか、

迷い狂っている最中だもん。






あみ 「今から大澤君とデートだけど。」

奈々 「キャンセルしてよ。」








あんで?

何えばってんの?

奈々は、私より上か?

えっ!? 上なのか?




話の内容によっちゃ、許さないよ。

大澤君とのデートを断ってまで行く大きな意味があるのだって事を

200字以内で説明しろっつーの。





あみ 「どーして?」

奈々 「今、死のうと思って一応手首を切ってみたんだけど、
     まだ死んでないみたいだからさ。」











どっぱ〜ん!!













あみ 「何してくれてんの?」

奈々 「あれ?来たの?大澤君は?デート止めたの?」




あみ 「だって奈々、自殺しようとしてんでしょ?」

奈々 「うん。だけどうまくいかなくってさ。」




あみ 「何で死にたいの?」

奈々 「卒業式の翌日、大門君に振られちゃってさ。
     人生について考えてたら、死にたくなった。」




あみ 「それで、私に何の用なの?」

奈々 「死ぬの手伝って?」








やだよ。

やに決まってんぢゃんよ。

私を犯罪者にするつもりなの?

絶対にお断り。








あみ 「どんなアイテムで死ぬ?」

奈々 「カミソリはダメだったよ。」




あみ 「何で?」

奈々 「ほれ!これしか切れなかったもん。」





何それ!?

何処、切ったか解んないぢゃんよ。

何たって、血がでてないぢゃん。





あみ 「もしかして、痛いのダメなんじゃないの?

奈々 「うん、一応。」




あみ 「じゃ、ガスは?」

奈々 「ガスだと、死顔が不細工じゃねぇ?」




あみ 「なに?ブスの分際でキレイに死にたいの?」

奈々 「うん、一応。」






あみ 「じゃさ、海で死んだら?」

奈々 「今から海へ行くの?だり〜よ、それにまだ水が冷たいんじゃないの?」





あみ 「冷たいから、キレイに死ねるんじゃないの?」

奈々 「よく考えたら、私泳げないしさ無理だよ。」





バカバカバカ泳げないから、死ねるんぢゃんよ。泳げたら死なねっつーの。



あみ 「ねぇ、お腹すいちゃったよ。」

奈々 「あれ?あみも?私もだよ。」




あみ 「じゃ、食べてから死ぬ?」

奈々 「うん、そーする。}




って事で、コンビニへお買い物へ行ったのです。

すると、卒業式の翌日に奈々を振った大門君がエロ雑誌を

立ち読みしてるじゃないですか。





すっげぇ〜大人のエッチな雑誌を立ち読みしてるじゃないですか。

もちろん大門君は、私たちに気付いていない様子。

目の色が違うんですよ。




人間、一生懸命になると目の色が違ってくるんですよ。

何たって、黄色ですから。

黄疸化しちゃってましたから。





面白かったので、大門君をずっと観察していると、

大門君は、やってはいけない事をしはじめたのです。

しはじめたにも程があったのです。








なんか、いじっちゃてんも〜ん。

いじくりまくっちゃってんも〜ん。






更に、観察を続けていると衝撃の事実が。。。。


大門君は、そのエロ雑誌を買わないで、隣の少年ジャンプを買ったのです
     



そして、足早にその場所から、立ち去りやがった。







あみ 「ねぇ、ホントにあの男に振られたの?」

奈々 「そのようで。」




あみ 「ホントに食べたら死ぬの?それとも止める?」

奈々 「止める。」








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そっちの理由かぁ。




2006年03月14日(火)
第二ボタンのニオイ。




静かな午後の庭には、優しい幸せが満ちていた。

そう、10分前までは。。。。




空の色は、しだいに濃くなっていくのと同じ速さで

少しずつ 私の心も冷えていく。

少しずつ少しずつ。。。。

夜の闇が しのび寄るように。





それは突然の事でした。、豆子から電話が来たのです。




豆子 「大変だよ、箱崎さんが二階堂君の第二ボタンを探してるよ。」

あみ 「何で?」





豆子 「卒業式の日、二階堂君に第二ボタンちょうだいって言ったら、
     もう、他の人にあげっちゃったんだってよ。」

あみ 「それがどーしたの?」

豆子 「箱崎さん、貰った人が誰なのか探してるんだってよ。」








マジ!?





箱崎さんが、第二ボタンなんか貰ってどーすんの?

食えないよ?

