電車のドアの横っちょの場所が、お気に入りみたい。
その場所じゃなくちゃダメみたい。
必死に走って来る ちょっとコデブで がに股な彼女は、
まるで、ドランクドラゴンの 塚地みたいな女性だった。
彼女 「エヘヘ、この場所取ったぞ!!」 (大いばり。)
彼氏 「おいおい。」
彼氏は、どっかで見た事あるんですよ。
だけど、思いだせない。
あともう少しなんだけど、思いだせないのです。
そんな時、ちょっとだけ電車がガクンっと揺れたのです。
彼女 「おっとっとっとぉ〜〜!! チュッ。」
この塚子、彼氏にキスしてやんの。
信じられます?
普通します?
キスですよキス?
子供だって乗ってるのに、何してくれてんのって話。
彼氏 「君、ニラ食べたのか?」
彼女 「うん、お昼頃食べたよ。」
彼氏 「ブタレバーも食べたな。」
彼女 「うん、食べたぁ〜〜!!」
こんな所に、喰いタンがいましたよ。
まさか、こんな所で喰いタンに逢えるとは、思ってもみませんでした。
しかし、どー見ても少年隊じゃないし。
もちろん、東山紀之じゃない。
って事で、無理やり思いだしました。
今年一番、無理やり思いだす事ができました。
|