受験で運を使い果たしてしまったのだろうか、
大澤君と同じクラスになれなかった。
だが、二階堂君と同じクラスになってしまったのは何故なんだ。
そんな私は、いつの間にか土屋沙保の他に、
萩原亜矢と村上鈴香とも友達になっていた。
亜矢 「ねぇ、二階堂君ってカッコよくない?」
鈴香 「超・カッコイイ!!」
沙保 「そぉ? 別に普通ぢゃん。」
あみ 「沙保、彼氏いるの?」
沙保 「いない。」
亜矢 「うそ!?」
沙保 「ホント。」
亜矢 「欲しいでしょ?」
沙保 「別に。」
鈴香 「もったいなくない?沙保キレイなんだから、 その気になれば、スグできるぢゃん。」
沙保 「別に、どーでもいいよ。」
超・カッコイイ!!!!
こんな台詞、長い間聞いたことが無かったよ。
彼氏欲しい!!!とか抱かれてぇ〜!!!とか犯してぇ〜!!!
なんて、良く聞いた事あったけど。
「別に、どーでもいいよ。」なんて
超・カッコイイ!!!!!!
だけど、そんな沙保の様子がどうもおかしい。
おかしいのにも程がある。
顔から、汗みたいなのが 出ちゃってんもん。
何か我慢してるみたい。
あみ 「どーしたの?身体の調子が悪いんじゃないの?汗でてるよ。」
沙保 「ちょっとあみ、トイレ付き合ってよ!?」
やだ、やっぱり調子悪かったの?
どーしちゃったの?
お腹が痛いの?
もしかしたら、妊娠?
それとも、流産?
まさか、もう生まれるの?
心配だなぁ。。。。
沙保 「あのさ、今から小出しに屁をちぎって出すから、何回したか 屁数を数えてよ?」
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