何の意味があるのかって話じゃないですか。

全く、理解できないよ。







そこで私は、卒業式の日の事を無理やり思いだしてみたのです。

確かあの日は、雨が降っていて、大澤君が私に第二ボタンをくれたのです。



幸せをかみ締めていると、二階堂君が来て、やはり第二ボタンを私にくれたのです。





そして私は、おもむろにそのボタンをカバンの中に、放り込んだ。

そこで私は、気付いたのです。

気付いたのにも程があったのです。








あっ!!






どっちが大澤君のだっけ?









と。。。。。




私は、大澤君のだけあればいいのにですよ。

何で、二階堂君のも貰っちゃったのかって話なのですよ。

やるって言われれば、貰っちゃうじゃないですか。

自然と、貰っちゃうじゃないですか。

だから、私は悪くない。





お陰で、混ざっちゃったもん。

どっちがどっちだか解らないもん。




豆子 「二階堂君の第二ボタン、誰が貰ったか知ってる?」

あみ 「知らないよ。」




もうこう言うしかないじゃないのよ。

嘘は、墓場まで持っていく所存でございます。






豆子 「箱崎さん、相当血眼になってさがしてるよ。
     見つけたら、絶対に横取りするってよ。」









マジ!?




箱崎さんは、きっと私の家に 来るに違いない。

今年一番、来るに違いない。







そして箱崎さんはホントに 来たのです。




箱崎 「あみ、二階堂君の第二ボタン持ってる?」 はぁはぁ。

あみ 「持ってないよ、大澤君のは持ってるけど。」




箱崎 「じゃ、見せて?」

あみ 「何で?大澤君のだよ。」

箱崎 「私は、二階堂君の第二ボタンをずっと前から狙ってたから
     見ればスグ解るの、だから見せて!?」




破滅的に、ヤバイ。

どっちだか、ホント解らない。

もし、二階堂君のを見せてしまった場合、

私は、この先ちゃんと人間の姿で 生きていけるだろうか。

ここは、人生のわかれ道。





私はイチかバチか、どちらにしようかな?神様の言う通り?ヘとプとプププで、

人生を決めました。

そして、決めた方を箱崎さんに、見せたのです。








箱崎 「う〜ん、微妙にキズが似てるけど、これは大澤君のだね。」

あみ 「何処が違うの?」





箱崎 「ニオイが違うんだよ。」

あみ 「どのように違うの?」







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それは、変態の香りじゃねぇ?




2006年03月13日(月)
不安の予感。





寒いと思ってたら、雪なんて降ってやがる。

あぁ〜どびっくり。






そんな事は、問題ないんです。

全く私にとって問題ないんです。







問題なのは4月からたね子と美華子と、同じ高校に通う事になった私の

心の不安なのですよ。





だって、2人ともこうるさいのですよ。

あーだーこうだーと、超・うるさい。





今日もたね子から、こんなメールが来たのです。






たね子 「もう大澤君とやった?」





何の事?って話じゃないですか。

何処に主語があるのかって話じゃないですか。

寝ぼけんなって話。







あみ 「まだ、やってないよ。」

たね子 「マジ? 早くやれ!今やれ!すぐやれ!たちどころにやれ!」




あんだよ。

私だって、毎日うなされる程 思ってるよ。

夢にまで見る程だよ。

あきれる程みたよ。






そりゃ、練習もしたよ、

マニュアル本で研究もしたよ、

3日連続徹夜で勉強したよ。

だから、学会で発表だってできるよ。






だけど、気持ち悪くなっちゃって しょうがないんだよ。

全て、モデルのグレッグが悪いんだよ。

だって、並みの大きさじゃないんだもんよ。アレが。

野菜で例えると、山芋。

果物で例えると、腐ったぶどう。






大澤君のアレがグレッグみたいだったら、私きっと壊れちゃう。

今年一番、壊れちゃうもん。

だから、もういいよって気持ちなの。









あみ 「まだ、いいぢゃん。」

たね子 「早くしないと、高校生になっちゃうよ。
      高校生になって、やってないヤツは仲間はずれにされるよ。
      解ってんの?」






マジですの?

やってないと、仲間はずれにされますの?






あみ 「クラスに1人や2人はいるでしょ?」

たね子 「いるよ、ブスとデブ。」





やっぱり!?

だけど、嘘ついたってバレなきゃよくない?

