あおい世界
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2021年06月10日(木) |
本■つぼみと緑の庭。 |
宮下奈都さんの作品が続きます。 『つぼみ』 は6つの短編集がおさまっていますが、 その中の3つは 『スコーレNo.4』 のスピンオフだそうです。 まだ 『スコーレ〜』 は読んでないので、 順番が逆ですが、早速予約をしておきました。
その他はあまり関係性がないようですが、 なぜ 『つぼみ』 というタイトルなのか不思議でした。 ある方の書評によると、 【人はいつかそれぞれの場所でそれぞれの花を咲かせるものだとしたら、 花開く前の、つぼみの瞬間を見事に切り取った、いとしい、いとしい物語。 開花への段階を象徴する『つぼみ』というタイトルでしかあり得なかった奇跡のような一冊。】 とのこと。 なるほど、そういうことだったんですね。 いずれにしても、人はいつも迷い悩み惑いながら生きているという感じ。
『緑の庭で寝ころんで』 はエッセイ。 他に好きな本の書評や、 本屋大賞を取った 『羊と鋼の森』 についての関連誌。 男の子2人と女の子の母としての目線で語る内容が好き。 それは決して絵に描いたような母ではないのですが、 大らかさがあり、真似したいなぁと思うことばかり。 これからも物語とエッセイと、どちらも楽しませていただきたいと思います。
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