琴 星 商 事 日 乗
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2005年08月31日(水)
  ジョンコジョンコサイゴウジョンコ <画像あり>

ジョンコ ハマりにハマっているNHK朝ドラ「ファイト」、いよいよ最終回まであと1ヶ月とちょっと。明日は遂に武豊登場。トライアルレースでサイゴウジョンコに騎乗するようです。

 ジョンコは武豊を鞍上に迎え、GI挑戦権を得ます。馬主の西郷さんが破産して新しく馬主になった人は、話題目当てに優に取材を受けさせたりするようです。

 ・・・・・うーーーーーーーーーーーん。

 個人的な希望としては、ジョンコは中央になんか挑戦しないで、地道に高崎で走っていて欲しかった。優もメディアになんか取り上げられないで普通に厩舎にいて欲しかった。てゆーか、ドラマの世界でまで有力馬に武豊を乗せないで欲しかった! ジョンコには、どーせ勝つならヤネ(騎手)の力じゃなく、己の力で勝って欲しいよー。

 ドラマが佳境に差し掛かるにつれ、ちょっと話が大きくなりすぎてるように感じます。でも最後まで見るけどね、多分。


6月12日、東京競馬場にジョンコと太郎役の瀬川亮さんがやって来た時の写真を
知人に頂きましたv 今日の写真は全部その時の写真、頂き物です。

 余談だけど、太郎さんは段々いいヤツになってきた気がする(笑)。岡部は、何かイマイチ空気読めてなくてイヤ(笑)。


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・過去の「今日」。

2002年08月31日(土) 健康第一 <画像あり>

2005年08月30日(火)
  弱すぎる

 歩いても10分程度のスーパーに自転車で買い物に出掛けました。
 自転車止めて、入口入って、カゴとカート持って、一番最初の野菜売り場で玉葱選んだら、貧血起こしました。入口近くの椅子に座っても冷や汗ダラダラ出てくんの(店内なんて冷え過ぎなくらい冷えてるのに)。

 運動不足だから?
 鉄分不足だから?
 栄養不足だから?(いや、カロリーは足りてるハズ!)
 根性不足だから?

 取り敢えず今夜はほうれん草の味噌汁を作ろう、うん。


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・過去の「今日」。

2004年08月30日(月) 台風の日

2005年08月27日(土)
  Ocean View <画像あり>


 病院帰りに峠越え。
 呉港を一望。


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・過去の「今日」。

2004年08月27日(金) 表札の弊害?
2002年08月27日(火) 詭弁
2001年08月27日(月) 九州初上陸 <画像あり>

2005年08月26日(金)
  電車に乗って

 今日は一人で広島まで行ってきました。一人だから電車です。うわー電車乗るのめっちゃ久しぶりー。・・・と思ったけど、先月末の呉の花火大会でちょっとだけ乗ったんだわ。でも一人で電車乗るのは・・・それも大阪地下鉄ツアー以来か・・・。思ったより久しぶりじゃないな・・・。
 それはともかく、一人で電車乗って広島まで行ったんですよ。福屋(ローカルデパート)八丁堀本店で昨日から始まった「総本山善通寺創建千二百年記念 弘法大師御誕生所 善通寺展」を観に。

 東京にいると、東博を始めとした博物館や美術館で「○○寺展」みたいなのは結構頻繁にやってます。まさか広島でこういうのやるとは思ってなかったので、嬉々として行ってきた次第。
 福屋八丁堀本店の催事場でやってたんですが、狭いスペースに5人以上の坊さんがいました。東博行ったって一人の坊さんにも遭遇しない展示の方が多いのに、この人数は一体。オープン2日目だから? それとも僧侶が常駐してないといけないイベント(国宝・金銅錫杖頭による加持)があるから? でも御加持して下さったお坊さんは紫衣だったけど、残りは墨染(常服)だったぞ。