私、絶対にバレない自信あるんですよ。






専門用語だって、徹夜で勉強したし。

検定試験だって見事合格できる自信だってあるのですよ。(ペーパーテストのみだけど。)

だから、知ったかぶりには すこぶる自信があるのです。







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イヤン。計画バレたかもぢゃん。





2006年03月12日(日)
神様がいない月。




春休みに入って間もない のどかな3月の夕暮れ時。

美華子が、こんな事を言うじゃないですか。




美華子 「それにしても、箱崎さんて凄いよね。」

あみ  「何が凄いの?」

美華子 「前期で○○高校不合格だったのに、二階堂君目当てで、
      後期も○○高校受験して、合格したんだよ。」







マジ!?






それは、何と言う努力!?

そして、何と言う立派な人生物語!?





当然私としては、怒り狂い踊りまくりたいじゃないですか。 そこら辺で。

そして、一日中でも泣き狂い のたうちまいたいじゃないですか。 畳の上で。







だって、二階堂君と同じ高校と言う事は、

私と大澤君と美華子とも、同じ高校って事ですよ。





マジ・うざい。






あみ  「箱崎さんと同じ高校なんて、あり得ないよ。
      あり得ちゃいけない事じゃないの?

      だって箱崎さんは、草を食べる女だよ。」


美華子 「マジ?」





あみ  「殺したって、スグに生き返っちゃう噂だよ。」

美華子 「箱崎さんって、何者?」







あみ  「犬と話ができるんだってよ。」

美華子 「マジ?見えない力でもあるの?」





あみ  「噂では、鼻が違うんだってよ。内緒だけど。」

美華子 「鼻が、どーなっちゃってんの?」








いきなり、どーなっちゃてんのって、聞かれても、困っちゃうんですよ。

何故かと言うと、知らないんですから。

全くどーなっちゃってんのか、私は全然 知らないんですよ。噂ですから。





箱崎さんが、何で犬と話ができるのかも知らなければ、

どんな鼻をしてるのかだって、牛鼻って事しか知らないんですから。







あみ  「動物の鼻に似てるって、噂だよ。」

美華子 「その噂って、どっから来てんの?
      てか、箱崎さんの友達って誰なの?」




そりゃ友達は、犬だよ。

犬しかいないぢゃんよ。

たまに、ヤギと話してる噂も聞くけど。






だけど、こう美華子に責められると、私も困るんですよ。

実は、箱崎さんの事 何も知らないんですよ。

普段、何を食べてるのかも知らないし、

何処へ帰っているのかも、知らないのですよ。






って事で、豆子にメールで聞いてみたのです。




あみ 「箱崎さんって、何者?」

豆子 「地獄から這い上がって来た、処女悪魔。」





次に、虎子にもメールで聞いてみた。








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やっぱり 豆子と虎子は凄いよ。

何でも、お見通しだもん。

大物のろくでなし達に聞いて大正解。

だって、本気で泣きたくなったもん。





2006年03月11日(土)
ご機嫌な彼女。




電車のドアの横っちょの場所が、お気に入りみたい。

その場所じゃなくちゃダメみたい。

必死に走って来る ちょっとコデブで がに股な彼女は、

まるで、ドランクドラゴンの 塚地みたいな女性だった。




彼女 「エヘヘ、この場所取ったぞ!!」 (大いばり。)

彼氏 「おいおい。」




彼氏は、どっかで見た事あるんですよ。

だけど、思いだせない。

あともう少しなんだけど、思いだせないのです。






そんな時、ちょっとだけ電車がガクンっと揺れたのです。






彼女 「おっとっとっとぉ〜〜!! チュッ。」



この塚子、彼氏にキスしてやんの。





信じられます?

普通します?

キスですよキス?

子供だって乗ってるのに、何してくれてんのって話。





彼氏 「君、ニラ食べたのか?」

彼女 「うん、お昼頃食べたよ。」




彼氏 「ブタレバーも食べたな。」

彼女 「うん、食べたぁ〜〜!!」





こんな所に、喰いタンがいましたよ。

まさか、こんな所で喰いタンに逢えるとは、思ってもみませんでした。




しかし、どー見ても少年隊じゃないし。

もちろん、東山紀之じゃない。





って事で、無理やり思いだしました。

今年一番、無理やり思いだす事ができました。







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名前も思いだした。

ただの吉田。





2006年03月10日(金)
卒業。




頭の上は、暗い灰色の空。

朝から、寒い雨が降っている。

今日は、卒業式。





どいつもこいつも、泣いているんですよ。

鼻を真っ赤っかにして、泣きじゃくっているんですよ。

見事なまでに、泣きじゃくってる人だらけ。





驚いた事に、あの亀子や虫子までが 泣きじゃくってるじゃないですか。

これじゃ私も、泣かなくっちゃいけない?

