あおい世界
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2023年10月08日(日) |
函館旅行:元町・五島軒・赤レンガ倉庫。 |
朝はそれぞれ自然に目覚め、 それぞれが支度を始めました。 桜と桃はすっかり親要らずだし、旅行慣れしているので、 なんの手も出さずに済むので本当に楽ちんです。 朝食は強く勧められたので伯父さん宅にて。 純和風の白米、味噌汁、鮭、きんぴらごぼう、 温泉玉子、茄子漬けの他、 牛乳入りのスムージーでもてなされました。 量が多いのと温泉玉子の白身や牛乳が苦手なあたしは、 娘たち以上に苦戦しましたが、 何とか母の力を借りて乗り切りました。 伯母さんは少し認知症になっているため、 8歳下の伯母さんの妹タミおばが接待してくださいました。 しかも日中、動き回るのに持っていきなさいと、 おにぎり(一人2個ずつ)とおかずまで渡されました。 正直食べ歩きをしたかったのでちょっとびっくりですが、 その優しさと厚意には感動。
今日は元町などを歩いて観光。 伯父さんの家から大三坂を上り、カトリック元町教会、 函館聖ヨハネ教会、函館ハリストス正教会、 八幡坂から真っ直ぐ海に伸びている景色を楽しみ、 旧函館区公会堂を見学し、 元町公園を通って旧イギリス領事館へ。 天気が良く、それぞれをじっくりゆっくり見て歩くのに、 とても良い日でした。
ランチは歩いて五島軒本店へ。 五島軒のカレーはレトルト商品がたくさん出回っていますが、 明治から創業されている本店、 雪河亭(せっかてい)で食べてみたかったのです。 1時間ほど待たされましたが、 ホテルのロビーのような部屋で、 素敵な像や絵画、家具などの調度品が置いてあり、 立派なソファにくつろぎながらだったので、 待っている時間さえも優雅で楽しめました。
母は上皇上皇后両陛下が召しあがったというリッチ鴨カレー、 桜はハヤシライス、 桃はひこま豚のロースカツカレー、 あたしはイギリス風と明治の両方が味わえるあいがけカレー。 他に蟹クリームコロッケを半分ずつと、 エビフライを1本ずつも追加注文して食べました。 さすが本場の五島軒カレー。 みんなのを味見し合ったのですが、どれもこれも美味しかった。 やっぱり来て良かったなーとしみじみ。
お腹がいっぱいになり、一度、宿へ戻り、1時間ほど休憩。 桃以外は全員お昼寝をしました。 そしてまた元気を取り戻してから、歩いて金森赤レンガ倉庫へ。 今回の宿も伯父さんの家も、 この赤レンガ倉庫まで徒歩2分という立地。 倉庫内をうろうろ見て歩いたり、 お土産を買ったりしましたが、全然お腹が空かず、 夕食は食べられそうにないけれど、喉が渇いたので、 cafe CHI’S(カフェチーズ)へ。 母はダージリンティー、 あたしはウインナコーヒー、 桜はアイスココアとショコラケーキ、 桃はウインナコーヒーとショコラケーキ。 こじんまりとしていて、静かで落ち着いた喫茶店で、 ゆっくりくつろぐことができました。
店を出るとすっかり暗くなっていて、 赤レンガ倉庫や港の夜景を楽しみながら宿へ戻りました。 順番にお風呂へ入り、寝る支度をしてから、 夜8時に伯父さん宅へ行き、飲み会。 夕食を勧められていたのですが、それは丁寧に断り、 飲み会にだけ来たというわけ。 実際、五島軒カレーで夕方までお腹いっぱいになったし、 ちょっと小腹が空いた人は、 タミおば手製のおにぎりなどをつまんで十分満足でした。
飲み会では伯父さんが大吟醸を用意してくれて、 桃だけが美味しそうに飲んでいました。 母とタミおばは、タミおばが作ったという梅酒、 あたしと伯母さんはビール、 桜はちょっとだけビールであとはコーラ。 そんなに大酒飲みの人はいませんが、 父の若い頃の話や、伯父さんの話など、 いっぱい聞かせてもらえて、桜と桃も楽しめたようです。 伯母さんの認知症の感じが心配でしたが、 タミおばが支えているようです。 ちなみにタミおばの家は伯父さんの隣りで、 普段は窓から窓へと行き来しているのが可笑しい。
今夜もそれぞれのタイミングで就寝。
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