 平日に広島に来るのは非常に珍しいです。平日夕方、広島ローカルの番組中継が必ずパルコ前に出ているんですが、それもちらりと見てきました(笑)。いつもブラウン管の向こうにいるアナウンサーがそこに。意外と小規模な機材で中継してるんだなー。
 更に、パルコ前では今日発行のHot Pepperを配っていたんですが、そこにHot Pepperの表紙を飾る漫画のキャラクターのどれかが! みゆきかりんこのように思うけど、どれだか判らん。ひろこだったかもしれん。見てると時々いなくなってたので、多分暑さ故の水分補給か何かに行ってたんでしょう。

 東京だと、何のキャンペーンが何処に来るかなんて見当も付かないけど、広島の場合、候補は精々5ヶ所くらいだわ(こないだトッポちゃんを見たのもここパルコ前です)。


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・過去の「今日」。

2002年08月26日(月) 涼風献上 <画像あり>

2005年08月22日(月)
  受験と宗教に関する一考察

 昨夜、テレビで夏休み中の小学生が進学塾の合宿で(あたし的には)有り得ない受験勉強を繰り広げている様子を見ました。まあ毎年何処かのテレビで放映されているのを見かけますが、いやスゴイですね。
「合格するぞー!」
 大声と共に拳を振り上げる先生に続き、唱和する子供ら。頭には塾名の入った合格はちまき。有り得ないスケジュールで勉強し、食事時の私語もめっちゃ怒られる。
 遊びたい盛りの子供らを「合格するぞ!」「第一志望行きたいんだろ!」などという言葉で軟禁状態にし、勉強させてしまうこの状況。完全に洗脳ですよね。いや、別に悪い意味ではなく。

 きっと、洗脳されやすかったり自己暗示にかかりやすかったりするような素直な子は、合格目指して物凄い勢いで勉強することが出来るんでしょうね。物凄くひねくれた子供だった私は小さい頃から勉強が大嫌いで、小学生の時は宿題しか家で勉強なんてしなかったし、大学受験の前だって、テレビの子供らほど勉強してません。てゆーか朝から晩までずっと勉強なんてしたことない! 夏休みの宿題も、提出日ギリギリまで残ってるタイプ(8月30・31日は修羅場)。

 ・・・閑話休題。

 で、思ったんですよ。
 オウムの一連の事件で逮捕された人たち、一流大学出身のエリートさんが多かったですね。実際、東大とか京大みたいな「一流大学」は新興宗教系のサークルなんかもあり、新歓期にはそれなりの勧誘活動を繰り広げているようです。
 宗教団体側も、優秀な人材の多い大学や人数の多い大学に信者獲得の食指を伸ばした方が、利益になるでしょう。でも、その優秀な人たちが何だってそんな宗教に引っかかるのか。

 小さい頃から受験戦争を勝ち抜いてきた彼ら(勿論みんなじゃないけど)は、恐らく洗脳されやすく自己暗示にかかりやすいタイプなんじゃないでしょうか。
 だから子供のうちから一日中勉強出来るし、それを何年も続けられるし、「合格するぞー!」なんて雄叫びを上げられるし、宗教も信じちゃう。

 これって間違ってますかねぇ。勿論、一流大学に通う人みんなが洗脳されやすく自己暗示にかかりやすいタイプじゃないでしょうし、宗教に入っちゃうわけじゃないでしょうし、宗教に入ることが必ずしも悪い事じゃないですよ。でもこういう図式は成り立つんじゃないか、と、某国立大卒のダンナと納得したワケです。ダンナ曰く、「確かに素直なヤツは多い」と。

 世の中、素直すぎるのも考え物だよ?
 ・・・なんて思ったひねくれ者の夏の夜。子供のうちは遊ぶでしょう、勉強嫌いでしょう、普通。


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・過去の「今日」。

2002年08月22日(木) 美知? <画像あり>

2005年08月18日(木)
  カレー道楽

 市販のルーを使えば、誰でも簡単に美味しく作ることが出来る大衆食・カレーライス。基本は肉と野菜を炒めて水を加えて煮込んでルーを加えて出来上がりなんでしょうが、人それぞれ何かプラスαがあると思います。

