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あみの秘密日記
水城あみ
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2007年08月07日(火)
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美しき野獣
私の友達、沢木芽衣はとっても美人。
本人も自分は美人だと思ってるクサイ。
だって、ブスを徹底的に馬鹿にしくさるもの。
よりによってジャスコのトイレに入っている時、
芽衣の秘密を、私は知ってしまったのです。
一気に身体中の血が頭を逆流したかと思いきや、
心臓の音が暴れ太鼓を叩いているみたいに、ドンドンドン。
ねぇ、分かります?
どんだけ驚いたか。
分かります?
どんだけ驚いたか説明したいけど、
めんどくさいので今日はやめますけど、分かります?
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急に興奮したせいで、とてつもなくししゃもが食べたくてしょうがない。
ちょっと、気持ちが悪かったり良かったり。
こんなエロティズムは初めて。
これはきっと、腹毛と地球温暖化との関係に違いない。
脇と手足はつるつるなのに、何この腹毛?
モジャモジャ。
チョメチョメ的に、モジャモジャ。
芽衣 「あれ?あみ、どーしたの?」
あみ 「私、何も見てないよ。」
芽衣 「何が?」
もしかして、私に腹毛を見られたの気付いてない?
あみ 「別に何でもないよ。へへ。」
芽衣 「あのさ、ウィンナー食べない?」
あみ 「あれ?これ生じゃない?」
芽衣 「そーなの?気が付かなかったけど、
でも大丈夫だよきっと、だって今ジャスコで買ったばっかだモン。」
あなた、何言ってんの?
大丈夫な訳ないでしょ!?
私は、あなたと違って本格的な日本人なのよ。
ジャスコのウィンナーは、ケチャップより辛子醤油だって。
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