笑っていたら、怒る?






だけど、あんな顔を見せつけられたら、泣けないよ。

私も泣いたら、あんな顔になるのかと思ったら、

どーしても泣く勇気がないのですよ。

だって、お母さん達が 見境なく、写真を撮りまくってるんだもん。









写真って、一生残るものじゃないですか。

あんな顔を、撮られたらすぐに破り捨てたくなるじゃないですか。






だから私は、考えました。

考え狂い乱れました。

そして、解ったのです。

これしかないのです。






ちょい泣き。






ちょびっと泣くフリをしたかと思いきや、ちょい微笑がえしをするのです。

この繰り返しで OKですよ。

どっから、かかってこられたって これでもう安心。





奈々 「あみ、箱崎さん 見てみなよ。」

あみ 「どーしたの?」

理沙 「常々、ブスだと思ってたけど、
     今日の箱崎さんは、一段とブスに 拍車がかかってんだよ。」











どっぱ〜〜ん!!!







ブスどころの 騒ぎじゃないじゃないのよ。

ブスの領域を、はるかに超えちゃってるよ。






ブスの中のブス。

ブス以上普通未満。

そりゃもう大物ブス。





箱崎 「あみ、私達ずっと友達でいようね!?」 ウェーン。






えぇ!?






やだよ。

もう二度と会いたくないよ。

もし何処かで、私を見かけても、どーぞお声なんてかけないでくださいね。

お約束よ?お約束よ?





箱崎 「ねぇ、メルアド教えて?」








えぇ!?






やだよ。

絶対にやだよ。


まるでこれから、箱崎さんと私が友達になるみたいぢゃんよ。






箱崎 「ねぇちょっと、なに黙ってんのよ。」






緊張して、何故か上手く話せないんだよ。

だけど私、今年一番の勇気を出して言いますわ。

今日で最後ですもの、私言いますわ。





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やっと言えた。





2006年03月09日(木)
獣顔に乾杯。




窓の外では、サッカー部員たちのかけ声が聞こえていた。




虎子 「あみ、二階堂君の好きな女子って誰だか知ってる?」

あみ 「知らないよ。」






虎子 「なんか、あみのような気がしてしょうがないんだけど。」

あみ 「そんな訳ないぢゃん。私は大澤君が好きなんだからさ。」







虎子 「だけど、いつも3人でいない?」

あみ 「しょうがないよ 二階堂君は、大澤君の親友なんだから。」









虎子 「だけど、二階堂君が彼女いないなんて、どう考えてもおかしくない?」

あみ 「う〜ん。」








虎子 「ねぇ、二階堂君に聞いてみてよ。」

豆子 「聞いてみてよ。」







虎子 「聞いてみてよ。」

豆子 「聞いてみてよ。」







もう私が聞くしか、道はないじゃないのよ。

ふたりとも、あり得ないくらい必死なんだもん。

何とか、聞くフリだけでもしっかりとしてあげないといけないのです。






あみ 「二階堂君、あーだーこーだーそんでもってほんだらったぁ?
     大きな声で言って!!」




二階堂 「そりゃ虎子だな。










虎子 「なになになに?虎子って聞こえたんだけど、私がどーしたの?」

あみ 「クラスで一番可愛い女子は、誰か聞いたんだよ。」






豆子 「マジ? じゃ二階堂君は、私より虎子の方が可愛いって思ってるって事?」

虎子 「そっかなそっかなそっかぁマジそっかぁ。
     やっぱりそう思っちゃってたかぁそっかそっかそーだったのかぁ。」 ポアン。










マジ・このクラスの女子には 気を使うよ。






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二階堂君に虎子って言わせるのに、超・頭つかっちゃったよ。 グウ〜。