 私は「これ入れたら美味しいかも?」と思った物は、結構何でも入れます。毎回毎回色んな物を入れるので、どれを入れたら美味しくてどれは別に変わらないのか(ひょっとしたら不味くしてるのか)なんて判りません。でも別に不味いカレーが出来上がったこともないし、毎回テキトーに良さげな物を見繕っては投入しているワケです。

 ローリエとかバジルとかパセリとかをお茶や出汁用のパックに入れて投入。湯むきして適当に切ったトマトも投入。コンソメも投入。チョコも2カケくらい投入。赤ワインも投入。野菜ジュースも投入。ソースも投入。ケチャップも投入。醤油も投入。ヨーグルトも投入。チャツネも投入。

 製造コストなんか完全無視で、あとは保温鍋で煮込むのみ。
 カレー作りって、何つーか道楽だわ。


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・過去の「今日」。

2003年08月18日(月) ある種の予知夢?

2005年08月14日(日)
  防府へ <画像あり>

 クソ暑いお盆休み、ラッシュを避けるように山口の防府へ行ってきました。
 防府=周防国府。広大な国衙跡や国分寺、天満宮など、街の佇まいはどことなく筑前・太宰府に似ている気がしました。

 車で防府西ICまで行き、高速を下りてすぐの所に周防国一宮・玉祖神社があります。山陽道と防府バイパスのすぐ傍ら(北側)に鳥居が建っているけれど、元はもっと南まで参道があったよう(佐波川の岸まで?)。道路建設に伴い参道が短くなってしまったワケですな。一宮ですらこの扱い。むぅ。
 縮小されたとは言え現在も約220mの参道を持つ神社。しかしながら境内に入ると、一宮とは思えぬ風情。人も殆どいないし、社務所なんかの規模も小さい。ひときわ際だつのは、境内で飼育されている天然記念物の日本鶏・黒柏(放し飼いではなく、ちゃんと鶏小屋に飼われています)。長鳴鶏と言うことで、「コッコッコッコッコケ――――――――――――・・・・・」とその鳴き声を辺りに響かせていました。黒く大きな体と雄鳥の赤い鶏冠のコントラスト、そして長めの尾が印象的。

 続いて大平山山麓にある東大寺別院・周防阿弥陀寺へ。本家の奈良東大寺が平重衡の兵火に罹って消失したのを受け、その再建のために周防国の租税が東大寺に寄付されたり大勧進・重源上人が国務管理として防府に下向したりした歴史があり、重源が後白河法皇の現世安穏を祈願して建立したのがこの阿弥陀寺だそうです。
 阿弥陀寺へと登る道の下に春日神社がありました。社殿前、狛犬の背後に狛「鹿」。詳しいことは判りませんが、この神社も阿弥陀寺建立の際に勧請されたんでしょうね。


玉祖神社の移動した石碑、阿弥陀寺境内のうろの中の仏様、春日神社の狛鹿。

 それから防府の市街地へ。周防国分寺を訪ねます。500円の拝観料を払うと金堂を鍵を開けてくれ、中に入ることが出来ます。昨年まで平成の大修理が行われ、金堂も解体修理されました。その際の調査で、この金堂は奈良時代の創建当初の位置に建っていることが判明したそうです。これは全国的にも珍しいことだとか。
 どうでもいいですが、境内の敷き砂が白くて暑いです。怪しげな黒雲とかも(ずーっと)出てるんですが、太陽も出てるので反射がスゴイ。

 国分寺の少し東に、周防国総社・佐波神社があります。「周防総社 佐波神社」の社号標も「周防総社」の看板も立っていますが、無人の小さな神社。

 お昼を食べて涼んでから、防府天満宮へ。
 日本三天神のひとつに数えられる大きな天神さん(他の二つは北野と太宰府)。天満宮や菅原神社など菅原道真公を祀った神社は全国に1万2千とかあるらしいですが、ここは菅公薨去翌年の創建で、扶桑菅廟最初(日本最古の菅公を祀った社)とされています。
 駐車場脇、旧山陽道に面した一ノ鳥居をくぐり、青銅製の二ノ鳥居をくぐり、そこから長い階段(嘆息)。社殿は天神山(酒垂山)の麓にあります。
 他の寺社と比較し、天神様だけに家族連れが多いです。お盆の日曜、遠方からの合格祈願も多いのかも。でも「ただの日曜」なのに巫女さんは4人ほどいました。でも・・・いや、この先は口にはすまい・・・(何

