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永遠の1/2
まりあ



 振ったほうが・・・・

たまたまたどり着いたサイトにかいてあった言葉

「振ったほうが悪者」

あちらこちらで見受ける恋愛の後の揉め事も、大体において、先に降りた方が悪者みたいになってしまう。
残された者は、気持ちの持って行き場のなさが、怒りや憎しみに変わったり。

彼が突然に去った去年の今頃。
毎日、毎日、揺れ動く感情の変化をどうする事もできなくて、書き綴った言葉。
自分が価値のない人間に思えて、生きてる資格すらない気持ちにすらなった。

でも・・・・。
彼は悪者じゃなかった。
例え、私と向き合う事から逃げたんだとしても。
そんな部分も、好きだった。
って、そんな事を言えるのは、いいとこ取りの恋愛関係だったからかもしれない。
実際現実に彼と付き合ったり、生活したなら、そんな部分に辟易していたのかもしれない。
そんな甘いだけの恋愛だったから、未だに忘れられないのかもしれないね。

彼は私に「愛するってどういう事なのか」「幸せを感じるのはどんな時か」を教えてくれたのかもしれない。
だから、出逢った事、好きだった事に後悔はひとつもない。








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2005年01月29日(土)



 まるでストーカー

夜8時、食事も終わってほっとしてる時間

何を思ったのか、突然に電話をしてしまった。
誰もいる訳ない、と思って・・・。

たった2コールで受話器の上がる音。
慌てて電話を切ってしまった。




何やってるんだろう。
これじゃ、ストーカー。
絶対よくない、私、おかしいよ。


何故、一年も経った今になって、こんなに連絡つけたがるの?
今まで、寸分も思わなかったのに。
電話番号を調べようとも思わなかったのに。


ただ、身体が一年前の再現をしているだけだ、と、思う気持ちと。
そうではなくて、何かをキャッチしてるのでは?という気持ちと。

もしかしたら、彼が連絡を取りたがってるのでは?
と虫のいいことを思っている。



その反面。
消してしてはいけないと、押しとどめる私。

私達家族のために、寒い日、暑い日、具合が悪くても無理して頑張る夫。
その夫に対しての、まさに「なめてる」行為になるだろう。
会うことないから、身体で結ばれないから、なんて勝手な言い訳、
どっちに対しても不愉快きわまりないかもしれない。

家族は手離さず、ぬくぬくしながら、想い人と連絡取り合って
あわよくば・・・・。
それはきっと許されやしない。


「地獄に落ちるなら、一緒に落ちればいい。
一緒ならどこでもいいよな」

そんな事を言った彼。
その言葉を今は、もしかしたら、違う人に言ってるかもしれないのに・・・・


2005年01月26日(水)



 どうしようもない

昨日と打って変わって、今日は何度電話しようと思ったことか・・。

12時のチャイムがなると、
「今ならお昼休みになるから、いいかも・・・」
5時半になると
「仕事終わって帰る直前かな・・。もう誰もいなかったりするかな。
でも、まだいるかも?」

そんな事ばかり考えてしまう。
電話して話す内容だって、リアルにありあり想像してしまう。

電話したら迷惑?
電話が来るかも、って思ってた?
電話が来て欲しいと思ってた?
もう、まったく関わりのない人間でしかない?
この一年、一度も思い出すことなど、なかった?
話したい事や、笑いあいたい事は、ひとつも?

心の中は、ずっと問いかける。

ただの友達になるならば、こんなに悩みはしないだろう。
だから、電話しないほうがいい。
してはいけないという事なんだろう・・・。

いつかを夢見るだけなら、罪はない。
それでいいじゃない。
そう言い聞かせる毎日。




2005年01月25日(火)



 振り子

「彼の職場に電話をしてみたらどうなんだろう」
そんな事を考え始めて、どれくらい経っただろう。

朝「電話をしよう!」と思い立って起きて、
家事に追われるうちに、気持ちは変わる。

電話なんてするべきじゃない。
家族を大切に思っているのは、事実。
それならば、自分から、飛び込むべきじゃない。

「恋愛」って、突然に事故みたいに降って来るもの。
自分から飛び込むべきじゃない。
もちろん、連絡したからといって元に戻れる訳ではないけれど・・・。
少なくとも声を聞いた時点で、きっともっと苦しくなるだろうし
先を望むのは私自身。

連絡しないで後悔するか。
連絡して後悔するか。
自分の中で、毎日、毎時間、毎分、毎秒、心は変わる。

実は金曜の夜更け。
誰もいないであろう、彼の職場にかけてみた。
一瞬で切った。
携帯に残る番号で、繋がりを持ちたいと思って・・・・。
だけど、翌日「一件削除」した。
そのまま残しておいたら、絶対かけてしまう事がわかっていたから。


私は、けして夫が嫌いじゃない。
むしろ大事な存在。
傷つけたくない。

私が幸せにするのは、夫。
彼を幸せにするのは、他の人。

彼を幸せにしたいと言いながら、自分が満足したい、という事なんだろう。
そんな気持ちじゃ連絡なんてするべきじゃない。

本当に必要な縁ならば、いつの間にかまた、繋がりが持てるはず。
きっとそれが答え。

そう言いながら、毎日毎日不安定な気持ちを抱えて生活しています。



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もうその時間は戻らない 悔やんでも 直せない

今日この日まで 向き合ってこなかった僕は本当にサイテーな奴だ

少しまだ キミを思い出します。

悪いのは僕です。

好きな気持ちがなくなってしまって ひとりになりたかったんです。

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上の言葉は、たまたまたどり着いたサイトの方の日記。
その人の文章が、彼のものに似ていて、読み進めているうちに、こんなのを見つけた。

彼は、私と喧嘩や意見の食い違いになる度よく言った。
「今まで人と向き合ってきた事はなかった。
いつも逃げてきた。そんな自分がいやだった。」

最後は、向き合って欲しかったなって思う。
他に好きな人が出来たでもいいから・・。
ピリオドをきちんと打って欲しかった。

もしかしたら、同じような事を思っているのかもしれないね、
今の彼。

なんでもいい。
たまに思い出してくれるなら。
何か、彼に残こす事ができたのなら。





2005年01月24日(月)



 もてあます心

とても久しぶりに私の中の「まりあ」が言葉を発します。

彼が連絡を絶って、もう、1年になります。
一年もすれば、気持ちは変わっているかな、という想いがありました。
「たかがネットで気が合ってやり取りしていただけの仲ではないか」
人様から見たら、そうかもしれない。
私自身も、そう、整理できるかもしれない。

そんな気持ちでいたけど、一年経ってもそんなに変わらない事がわかりました。
痛みは薄らいで、「想い出」という額縁の中に入ってしまったけれど・・・。

私の一日の時間のどれほどの部分、彼を思い出す時間に占められているか。
彼の住む町のニュース、彼と同じ名前の人の話、彼の好んだ車のCM。
些細な事で想い出しては、どうしているだろう、と思うのです。


送る事が出来なかった
「さよなら、ありがとう」と伝えたくて・・・・。
電話を前に、思うのです。

ただの数字の羅列を押していけば、
彼の世界に繋がるこの機械だけが、
彼への窓口になっている。

電話して、何を言うの?
そう思って押しとどまるこの頃。

その葛藤をここに記していこうかと思います。
どういう答えを私は出すのか・・・・。
客観的に見る為にも。

2005年01月20日(木)
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