寒いと思ってたら、雪なんて降ってやがる。
あぁ〜どびっくり。
そんな事は、問題ないんです。
全く私にとって問題ないんです。
問題なのは4月からたね子と美華子と、同じ高校に通う事になった私の
心の不安なのですよ。
だって、2人ともこうるさいのですよ。
あーだーこうだーと、超・うるさい。
今日もたね子から、こんなメールが来たのです。
たね子 「もう大澤君とやった?」
何の事?って話じゃないですか。
何処に主語があるのかって話じゃないですか。
寝ぼけんなって話。
あみ 「まだ、やってないよ。」
たね子 「マジ? 早くやれ!今やれ!すぐやれ!たちどころにやれ!」
あんだよ。
私だって、毎日うなされる程 思ってるよ。
夢にまで見る程だよ。
あきれる程みたよ。
そりゃ、練習もしたよ、
マニュアル本で研究もしたよ、
3日連続徹夜で勉強したよ。
だから、学会で発表だってできるよ。
だけど、気持ち悪くなっちゃって しょうがないんだよ。
全て、モデルのグレッグが悪いんだよ。
だって、並みの大きさじゃないんだもんよ。アレが。
野菜で例えると、山芋。
果物で例えると、腐ったぶどう。
大澤君のアレがグレッグみたいだったら、私きっと壊れちゃう。
今年一番、壊れちゃうもん。
だから、もういいよって気持ちなの。
あみ 「まだ、いいぢゃん。」
たね子 「早くしないと、高校生になっちゃうよ。 高校生になって、やってないヤツは仲間はずれにされるよ。 解ってんの?」
マジですの?
やってないと、仲間はずれにされますの?
あみ 「クラスに1人や2人はいるでしょ?」
たね子 「いるよ、ブスとデブ。」
やっぱり!?
だけど、嘘ついたってバレなきゃよくない?
私、絶対にバレない自信あるんですよ。
専門用語だって、徹夜で勉強したし。
検定試験だって見事合格できる自信だってあるのですよ。(ペーパーテストのみだけど。)
だから、知ったかぶりには すこぶる自信があるのです。
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