その日は、雨が 降っていた。
スリップした 一台の車が、猛スピードで
私に、向かって 走って来た。
キキイーー!!!
ブレーキのきしる音。
私は、目を閉じて 悲鳴を あげた。
ぎゃぁぁぁ〜〜〜!!!
目を 開けると 妖しく眩しい
もう一人の私が、立っていた。
私に、クルリと 背を向ける もう一人の私。
あみ 「待ちなさいよ!!」
あみ影 「何よ?」
孤独な暗闇が、せまる中で 私は、思わず声を あげた。
あみ 「背中にも、オッパイが 2個あるよ。」
あみ影 「これ 肩甲骨だよ。」
へっ!? ヽ(。_゜)ノ
目が、覚めた。
時計を 見たら 朝の 7時だった。
もう 私に眠る時間は、全く 残されていなかった。
虚しい。
とてつもなく 虚しい。
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