 暑さで相当に疲れ果ててましたが、帰路、周南市(旧徳山市)の遠石八幡宮に寄りました。ここも防府天満宮同様、小高い丘の上に鎮座している為、鳥居をくぐってから階段を登ります。
 階段を登り切ると三ノ鳥居の奥にちょっと広場があって神門が建ち、その神門をくぐると、正面に拝殿と楼門をかねたような造りの社殿が建っています。石清水八幡宮と同じ造りのこれは、瀬戸内の八幡宮には多いんだとか。中では巫女さんが掃き掃除してました。
 境内右手には遠石会館。お盆で結婚式も少ないだろうにやけに車が止まってるなぁと思ったら、今日はブライダルフェアをやっているモヨウ。成程、だから若いカップルの参拝客がいるのか(自分たちは棚に上げますが)。
 境内で出会う神職や巫女さんがみんな大きな声で「こんにちは」と挨拶してくれたのが印象的でした。まあ参拝客がめちゃくちゃ多い神社ではやってられないでしょうが、そうでない神社でも精々会釈どまりです。だから何だかとっても気持ちが良かった。良い神社ですよ、ここは。


周防国分寺仁王門、防府天満宮楼門、遠石八幡宮社殿。

 暑い中お出掛けしたので、完全に疲弊しきって、夜は食欲もなく寝倒しました。真夏の旅はやっぱりいかん。盆は寝て過ごすに限る!


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・過去の「今日」。


2005年08月13日(土)
  Music with me <画像あり>

 小学校3、4年の頃から私の生活には音楽が常に傍にあった。
 一番最初はピンクレディーとか泳げたいやきくんなんかをレコードで聞いていたのだけど、父が(何故か)秋葉原で赤い小さなラジカセを買ってきてから、好きな曲をテレビの歌番組からカセットテープに録音したりしていたのがその頃。中学に上がった頃にCDラジカセを買ってもらい(初めて買ったCDはちょうど発売直後だったPrincess Princessの初回限定版と中古のTM NETWORKが2枚)、それから3年間、そのラジカセのお世話になった(今、この子は半分壊れかけてるけど実家にいる)。

 高校入学のお祝いに、父にねだったのはミニコンポ。中学から高校にかけての私は、放送委員会(中学)・放送部(高校)に所属していた所為もあり、曲の演奏時間を計算してテープの編集をするような人間で、そりゃあもう酷使しまくった。

 そのコンポが壊れて、自分のお金で買ったのが、広島まで持ってきたCD・MDとも3枚チェンジャーのコンポ。近くの大型家電店まで父に車を出して貰い、買いに行ったのを覚えている。
 広島まで持ってきたけれど、東京にいた頃からCD再生の調子が悪くなっていた。私は自室にいる時は常に音楽をかけっぱなしにしていたから、調子が悪くなるのも道理なんだけど、クリーニングディスクを入れたらちょっと調子良くなったし、MDやカセット部分は問題なく使えたから、そのまま持ってきたのだ(夫はCDラジカセしか持っていない)。

 でもいくらクリーニングしてもCDの音飛びが直らなくなった。稀に機嫌良く再生してくれることもあるけど、酷いと再生が始まるなり音飛びを繰り返す。CDは夫のCDラジカセやPCで聴くことが出来るけど、これじゃあ車で聴くためのMDを編集することが出来ない。

 で、遂に新しいコンポを買った。これで3台目になるけど、買い換えるたびにコンポは小さくなっていって、今度のコンポは「ミニコンポ」ではなく「マイクロコンポ」だ。高校入学祝いに買ってもらった頃は黒一辺倒だったカラーも、2台目の時は黒×シルバーで、今度は真っ白。

