似てるんですよ。
似てるのにも程があるんですよ。
猫背で腰痛っぽい姿勢で、そこら辺をうろちょろしてるところとか、
女性を見ると、見境えなくニオイをかぎまくるしぐさが超・似てるんですよ。
あみ 「おじさん!!」
一瞬、ギョッとしたような硬直したその顔が みるみる赤く染まってく
それは確かに見慣れた たこ焼き屋のおじさんの顔だった。
あみ 「おじさん、こんにちは。」
おじ 「チェッ!見失っちまった!!」
あみ 「なになになに?何かの事件?」
おじ 「今さ、オッパイがこんなでさ 尻がこんな女来なかった?」
あみ 「来なかったけど、何で?」
おじ 「早く捕まえないと 大変な事になるんだよ。」
おじさんのこんな真剣な顔、初めてですよ。
きっとおじさんの言う通り、大変な事になるんですよ。
だって、ホント真剣な顔で、その女性を探し狂っているんですから。
あみ 「おじさん、私も探してあげる その女性の特徴は?」
おじ 「顔は、俺に激似!オッパイとケツはとにかくでっけぇ〜んだ!!」
あみ 「つー事は、おじさんの娘さん?」
あれ?
おじさんがいない。。。。
焦っちゃってるよ。
早く見つけないと、ホント大変な事になってしまうんです。
私は、とにかく巨乳・爆尻を探しました。
いましたよ。
気持ち悪いくらい いましたよ。
だけど、おじさんが探しているのは、おじさんの顔に激似と巨乳・爆尻の女性。
いないって、そんなブス。
4時15分まで探し狂ったけど、見つからなかった。
あみ 「おじさん、巨乳と爆尻の女性はいっぱいいたけど、おじさんの顔に激似って なかなかいないもんだね。」
おじ 「おぉーそーだな。」
あみ 「どーしよう、大変な事になっちゃうね。」 ショボッ。
おじ 「まぁ〜いいよ、そんなに急がないから。」
あみ 「急がないの?だって大変な事になっちゃうんでしょ?」
おじ 「まぁ〜いいって、そんなに心配しなくても大丈夫だから。」
あみ 「だけど、心配だなぁ。」
おじ 「いいっていいって、そんなたいした女じゃないから。」
あみ 「たいした女ぢゃんよ、おじさんの大事な 娘さんなんだからさ。」
おじ 「あれ?そんな恐ろしい事 オレ言ったっけ?」
言ったよ。
忘れたの?
ちゃっかり言ったぢゃんよ。
あみ 「どーしたの?汗かいてるけど暑いの?」
おじ 「いや〜言いにくいんだけど、言ってもいい?」
あみ 「何んでも言ってもいいよ、私おじさんの味方だから どんな事だって力になるよ。」
おじ 「いや〜おじさん超・間違えちゃったみたいでさ。」
あみ 「何を間違えちゃったの?」
おじ 「いや〜怒らない?」
あみ 「怒らないよ。」
おじ 「そー言ってもらうと おじさん超・嬉しいんだけど、 実はさ、俺の顔に激似の女の事なんだけどさ。。。」
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