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あみの秘密日記
水城あみ

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2006年03月08日(水)
ブスの方程式。




窓の外は、青い空。

3月にしては少し暖かい日。





奈々 「ねぇ、私ってブスだと思う?」

あみ 「誰にブスって言われたの?」 ギラッ。




奈々 「誰にも言われてないけど、昨日 久々に鏡を見たら、自分はブスなんじゃ
     ないかって思ったの。」







あらま。








大物過ぎるちょっと手前のブスだけど。

そんなに気にする事ないよ。





だけど、言えないよ。

いくらなんでも、ホントの事なんて言えないよ。

奈々だって、友達にブスなんて言われたくないだろうし。




だから私は、考えました。

ブスだけど、そんなに気にする程のブスじゃないと言う事を

遠まわしに伝えたい。








あみ 「そんなブスでもないよ、箱崎さんよりだいぶキレイだしさ、
     丸山さんと比べたら奈々の勝ちだしさ。ブスって言うより
     だいぶ、ブスに近い かなり遠くちょっと手前過ぎない美人って言うの?」

奈々 「だけど二人とも妖怪顔ぢゃんよ。」






あみ 「そーだっけ?ところで、何でブスだって思ったの?」

奈々 「お父さんに、似てるなぁって思って。」






あみ 「あれ?だって奈々のお父さんはイギリス人っぽいって
     言ってなかったっけ?じゃ、どこが似てるの?
     匂いとか?それとも毛の生え方とか?」






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え〜と更にえ〜と、それ癖じゃねぇ?








まぁ〜〜。。。。

話している相手が 奈々だと言う事を すっかり忘れてましたよ。

やっぱり奈々は、奈々だったんだって事を 再確認したよ。