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■ 2002年08月27日(火) 詭弁
同情とか憐憫とか、そういう類の感情を向けられることに、私は強い嫌悪感を覚えます。それが「他者」「第三者」の視点でしかないくせに、「私」の中に土足で踏み込んでくるような感覚があるからです。 人は何事に於いても、「自分より下」がいると安心するでしょう? 「可哀想」とか「大変だね」なんて言葉を吐くことによって、自分の優位性を確認しているワケです。無意識のうちにね。そういう言葉は、発する人と発せられる人との人間関係の深さに比例した重さで投げかけなければ、詭弁です。関係の浅い人には本当に可哀想か/大変かなんて判らないと思います。社交辞令のつもりなら、それは言わない方が親切です。
人を気遣うフリをした自己弁護も嫌いです。「私が悪いんじゃないです」って言いたいならそう言えばいいし、それを確認したいのなら、「悪くないですよね?」とでも訊けばいい。回りくどいのは、愚劣な印象を受けます。
・・・なあんて、毒吐きすぎ? 私、こう見えても感受性鋭いんです。思ってもいないことなら、口にしないでね。上手に吐けない嘘なら、吐かないでね。そーゆーことです。ま、面倒だから気付かなかったフリすることが大半ですが。
病んでまーす。
精神分裂病の呼称が、正式に統合失調症に変更になるようですね。名前が変わったからといってすぐに何かが変わる訳ではないと思うけれど、名前の与える影響は大きいから、良いことなのではないでしょうか。心の病に対する世の中の偏見が少しでも薄らぐことを願います。
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・過去の「今日」。
2001年08月27日(月) 九州初上陸 <画像あり>
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