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■ 【月の裏側】 逢おうよ
2時間ほどの逢瀬を楽しんだ後は、 電話で、チャットで、サイトで…。
寸分を惜しんで少しでも話をした。 彼は自宅で寝室が別なのを利用して、小声で電話した事もあった。 私の家は夫の帰りがとても遅いので、子供が起きさえしなければいつでも話せたから。 今思えばとても危ない事してたな、って思う。
電話で淫靡な会話も何度もした。 今まで、そういう行為の時夢中になどなった事がない私だったのに、 会話だけのはずが、彼は見事に私を溶かした。
言葉のひとつひとつで、心に着込んでいる服を脱がしてしまうような・・・ 曝け出された心は、自分でも思っても見なかったものをしまいこんでいたような・・・ 誰も見た事のない自分が、そこにちゃんと存在していた。
卵があって殻を割っても私には黄身はないと思っていたのに ちゃんとそこに黄身があるのを確認するような気持ち
逢いたい、逢ってちゃんと触れてみたい 一から十まで全部彼のものになりたい
そう思うようになったのは、実際に逢ってからひと月くらい経ってからの事だった。
↑とても励みになってます。どうも、ありがとう…。
2005年03月10日(木)
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