2006年03月08日(水)
ブスの方程式。




窓の外は、青い空。

3月にしては少し暖かい日。





奈々 「ねぇ、私ってブスだと思う?」

あみ 「誰にブスって言われたの?」 ギラッ。




奈々 「誰にも言われてないけど、昨日 久々に鏡を見たら、自分はブスなんじゃ
     ないかって思ったの。」







あらま。








大物過ぎるちょっと手前のブスだけど。

そんなに気にする事ないよ。





だけど、言えないよ。

いくらなんでも、ホントの事なんて言えないよ。

奈々だって、友達にブスなんて言われたくないだろうし。




だから私は、考えました。

ブスだけど、そんなに気にする程のブスじゃないと言う事を

遠まわしに伝えたい。








あみ 「そんなブスでもないよ、箱崎さんよりだいぶキレイだしさ、
     丸山さんと比べたら奈々の勝ちだしさ。ブスって言うより
     だいぶ、ブスに近い かなり遠くちょっと手前過ぎない美人って言うの?」

奈々 「だけど二人とも妖怪顔ぢゃんよ。」






あみ 「そーだっけ?ところで、何でブスだって思ったの?」

奈々 「お父さんに、似てるなぁって思って。」






あみ 「あれ?だって奈々のお父さんはイギリス人っぽいって
     言ってなかったっけ?じゃ、どこが似てるの?
     匂いとか?それとも毛の生え方とか?」






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え〜と更にえ〜と、それ癖じゃねぇ?








まぁ〜〜。。。。

話している相手が 奈々だと言う事を すっかり忘れてましたよ。

やっぱり奈々は、奈々だったんだって事を 再確認したよ。




2006年03月07日(火)
乙女のおへそとアソコ。




ほんのり赤い顔で鼻をズルズルさせながら、

虎子がいきなりこんな事を言うのです。



虎子 「ねぇ、おへそのお手入れってどーやんの?」

あみ 「虎子のおへそ、汚いの?」





虎子 「うん、超・汚いよ。

あみ 「どのくらい汚いの?」

虎子 「見る勇気ある?」






見たかぁないよ。

超・汚いと聞かされて見たいと言う人がはたして何人いるのかって話。

私は、絶対に見ないから。







あみ 「じゃ、ちょっとだけ見せて。」

虎子 「後悔すんなよ!! ほれ、隅々まで見るがいいよ。」












うっひょっひょ〜〜!!








超・こきたねぇ〜〜〜!!!










おへそが、カビはえてるような腐ってるようなカビはえてるような腐ってるような

虎子のお腹もぶよぶよで、気持ち悪いような変な気持ち。







あみ 「ここまで、汚くするには どーしたらいいの?」

虎子 「さぁ?」





あみ 「キレイにするには、時間がかかるよ。」

虎子 「どのくらい?」




あみ 「多分、1年はかかるかも。」

虎子 「1年なんて待てないよ。」






あみ 「何で?」

虎子 「だって、高校生になったら 彼氏ができるぢゃん。」






あみ 「できないかもよ。」

虎子 「できるよ、おねぇちゃんが高校生になったら虎子にも
     彼氏ができるって言ってたもんよ。
     だから、高校生になったらできんだよ。」






あみ 「じゃ、そのおへそ どーにかしないとヤバイぢゃん。」

虎子 「そーなのよ。」






あみ 「彼に、おへそ見せなきゃいいぢゃん。」

虎子 「彼、見たがらない?」






あみ 「おへそじゃない所を、見たがるんじゃないの?」

虎子 「どこ?」






あみ 「アソコとか。」

虎子 「アソコなら自信あるよ、真っ白だし。」







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アソコは、どのように真っ白ですの?

アソコから、粉吹いちゃってんの?

それともアソコから、真っ白い液体が 噴出しちゃってんの?



危ないよ。

今年一番、危ないよ。



すぐ、病院へ行きな。

慌てて、病院へ行きな。

国立病院の乳輪科へとっとと行くがいいよ。





2006年03月06日(月)
禁じられた愛の果実。




みんな平等に、朝が来た。

いつもと同じ時間に 家を出ると、

門のそばで、亀子がレミオロメンの 粉雪を歌っていた。




あみ 「そんな所で、何やってんの?」

亀子 「あみ先輩を待ってました。」





あみ 「何で?」

亀子 「あみ先輩、もう卒業しちゃうじゃないですか。」





あみ 「うん。しちゃうけど、それがどーしたの?」

亀子 「もう会えなくなるじゃないですか。」







亀子と別れる事、それが私の幸せ。

自然と笑みがこぼれてしまうよ。

超・嬉しくて、大笑いしてしまうよ。

そして、朝っぱらから 笑いが止まらないワタピ。








あみ 「もう少しで卒業だもんね。」 エヘヘ。

亀子 「あみ先輩、そんな悲しい事 笑いながら言わないで下さいよ。」






あみ 「ところで亀子、何の用だっけ?」

亀子 「私、あみ先輩の事 ずっと前から好きなんです。
     それで、あみ先輩の事を想いながら
     マフラーを編んだんですけど、受け取ってくれますか?










