会議室の大きなテーブル。
その隅の席に 私と豆子は並んで腰をかけた。
窓ガラスからは、明るい光が差し込んでいる。
今日は、いいお天気。
豆子 「私ね、とうとう先生の挿入しちゃったの。」
あみ 「挿入?」
豆子 「ほら、あれ。」
あみ 「あぁ〜。。。薬指だっけ?」
豆子 「ううん。」
あみ 「違うの?まさか親指?」
豆子 「違うって!!」
あみ 「もっと大きいの? じゃ足の親指?」
豆子 「もっと大きいよ。先生の殿様だよ。」
あみ 「殿様? とーとう殿様が入っちゃったの? そりゃもうどびっくりだね。 これでホントの恋人同志かぁ〜。」
豆子 「そっかなぁ。。。」
あり?
どーしたの?
その不安そうな ちっこい目は一体!?
ホントの恋人同志になれたんでしょ!?
何が不安なの?
あみ 「どーしたの?」
豆子 「挿入したって言っても、1回だけだから。 1回挿入して痛かったから、止めて!!って言ったの。
そしたら先生、止めてくれたの。だから私は、まだ処女だよ。」
ほよ!?
1回挿入したら、もう処女じゃないよ。
先っちょだろうが、横っちょだろうが1回挿入したら
もう処女じゃないよ。
確か、家ではそう習った気がするけど。
豆子の家では、何回入ったら処女じゃないの?
まさか、豆子のお母さんは
「お母さんはまだ処女よ。」なんて言ってんの?
あみ 「きっと豆子は、もう処女じゃないと思うよ。」
豆子 「うっそ〜!!マジ!?」
あみ 「先生は、何て言ってるの?」
豆子 「豆子は、まだ処女だよ。って言ってたよ。」
うっそ〜ん!!
人間冷静になって考えてみると、解るよ。
自分の身体なんだから、絶対に解るよ。
先生の殿様は、生きてるよね?
あみ 「何か出た?」
豆子 「何が?」
あみ 「初めての時、何か出るでしょ?」
豆子 「あぁ〜。出た出た。いっぱいでたよ。」
出たの!?
じゃもう処女じゃないぢゃん。
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