 説明書をちら見で繋ぎ合わせた箱からは、とてもクリアに音楽が鳴った(音響機器の接続は、結構得意だ)。万華鏡のように色の変わるディスプレイを備えたこの箱で、私はまた音楽を聴き続けるのだろう。

 今度は説明書をもうちょっと読んで、MDの編集もしよう。

 2台目の音飛びコンポは、9月に帰京する際に東京に持って帰ります。MDとカセットデッキは問題なく動くし、カセットテープは全部東京なので。東京で聴く用に、マイベストMDも作ろう。これで実家でも再びミュージックライフ♪


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・過去の「今日」。

2004年08月13日(金) bon―覆水盆にかえらず <画像あり>
2003年08月13日(水) 季節は?

2005年08月12日(金)
  空を見上げて <画像あり>

 >>fly into the sky

 生まれて初めて口にした単語が「ふうせん」だったという私。空を飛ぶもの、宙に浮かぶものに惹かれてやまない(但し虫以外)。風船でも飛行機でもシャボン玉でもトンビでもいい。もし耳に異常さえなければ、自ら(ハングライダーとか何かで)空を飛ぶことを試みたのではないか、と本気で思うほど、私の中で空への憧憬は大きい。

 飛行機やヘリの音がすれば、その姿を追い求める。

 20年前、まだ10歳にも満たなかったあの日のことは、正直余り記憶にない。ただあの夜から連日続いた「御巣鷹の尾根」からの報道――木々が焼け落ち、ジャンボ機の破片が散らばり、その中で生存者がいたこと――は、時間軸とは少々外れた状態で覚えている。

 その後、私が初めて飛行機に乗るまでには8年ほどの時がかかるのだけど、飛行機に搭乗するに際し、不思議と恐怖はなかった。
 何度航空力学について聞いても、何で鉄の塊が空を飛ぶのか、膝を打つほど納得は出来ない。圧力の差とか空気抵抗とか推進力とか、話を聞けばそんなもんか、と思うし、自分なりに曖昧ながら説明出来るけれど、恐怖を感じない理由は別のところにある。

 私が見上げたたくさんの飛行機やヘリコプターや飛行船は、1機たりとも落ちてはこなかった。

 だからきっと、大丈夫。

 でも実際には不幸にも落ちる飛行機もあって、大丈夫と思うことに根拠なんかないんだけど、でも乗ってしまったら、もう覚悟を決めるしかないんだって知ってる。

 今日も、明日も、明後日も。ずーっとずーっと未来まで。
 誰かが見上げただろう飛行機が、落ちることがありませんように。


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・過去の「今日」。

2004年08月12日(木) 光が?

2005年08月11日(木)
  夏の想ひ出

 お盆の帰省ラッシュが始まったようですね。

 私は今までの二十数年の人生の中で、お盆に何処かに出掛けたことというのがあまりありません。
 うちの父が渋滞を嫌い、いつも7月末頃に夏休みを取っていて、2泊3日で伊豆に海水浴に行き、その帰りに2泊3日で祖母の家に寄るというのが、小中学生の頃の家族旅行の定番。一度だけ(理由は忘れたけど)お盆に祖母の家に行ったことがあり、その時初めて見た盆灯籠が仏壇の前でクルクルと回る光景は不思議な感じがしました。ましてや家にお坊さんがやってくるなんて(お寺はすぐ近くなんだけど)。

 高校から大学時代には、お盆の時期に極大が当たるペルセウス座流星群を見に出掛けることがありました。合宿です。暗闇、星空の下、ブルーシートの上に並べたシュラフにくるまって、夜空に流れる星を数えながら(と言うとロマンチックな感じですが、「流星観測」なので非常にシュールにデータを取ってます)、昼間、顔を見ながらじゃ出来ないような濃ゆい話をいっぱいしました。男女混合、先輩後輩関係なく。

 今年もお盆がやって来ましたが、あの父のムスメである私は、やっぱり渋滞を嫌って何処にも行きそうにないです。
 しいて言えば、人が居なくなった東京に帰りたいんですが。或いは、明日夜が極大のペルセウス座流星群を見に行きたい。出来ることなら、あの頃のように、バカ話をしながら。