えぇ!!!!!!








そのマフラー受け取ったら私、亀子に何されちゃうの?

まさか、あんな事するんじゃないでしょうねぇ〜?






あんな風になるのやだから。

絶対に、やだから。

そんな話し、絶対にお断りだから。






こうなったら、全力で逃げたいよ。

だけど、どーやって逃げていいのか解らない。

だって、頭の中が パニック状態になっちゃってんだもん。






あみ 「ごめん私、マフラーしないから。」

亀子 「手袋の方が良かったですか?」





あみ 「もう暖かいから、どっちもしないから。」

亀子 「そうですね、じゃ現金にしますか?」









私を買う気!!???







だけど、いくら?

私は、いくら?

超・気になるんですけど。

    




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寝ぼけんな。

それっちんべーじゃ、あそこまでだから。

ちょびっとデートコースの 先っちょでおしまいだから。





2006年03月05日(日)
ビロードの涙。




友達7人で、カラオケに行ったのです。

みんな歌いまくったのです。

歌いまくったのにも程があったのです。




だって、振り付けまでちゃんと完璧にやりましたから。

明日デビューする事になったって、絶対に困らないくらい完璧でしたから。





そんな帰りの電車の中で、虎子だけが元気が無かったのです。

何か、思い悩みうちひしがられている様子。





虎子 「あっ!われ、ここで降りるから みんな先に帰って!」





われ?

今、われって言った?

しかも、降りる駅じゃないのに、何で降りちゃうの?





あみとその他6人の仲間たち 「虎子!!???」





家に帰った私は、虎子にメールしたのです。




あみ 「虎子、どーして○○駅で降りたの?」

虎子 「ごめん、カラオケで上手く歌えなくて。」




あみ 「上手かったよ。」

虎子 「ダメだよ、私なんか。踊りも上手くなかったし、全然 倖田來未じゃなかったぢゃん。
    そんなに、誉めないでよ。」





あみ 「ダメじゃないよ。ダメじゃないけど、ダメでもいいぢゃん。
    遊びなんだからさ、それに楽しかったぢゃん。」 

虎子 「私、さっきくやしくって駅で泣いちゃった。」










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どっぱ〜〜ん!!!!









正直に言うと、虎子の歌は超・下手くそだったよ。

踊りも、倖田來未じゃなかったよ。

だから絶対、倖田來未は無理。

無理は倖田來未。





顔も無理。

身体も当然無理。

おそらく全部無理。

だから多分、AV女優も無理。(AV女優になりたいって言ってないけど。)



それにしても虎子は、何が悔しくて泣いたんだっけ?




2006年03月04日(土)
いじめられてるの?




3月に入ったばかりの土曜日の午後。

私は、無我夢中で駅に向かっていた。

すると、部活の後輩つぶちゃんから こんなメールが来たのです。






つぶ 「あみ先輩、私いじめられています。 うぇ〜ん。」






何があったの?

誰に、いじめられてるの?





つぶちゃんをいじめるなんて、許せませんよ。

一体どこのどいつだって話。







あみ 「誰にいじめられてるの?」

つぶ 「それはいえません。」



あみ 「何で?」

つぶ 「あみ先輩の知ってる人だから、言ったら仕返しされるので言えません。」




私の知ってる人!?

じゃ、あの人?

それとも、あの人?

あれ?アイツなの?

マジ?アイツなの?







あみ 「全く誰だか解らないよ、誰にも言わないから 言ってみ!?」

つぶ 「ホントに誰にも言いませんか?」



あみ 「言わないよ。」

つぶ 「内緒だよって言って、言いませんか?」




あみ 「言わないよ。」

つぶ 「信じていいですか?」












くどい!!








