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あみの秘密日記
水城あみ

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2006年04月14日(金)
取り扱い注意の男子。




気付いたら、私の隣の席は片岡智也と言う男子がいたのです。

いかにも遊び人風。

ナンパ系のソフトでカルイタッチの男子。

超・私の苦手なタイプ。





片岡 「あのさ、どこの中学?」




ちょっと聞きました?

どこの中学?ですってよ。

失礼じゃないですか?

もう私は、高校生ですよ。

いくらなんでも、ここに中学生がいる訳ないじゃないですか。






あみ 「私、高校生なんですけど。」

片岡 「どこの中学から来たのか聞いたんだよ。」





おや?

この男子は、とことんバカですか?

私は中学から来たんじゃなくて、自分の家から来たんですよ。

何を言ってやがる このバカチンが!!





あみ 「自分の家から来たのに決まってんぢゃん。」

片岡 「あっそっか、じゃどこの中学を卒業したの?って言えばイイ?」







言えばイイ?ってあんた、最初からそー言うべきだよ。






あみ 「○○中学だけど。」

片岡 「マジ? じゃ、小泉拓哉って知ってる?」




あみ 「知ってるけど。」

片岡 「マジ? アイツ俺のダチなんだぜ。」















片岡 「俺さ、サッカーの試合で良く○○中学へ行ってたんだぜ。」


















片岡 「俺、高校もサッカー部に入部したんだけど、
     水城さ、サッカー部のマネージャーやらね?」







あみ 「やらない。」

片岡 「今、募集してんだよやらね?」







あみ 「聞こえなかったの?やらないよ。」

片岡 「何で?」





あみ 「興味ないもん。」

片岡 「楽しいぜ。」





あみ 「そりゃ片岡君は楽しいだろうけど、私は、楽しくないもん。」

片岡 「何言ってんだよ、絶対に楽しいって約束するよ。」









マジ・うざい。

うざいにも程があるってもんじゃないよ。

マネージャーなんて、いやに決まってるじゃないですか。





だって、アレとか特にアレとかしなくちゃいけないしさ、

何たって、男子のアレとか見ちゃったり、アレをする時のアレの

ニオイも臭くって我慢できないもん。

だから絶対に、やだよ。







あみ 「やっぱ、やめとく。」

片岡 「そこを何とかお願いします。」




あみ 「何で私なの?他にもたくさんいるじゃない。」

片岡 「他のヤツじゃダメなんだよ、水城じゃなくちゃダメなんだよ!!!」










あらそーなの?

私じゃなくちゃダメなの?

そこまでお願いされちゃ〜もう断る理由なんて何処にも無いじゃないのよ。







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恐ろしい程気合の入った 仕返しするかもよ。

だって、いささか ムカついちゃったんだもん。