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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年07月23日(金)
危ない少年。



阿部 「先生!! 僕 気分が悪いのでちょっと
    横になってもいいですか?」


先生 「何だと? もう少しでコンクールなんだぞ!
    甘えたコト言ってんじゃねー!!」





阿部 「で、でも。。。
    僕、昨日寝たの12時で、起きたのが6時で。。。
    だから。。。寝てなくて。。。」


先生 「何でそんなに遅くまで起きてたんだ?!んっ?」






阿部 「昨日は、塾があって。。。
    帰って来て、いろいろしてたら12時になりました。

    ふーっ!寝てもいいですか?」


先生 「お前 たるんでるぞ!!
    自分の健康管理もできないのか?!
    コンクールメンバーから外すぞ!!」




阿部 「ハイ。。。」







1年の男子、阿部君が倒れました。




阿部君は、身体がとっても小さくて肌の色も白く、なんとなく

体力が、なさそな男子です。




阿部君は、部活が終っても寝ていました。

私達はとても心配になり、寝ている阿部君の所へ行ったのです。





あみ 「阿部君 大丈夫?」

阿部 「あっ ハ、ハイ・・・大丈夫です。」

奈々 「阿部君 部活もう終っちゃたよ。」



阿部 「そ、そうですか。。。」







毎日部活に来ていた阿部君。

いつも一生懸命バリサクを吹いてた阿部君。




もしかしたら。。。

コンクールメンバーから、外されてしまうかもしれない阿部君。





阿部 「あの。。。水城先輩に、お願いがあるんですけど。」

水城 「何? お願いって?!」

阿部 「あの。。。恥ずかしんで、水城先輩だけに言いたいんです。」

奈々 「あっそう?! 私は、ジャマってわけね?!
    いいよ 廊下に出てるから。」

阿部 「す、すみません。」






何だろう? 何だろう? 阿部君のお願いって??



もしかしたら。。。

阿部君 何か重い病気で もう少しで死んじゃうのカモ。

それとも自分じゃなくて 家族の誰かが死んじゃうのカモ。

(きっと誰かが、死んでしまうんだわ。)






水城 「何? 阿部君どうしたの?」

阿部 「あ、あの〜〜
    怒らないと約束してくれますか?」



水城 「えっ? 私が怒るコトなの?」

阿部 「多分。。。」





やだぁ 死ぬ前に私に何のお願いがあると言うの?



水城 「いいよ! 怒らないから言ってみて!!」

阿部 「じゃ遠慮なく。。。
    水城先輩!! オッパイ揉ませてください!!」















ヽ(*゜O゜)ノ なにっ!!!!!









可愛い後輩だと思っていた阿部君が。。。

これから「自分は、死ぬ」と告白するはずだった阿部君が。。。









「オッパイ 揉ませてください」だと!!






私は、自分の耳を疑ったよ。

きっと、私の聞き間違いに違いないと思ったよ。





水城 「ねぇ 聞こえなかったから、もう一度言ってくれる?」

阿部 「ハイ! オッパイ 揉ませてください」





今度は、はっきりと聞こえたよ。














ぎゃあぁぁぁぁ〜〜!!!






私の叫び声は、廊下まで響き渡りました。




もう少しで死んでしまう阿部君なんて、もう何処にもいません。

私の前には、オッパイ大好きなエロばか少年しかいなかったのです。






私の叫び声を聞いて、たくさんの先生や生徒が来て、阿部君を

取り押さえました。

阿部君は、当然先生に、怒られました。





阿部君の気持ちは解るけど。

明日自分でしんでね。