くどいよ。

くど過ぎるよ。

もったいぶらないで、早く言えっつーの。







あみ 「つぶちゃん、早く言って?」

つぶ 「亀子先輩です。」







やっぱり。

そーだと思ってたんですよ。」

亀子なら、やりそーじゃないですか。






きっと亀子の事だから、いやがるつぶちゃんを裸にして

マジックでオッパイに、パンダの絵を描いたり、

お腹に、ドラえもんの絵を描いて、腹芸を要求したり、

おしりにお稲荷さんを挟んで、写真を撮ったりしたのに、決まってますよ。

亀子は、そー言う女なんですよ。






ホント、許せませんよ。

あの顔で、つぶちゃんをいじめるなんて、最低ですよ。

女子中学生に、あるまじき行為じゃないですか。







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はい!?








それは、なんですかぁ〜?

それをいじめと定めるのであれば、オッパイにパンダの絵とか、

お腹に、ドラえもんの絵は一体 何と言うのですかぁ〜?






それは、いじめではありませんよ。

絶対に、いじめじゃないですよ。

いじめじゃないのにも程があるじゃないですか。





亀子はつぶちゃんに、30円を返す気など さらさらないよ。

てか、借りている事すら知らないよ。

そんな事、担任の牛島先生だって 知ってるよ。

むしろ、神様が 知ってる事だよ。





だから、30円は 亀子にあげちゃいな。

そして今度は亀子に50円借りて、一生返さなければいいよ。

私はいつもこうしてるから。

要するにどう言う事かと言うと、

亀子にお金を貸すという事は、特をすると言う事だね。





2006年03月03日(金)
ナイショの告白。




朝の教室で、私はどーしようもなく疲れていた。

歩くのもめんどくさいので、窓の外をボンヤリと見ていると、

私の横で、日頃目立たない男子グループがこんな会話をしていたのです。








A君 「早く言った方がいいよ。」

B君 「う〜ん。言いたいけど、やっぱりやだよ俺。」

C君 「何でだよ?言えよ。」








A君 「今、言わなかったら絶対に後悔するよ。」

C君 「そーだよ、後悔するよ。」

B君 「そーだけど。。。」  ショボ。









なになになに?

これは、愛の告白大作戦ってヤツですか?









そりゃ今、言わなかったらダメですよ。

何たって、もう少しで卒業じゃないですか。

もう私たちには、時間が無いじゃないですか。










今、言わなければきっと後悔するハズ。

一度きりの人生じゃないですか。

後悔だけは、しちゃいけませんよ。









B君を見ると、明らかに視線は箱崎さんなのですよ。

箱崎さんしか見ていないもの。

絶対にターゲットは、箱崎さん。











箱崎さんも、明らかに自分だと解っている様子。

ちょっと、上目づかいでB君を見つめちゃってますから。

ガタガタ震える足を、無理やり動かしてB君は箱崎さんに、

熱い想いを、ぶつけたのです。







B君 「おい箱崎!昨日の鼻血は箱崎のケツを見たからじゃないからな。」

箱崎 「何よいきなりエッチ! ばぁか!!!」














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箱崎 「何言ってんの?ばぁか!!わざわざ言いに来ないでよばぁかばぁか!!!!」

B君 「だけど、今言わないと箱崎に勘違いされたままだから、
     一生後悔すると思ったから。」 モジモジ。









解るなぁ、その気持ち。

手に取るように、解るよ。

今年一番、解るもん。








だけど、奈々のおパンツの食い込みで 鼻血を出すようじゃ

B君もまだ少年じゃないさぁ。

これじゃ、高校生になれないよ。

もっと、鍛えなくっちゃダメだよ。











なんなら、奈々のおじぃちゃんに エロビデオを借りてあげようか?

奈々のおじぃちゃんは、凄いよ。

寝たきりの老人のくせに、あそこは眠る事を知らない超人だよ。

朝・昼・晩と何か出してるんだってよ。

鼻血じゃないよ。









おじぃちゃんいわく、男は、死ぬまで男、死んだら神様。

生まれ変わったら、AV男優だって、夢は広がるばかりだよね。




2006年03月02日(木)
少しだけスキャンダル。




けだるい朝の空気の中で、

私は、のろのろと体操着に着替えていた。





ふと箱崎さんを見ると、おパンツ1枚で お尻を突き出している。

これみよがしに、お尻を突き出している。

おパンツから、ムッチリと肉が はみ出ているにも程があるじゃないですか。

マジ・キモイよ。





大胆過ぎて、全くエロさが感じられないよ。

こりはきっと、お尻がデカ過ぎるのが原因だと思う。

だって、気持ちが悪いもん。

ここまで、他人に不快感を与えてしまう箱崎さんのお尻って

ホントに15歳の お尻なのかって話。






箱崎 「あみ、私さ胃下垂だから 何食べても、全然太らないんだよ。」






マジ!?

