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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年07月21日(水)
普通戦士乙女隊。




部活が終って、ことみと奈々と3人でお菓子を食べながら

おしゃべりをしていたのです。





奈々 「ちょっと見て見て、岡田君がチラチラこっち見てるよ
     お菓子狙ってるんじゃない?」

ことみ 「何だってぇ〜!カスだって、やんねぇっつーの」

あみ 「あっ!こっち来た。」




岡田 「うっまそー!ちょっとちょーだい?!」

ことみ 「だめ!!」

岡田 「ちぇっ!ケチ!
    ちょっとくらい くれったって いいぢゃん!!」





ことみ 「あんたにあげたら、ちょっとじゃすまないだろ?」

奈々 「そーそー、前にもあったよねぇ〜
    ちょっとって言うから、いいよって言ったら
    もう豚みたいに、むさぼり食って、あっとゆう間に
    なくなったしね」

あみ 「じゃ交換しようよ 岡田君も何かちょーだい!」






岡田 「残念だなぁ〜!あいにく今日は何もないよ。」

ことみ 「じゃ今日は、何もあげられないね。」

岡田 「じゃさ、俺の秘密を教えるよ。」

奈々 「あっ!それ前にも言ったよね?  
    でも、嘘ぢゃん!!」

岡田 「嘘じゃないよ 信じろよ!!」





ことみ 「あんたねぇ バレバレなんだよ。
     あんたみたいな 豚男に、あんな美人の
     彼女がいるわけないぢゃん!」

岡田 「豚男だって?!もう一度言ってみろ!
    ぶつぞぉー!!」




ことみ 「はぁ?!豚にぶたれたって痛くないモンねぇ〜だ!」

岡田 「バカにすんな! このおかちめんこ!!」





ことみ 「誰が おかちめんこだって、あんたのホントの 彼女の事かよ?」

岡田 「お前、普通じゃねぇな?」





ことみ 「普通じゃないのは、ふっ!岡田 お前なんだよ!!」

岡田 「俺の何処が、普通じゃないんだよ!」





ことみ 「まずあんた、チビのくせにデブじゃん!
     おまけに、もう少しでハゲそうだしさ。」


    =(´□`)⇒グサッ!!




奈々 「岡田君って 豚みたいに お菓子むさぼるよね?!」

    =(´□`)⇒グサッ!!




あみ 「彼女いるっていうのも、嘘でしょ?
    てか、振られっちゃったんじゃない?」


    =(´□`)⇒グサッ!! =(´□`)⇒グサッ!!





奈々 「やっぱり?!正体 見破られちゃったんだぁー!!」

    =(´□`)⇒グサッ!! =(´□`)⇒グサッ!!





あみ 「彼女の前なのに、いつものクセが でちゃって、
    豚みたいに、むさぼりながら お菓子食べちゃったんじゃないの?

    =(´□`)⇒グサッ!! =(´□`)⇒グサッ!!





奈々 「まさかと思うけど、
    自分のコト、いかすな俺!みたいなコト
    思ってないよね? まさかねぇ?」

    =(´□`)⇒グサッ!! =(´□`)⇒グサッ!!






岡田 「何だよ黙って聞いてりゃ、言ってくれじゃねぇかー
    お譲ちゃんよぉー!

    俺には、ちゃんと彼女いるしね!    
    それに、豚みてぇーに むさぼってねーし!
    男らしく食ってるだけだ!!

    そんな俺が、カッコいいって彼女は、言ってるしね。
    それから俺は、ケチじゃねぇー!!
    彼女に、ネックレスと 指輪をプレゼントした事あるしね!!」






あみ 「指輪? それってオモチャの?
    お祭りで、30円とか50円とかで 売ってるヤツ?」

岡田 「違うよ!ジャスコで 1,000円で買ったんだ!」




ことみ 「ふん!それがどうしたのさ、そんな事どーだって
    いいしね。 あんたさ、教室に入る時 必ず右足から
    入るじゃん、間違って左足から入ると、やりなおすじゃん
    あれって普通じゃないよね?!」


岡田 「何で知ってんだよ!
    お前達、いつも俺のコト観察してんな?!」

奈々 「違うよ、普通じゃないから 目立つんだよ」

岡田 「普通 普通って、じゃ普通って 一体何だよー!!」





あみ 「普通って、普通が何か知ってる人が、普通の人なんじゃない?
    岡田君は、普通って何だよって聞いたでしょ?
    知らないぢゃん?だから普通じゃないんだよ!」

岡田 「な、何だよお前ら。
    普通、普通って。。。

    お前ら おかしいぞ!!
    お前らこそ、普通じゃねぇーよ!!

    この暑さで、普通じゃなくなっちまったんじゃねぇかぁ?
    もう、俺帰るよ。」






ことみ 「イヤッホー!!
     やったぁー!! やっつけたぁー!!」

奈々 「こんなコトって 始めてぢゃん、岡田君にお菓子
    取られなかったの?!」

あみ 「今日の 岡田君って、普通じゃなかったからじゃない?」

ことみ 「そっかー!!!」

奈々 「そーだよね、今日の岡田君普通じゃなかったね。」






乙女たちは、普通じゃないコトに腹を立て

その態度にキレる普通じゃない男に対し

さらに腹を立てる。

そして、普通じゃない男を普通の男にしてあげるコトに喜びを感じる

普通戦士乙女隊なのである。





しかし乙女達は、普通なのか?

まだ知らない。  。.:♪*:・'(*⌒―⌒*))) スペシャルスマイル