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・過去の「今日」。

2004年08月11日(水) 腹ごなしに星見散歩

2005年08月07日(日)
  広島の苦悩・日本の苦悩 <画像あり>

 >>60年+1日+7時間40分

 昨日8月6日は広島に原爆が投下されて60年目の日。1日遅れた今日、私は爆撃目標とされた相生橋を通った。
 写真は、相生橋から原爆ドーム。爆心地は、もう少し東側(写真では左)。長崎の爆心地とは異なり、街の中に石碑だけが建つ。

 原爆を落とされたのは世界中で此処広島と長崎だけ。そんなことは百も承知だ。でも私は「ヒロシマ」「ナガサキ」とそのことを象徴化するのには嫌悪感を感じる。確かに原爆という新型爆弾による被害は、今までの焼夷弾なんかとは比べものにならないほど後々まで尾を引くもので、未だに原爆症で苦しむ人は多くいる。
 でも、沖縄の地上戦だってとても悲惨なものだった。東京大空襲だって酷い有様だった。あの戦争で愛する人を失った人たちの悲しみは、原因で左右されるものではないし、その精神的な痛みも等しく変わるものではないと思う。
 広島では「被爆六十年」という言い方をするけれど、それじゃ「2005年」の持つ意味が狭すぎる。今年は「戦後六十年」だ。

 広島のメディアは、昨日は原爆の日一辺倒だった。そりゃあそうだろう。それは別に構わない。
 広島の学校は、例年、8月6日は登校日らしい(余談だが、私は人生に於いて夏休みに登校日があったことがない。高3の2月に数回あっただけだ)。
 でも、広島市内及びその近郊とその他地域では、恐らく温度差があるんじゃないだろうか。県内でも温度差があるのだから、広島県とその他の都道府県では言わずもがな。それは広島の人も(恐らく)感じていて、このまま風化してしまうことを恐れている。

 でもそれは何も広島に限ったことじゃないワケで。

 思い切って言ってしまえば、私は、いつ何処で何があったかなんて、忘れてしまってもいいと思う。ただ、爆弾が落とされて街が焼けてしまったり、その爆弾の所為で酷い後遺症を負ってしまう人がいたり、とにかく多くの人が死んで、もっと多くの人が悲しい思いをしたんだってこと。それは戦争の所為で、だから決して戦争なんてしてはいけないってこと。
 それだけ判っていれば、細かいことなんかいいじゃないか。

 原爆が落とされた日を忘れていたって、原爆が落ちた時間に黙祷しなくったって、「過ちは繰り返しませぬから」その誓いが守れればいい。

 それじゃ駄目なのかな。


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・過去の「今日」。

2004年08月07日(土) 今年初浴衣
2003年08月07日(木) 夕方の空は秋の気配

2005年08月02日(火)
  夏の夜には

 怪談(ふふ)。

 今夜7時からフジテレビでドラマ「怪談」が放映されました。元々、3年前の夏に放映が開始された「怪談百物語」のスペシャル版。これ、とても好きで毎回欠かさず見ていたんですよ。
 見ていた頃の日記にも書きましたが、制作サイドは本当に百話続けたいという思いがあった様子。なのでこうして単発でも復活して、「おおーこうやってホントに百話まで行ったらすげー」と思ったんですが。

 今日いきなり九十七話目から始まって百話終わらせちゃうなんてあんまりだよ。

 つまりはもうやらないってことですかフジテレビさん。面白いのになー。丁寧に作ってるから金かかりすぎるのかなー。

 今日放送された「鬼婆」「座敷童子」「契り」「化猫」のうち、九十九話目の「契り」。主演が山口馬木也と石原さとみだったんですが、川崎先生(朝ドラ「ファイト」)と静(大河「義経」)にしか見えませんでした(爆)。

 このドラマの世界観や雰囲気はとても好きです。音楽も変わっていなくて良かった。また見たいなぁ。12〜96話分が残ってるんだけどなぁ。


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・過去の「今日」。

2004年08月02日(月) 雨降りの日々
2003年08月02日(土) 飲んだくれの夜

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