じゃ、そのお尻は 別尻?







あみ 「箱崎さん、体重何kg?」

箱崎 「ちょうど、56kgだよ。」







ちょうど、56kg!?

56kgって、太ってない?

56kgって、ちょうどって普通言わなくない?








箱崎さんは、何かの病気なの?

胃下垂は、太らないハズだもの。

お尻だけ、あんなに腫れてるのは、

きっと何かの病気。






箱崎 「ねぇ、二階堂君が今朝ずっと私の事 見てたんだけど、何でかなぁ?」

あみ 「二階堂君に、聞いてみたら?」

箱崎 「じゃ、あみ聞いてきて?」






何で?

何で私が聞くの?

箱崎さんが、直接聞けばいいぢゃん。







あみ 「二階堂君、今朝箱崎さんの事ずっと見てたんだってね?何で?」

二階堂 「見てないけど。」




あみ 「箱崎さんは、二階堂君がずっと見てた事 気にしてたよ。」

二階堂 「俺、箱崎なんか見てねぇもん。」




あみ 「照れなくてもいいよ。
     箱崎さんを好きな事 そんなに恥ずかしい事じゃないよ。」
     










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あっ!?







あぁぁぁぁっっ!!!!!







ぎゃぁぁぁ〜〜!!!箱崎さん箱崎さん箱崎さん!お尻がぶるぶる震えてるぅ〜〜!!!

どーしたの?そのお尻!!??

さっきより、一段と大きくなっちゃったのは何で?




2006年03月01日(水)
ダンスはうまく踊れない。




お別れ会の『シンデレラ』のキャストが決まりました。






まず、シンデレラ役を決めたのです。

豆子が立候補したんだけど、ジャンケンで負けてしまって

シンデレラ役は、あの箱崎さんに決まったのです。






シンデレラになれなかった豆子は、当然スタッフじゃないですか。

誰もがそう思うじゃないですか。


事の流れからして、なりたい役がダメだった場合スタッフですよ。

そう言う風に世界は、動いてるじゃないですか。







それなのに、次々といろんな役に立候補しやがるんですよこの女は。

ついに、ネズミ役を決める段階になった時、当然この女は立候補してきやがりました。






当然、ジャンケンじゃないですか。

だけど、ネズミ役は全部で5人。

立候補してきた人は、6人。

するってーと、1人落ちるじゃないですか。





こうなったら、オーディションですよ。

演技力で勝負ですよ。




だけど、現実は厳しいよ。

オーディションなんて、ありゃしない。





ネズミ役は、ちっこい人って事で、ノーオーディションで

チビ5人が決まっちゃったよ。




豆子が、なりやがった。

あんなチビに、この私が負けちゃったよ。

マジ・悔しいよ。






しかし、ネズミ役に決まった瞬間、この女はこうぬかしやがったのですよ。



豆子 「マジ・後悔したよ、ネズミなんてやだなぁ。」




マジ・むかつくじゃないですか。

だって、私が愛したネズミ役をマジ・後悔してやだなぁとは、何事よあんた?

コロスよあんた?じゃないですか。



マジ・何考えてるんだこのチビ。













そして、私は、美しい外人ダンサーその3に決まったのです。

そんな役あったの 全然知りませんでした。

ネズミに夢中で、全然知りませんでした。

てか、知ろうとしませんでした。






知ってたら、誰が好んでネズミ役なんて、やるもんかですよ。

マジ・やなこったですよ。

ホント・良かったネズミ役が落ちて。







美しい外人ダンサーその3の方が、ネズミよりレベル上だし。

おまけに、台詞が1個も無い。

ただ、いるだけ。

なんて、素晴らしいのワンダフォー!!!




本番は、超・頑張りますよ。

何たって、中学校生活最後のイベントですもの。

絶対に頑張って、美しい外人ダンサーとして

立派な姿で、黙って突っ立ってますよ。










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はい?

どゆ事?

立ってるだけじゃ、ダメなの?

パートナーってなに?

美しい外人ダンサーじゃないよコイツ。

ミスキャストぢゃんよ。





どー見ても、ネズミぢゃんよ。

私のパートナー、ちんちくりんなんですけど。