あおい世界
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2009年05月11日(月) |
父の病−退院。 子供会*会議。 |
午前中、母からメールがきました。 父は手術をせず、家に帰ることにしたとのこと。 手術前準備だった肩の切開をする前に、外科の担当医師に伝え了承してもらい、 内科の担当医師にバトンタッチされ、在宅介護のケアについて指導を受け、 病状が悪化した時は、担当医師が訪問診察をすると約束してくれたようです。 元々父は内科の担当医師をすごく信頼していたので願ってもいないことです。 しっかり手を握ってもらったとのこと。 心強いね。。。
退院手続きに若干時間が掛かったようですが、 午後1時過ぎには病院を後にしたとのこと。 医師からはお酒のお許しも出たんですって。 母は父が望むことは何でもさせてあげたいって、そう言っていました。
これらの判断が吉と出るか凶と出るかは分かりません。 病がどのような形で牙を剥くのか、 それぞれがどのような気持ちで取り組むのか、 そして、父がどう思うか。 確かなのは、家族全員が、 今、父のことを一番に考えたいという気持ちで一致していることです。
夕方、会社の帰りに実家に寄りました。 父は病院から帰宅後、1時間も庭をうろつき、なかなか家に入らなかったそうです。 日中は居間のソファで横になり、夜はきちんと寝室で寝る予定だとか。 嫌なのは熱。 相変わらず38度台あります。 母は痛み止めは出されたけれど、解熱剤は出されなかったと言っていました。 処方されるといいのですけど。。。
兄貴も午後来たそうですが、 トシコさんが美味しい雲丹を調達しているのを迎えに行って居ませんでした。 いつも焼酎を飲んでいた父が、今夜は日本酒にしたいと言ったので、 兄貴が何かを選んで買ってくるようです。 今夜はちょっとした退院パーティになりそうですね。 あたしは10分ぐらいで実家を後にしました。
この病院、駐車場代が掛からなくていいねぇ〜。
そんな冗談を言ったら、父が、
駐車場代、取ってもいいよ。
って笑ってました。
決して治ったからの退院ではなく、 むしろ何も治療をしなくして、癌に好き勝手させるという状況なのに、 家に帰ってきた父の姿を見れたのが嬉しくてなんだかみんなでニコニコしてました。
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重たい一日だった昨日。 夜は町内会の会議に、子供会の役員として出席しました。 再来週行われる運動会についての話し合い。
子供会役員はもちろん、 町内会の面々も会長を先頭に積極的に協力しようという人が多く、 話し合いはとてもスムーズに気持ちよく進みました。
そんな会議に出席していたあたしは、 父へ宣告した時に泣き腫らした顔が戻る間もなく、真っ赤な目のまま。 その訳を誰にも聞かれることはありませんでしたが、 2時間の会議を終えて帰宅し、 お風呂に入ろうとした時、鏡に映った顔は、まだウサギの目でした。 目の奥も痛いし、こめかみや頭も痛い。。。 それは今朝になってもずっと。。。 頭痛薬を飲んでもずっと。。。 でも父が退院すると分かって涙は出ませんでした。 むしろ安堵の気持ちが大きい。
検索WORD = 子供会*
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