秋風がしみる夕暮れ時。
大澤君とパイナップルパイを半分にして食べていると。。。
なんか違う。
なんか味がいつもと違う。
しょっぺ〜し!!!
超・しょっぺ〜にも程がある。
まさか、腐りかけのパイナップルパイ?
あみ 「ねぇ、このパイナップルパイいつもと違くない?」
大澤 「何言ってんだよ、これパイナップルパイじゃねぇ〜けど。」
あみ 「じゃ、これは何よ?」
大澤 「普通のアップルパイじゃんよ。」
大澤君、酷いよ。
私が普通のアップルパイ、大嫌いって知ってんじやん。(普通じゃないのは大好き)
中2の頃から口がすっぱくなるまで言ってんじゃん。
忘れちゃったの?
何で忘れちゃったの?
何でなのよ?
それにしてもこのアップルパイ、しょっぺ〜ってどゆ事?
ホント、腐ってんじゃないの?
愛する女に腐ってるアップルパイを食べさせるなんて
大澤君の愛ってちっぽけで情けないね。
見損なっちゃったよ。
私の愛が重たいの?
それとも、私の身体に飽きたの?(まだ、キスしかやってないじゃん。)
もしかしたら。。。
先週の日曜日大澤君が、サティのトイレでキスしようとした時、
断ったのまだ怒ってるの?
あれは違うの。
あまりにも突然でムードが無さ過ぎたから、断ったんだよ。
サティじゃなくてジャスコだったらOKだったのに。。。。
大澤 「水城と食うと何でも旨いな。
こんなちっぽけなアップルパイでさえ旨く感じるよ。」
こんなしょっぺ〜アップルパイが旨いって!?
ごめんね。
ホント、ごめんね。
私、どーかしてたね。
私も大澤君と一緒に食べるモノはみんな美味しいよ。
こんなちっぽけな普通のアップルパイだって美味しいよ。
ちょっとでも、しょっぺ〜なんて思っちゃってホントごめんね。
大澤 「水城、全部食ったの?」
あみ 「うん、だって美味しかったんだモン。」
大澤 「マジで?これよく見たらヤマザキじゃんよ。
パスコだとずっと勘違いしてたよ。
マジ、しょっぺ〜し!!」
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