大澤君とアイスクリーム屋さんで当然アイスクリームを食べていたのです。
私達の隣にもカップルが、当然のようにアイスクリームを食べていたのですが
そのカップルの彼氏と彼女がみごとに長州小力なんです。
身長が低くてデブのところまでそっくり。
おそろいのマフラーと帽子をかぶってやがる。
しかも色が、オレンジ色だよ。
そんな小力の彼が、小力の彼女にこう言うのです。
彼 「もう、これで最後な?」
彼女 「なにが?」
彼 「このアイス食ったら、別れんべ?」
彼女 「なんで?」
彼 「解んねぇ?お前とは、これで終わりにして〜の。」
彼女 「なんで?」
彼 「お前バカぢゃん。俺バカ嫌いなんだよ。」
彼女 「なに言ってんの?私よりあんたの方がバカぢゃん。」
彼 「俺はバカじゃねぇ〜よ。お前よりバカじゃねぇ〜よ。」
彼女 「じゃ問題だすから、答えてみ?」
彼 「おーいいよ、正解だったら別れような?」
彼女 「うん、いいよ。今の千円札は誰?」
彼 「夏目漱石だべ?」
彼女 「ブブー!! 野口英世だよ。」
彼 「マジ? いつからだよ?俺が持ってるのは全部夏目漱石だぜ。 野口英世って誰だよ?知らねぇ〜もんよ。これなしな?
この問題は、認めねぇ〜よ。もっとちゃんとした ひっかけ問題じゃないやつを出せよ。」
どこが、ひっかけ問題なの?
野口英世を知らないなんて、
この小力の彼は、中学で何を勉強してきたんだって話じゃないですか。
担任は、何て名前なのかって話じゃないですか。
もう一度、野口英世物語を大きな声で音読しろって話しですよ。
彼女 「じゃ、アメリカの首都は何処だ?」
彼 「なによ?こんな簡単な問題でいいの? 俺、正解言っちゃうよ?俺と別れちゃう事になっちゃうよ? ホントにこの問題でいいんだな?」
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