部活の教室の片 隅で、つぶちゃんが 空を 眺めながら
「私は、ほんわりキュートな、ぽっちゃり系なのに、
デブ汁 出しまくり系って、何よ?
まるで 私が、デブみたいぢゃん。」
などど、ひとりごとを 言っているんです。
そんな 自覚の無い つぶちゃんが、突然
私に こんな事を ぬかすじゃないですか。
つぶ 「あみ先輩!? 今日 メールして下さい。」
メール!?
何で?
私からするのは、何で?
ちょっと、待って下さい。
私に、直接 言うのは、反則ですよ。
マネージャーを、通すべきなんです。
やたらと誰にでも メールなんて、しちゃいけないんです。
てか めんどくさいんですけど。
あみ 「来週なら できるよ。」
つぶ 「今日 して下さいよ。何でも いいですから して下さいよ。 お願いしますよ。ずっと待ってますから。」
ずっと待ってるの?
じゃさ、来週だって いいじゃない。
だけど、ま、いっか。
あみ 「じゃさ、アド教えて?」
つぶ 「××××××××××...○○○○○○○○○@docome.ne.jp です。」
激長くね?
しちめんどくさい心で いっぱいじゃないですか。
だけど、可愛い後輩の為。
死ぬより ましだと、考えたら できると、思いました。
そして、家に帰って しちめんどくせぇ〜 気持ちを 抑えつつ。
ぶざまな生き様に、ため息を もらしながら
つぶちゃんに メールを したのです。
あみ 「つぶちゃん、元気? 今、何してんの?」
すると、すぐに つぶちゃんから 返事が、来たのです。
「今つぶは、そろばん塾に 行っています。帰って来たら すぐに 返事をさせますので、待っていて下さいね。」 つぶ母より
ぬあに!? (゜□゜*)
携帯 お母さんに 見られてるぢゃんよ。
しかも、返事までしてくれちゃったぢゃんよ。
やっぱ、つぶちゃんてば まだ1年生だし、早生まれだし、
腰太いし、尻デカイし、汁だしまくり系だし、
お母さんは つぶちゃんが、心配なんだろうね☆
そして夕方、今度こそ 多分 きっと 本物の つぶちゃんだろうと、
思われる つぶちゃんから、返事が 来たのです。
つぶ 「つぶは、ご機嫌斜めです。 何故かと言うと、今、カレーライスに ヨーグルトを かけて食べていたら、お母さんに 怒られました。
何故、カレーに ヨーグルトを かけて 食べちゃ いけないんですか? 何故、別々に 食べなくちゃ いけないんですか?
私は、自由だと 思うんですけど、違うなら 自由なんて、無いじゃないですか?
あみ先輩は、どー思いますか?
それから、この携帯は、お母さんのです。 私は、時々 借りているんです。」
にゃにぃぃぃいいい? ((((;゚Д゚)))
先に 言って欲しかったよ つぶちゃん。
ホント 先に言って欲しかった よつぶちゃん。
知ってたら、もっと大人っぽい メール したのにさ。
マジ・どびっくりしちゃったぢゃんよ。
生まれたばかりの、子馬みたいに、なかなか
立てなかったぢゃん。
カレーライスに、ヨーグルトを かけて食べるとか、食べないとかは、
本人の自由だよ。
日本国憲法の第三章第十三条で 定められているよ。
だからさ、これからは ヨーグルトに カレーライスを かけて
食べてみようよ。 自由だからさ。
むしろ、ヨーグルトとカレーライスを ミックスジュースにして、
飲んでしまおうよ。 なんたって、自由なんだからさ。
だけど自由は、まずい時もあるから 注意してね☆
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