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2004年07月23日(金)
  そして関西へ−伏見疲労困憊編 <画像あり>

 関西旅行も6日目。完全に疲弊しきっています。今日は予定通り伏見方面へ。目指せ千本鳥居!
 午前11時前にホテルをチェックアウト。ダンナに車で東福寺の門前まで送ってもらいました。てワケで、まずは東福寺を拝観。
 東福寺は臨済宗東福寺派の総本山。お庭が有名なんですが、私はあんまり興味がないので、拝観料を一切支払わず、御朱印だけ受けて、境内を散策。境内はタダで拝めます。立派な仏殿を見るにつけ、思い出すのは「信貴山縁起絵巻」。立派な三門を見るにつけ、思い起こすのは「羅生門」。全てココじゃないあたり、何か違うんですが、こんな感じなんですよ。
 三門西側には重文のトイレ(東司)があります。丸い穴が等間隔に空いてました。トイレが個室化されたのはいつ頃なのかしら?

東福寺仏殿受付脇に咲いてた蓮華東福寺三門
左から、仏殿、受付脇に咲いてた蓮華、三門。

 東福寺を出て、そのまま南に。路地を抜けて目指すは今日の本命・伏見稲荷。呼吸するたびに熱い空気が肺に入り、呼吸が苦しくなりながらも懸命に歩くこと15分ほど。狛犬ではなく、狐が出迎えてくれました。
 参拝を済ませ、御朱印を受けてから、千本鳥居をくぐって奥社を目指します。ところどころ朽ちた真っ赤な鳥居は、やっぱり何処かエキセントリック。しょっちゅうドラマ(しかも火サス系)の舞台になるのも判ります。鳥居の隙間から何か出て来そうだもの。何が出て来たら一番恐いかって、私の場合虫なんですけどね(汗)。
 奥社に辿り着くと、奥社の御朱印があったのでそれも受け、更に「おもかる石」に挑戦。願い事をして灯籠の頭に乗った石を持った時、自分が思っていたより軽く感じれば願いは叶う、重ければ叶わない、ってことらしいんですが、大体予想通りだった場合ってどうなんでしょう? 謎です。
 さて、ここから先は「お山巡り」。標高約233mの稲荷山の至る所にある祠や塚を巡拝するのが「お山巡り」。約4km、時間にして2時間の巡拝。勿論最初からするつもりなんてなかったんですが、奥社にも奥社限定の御朱印があったということは、この先の御膳谷(社務所アリ)にもあるのかも・・・? とちょっと登ってみることに。でもちょっと行った熊鷹社で敢え無く断念して下りてきました。10分登ってここまでじゃ、やっぱ無理(弱)。
 お昼は境内の参集殿で。暑いのでざるそばに惹かれたけれど、ここは稲荷の総本宮、初志貫徹でいなり寿司にしました。

伏見稲荷千本鳥居国立京都博物館
左から、伏見稲荷、千本鳥居、国立京都博物館正門

 さてさて疲れ切った私。もう外にいるのは無理、なら何処へ行こう? ってことで京阪線に乗って向かったのは、七条にある国立京都博物館。8年前にも一度来ているのですが、涼むにはいいでしょう。中に入って新収蔵品展や仏像・仏画なんかを拝み、ロビーで仏教関係の辞典なんかを適当に捲ります。中国からの修学旅行生とみられるオコサマたちが五月蝿くて邪魔でしたが、何とか時間を潰すうちにダンナから「終わった」と連絡が。
 迎えに来てもらって、大阪のダンナの実家へ帰りました。と言っても、義妹しかいないあたりアレなんですが(笑)。PCをちょっと直し、新婚旅行のお土産を渡して写真を見せ、お風呂を頂き、義妹が彼氏から借りてきてた漫画をダンナが読む隣でとっとと寝ました。日光は確実に私から精気を奪っています。日焼け止めで肌もガサガサです。ホント。
 ちなみに義妹に会うたびに若い若いと言われる私ですが、「また若くなりましたね」って言われるってどうなんでしょう。義妹は決してギャルではないですが大人びた感じなので、実際は3歳違うんですが並んでたら年齢差判んないかも。つか、あんまり一緒に並んでる感じじゃないかも(爆)。グランドピアノ(義妹はピアノ講師です)の上にあった雑誌は「Oggi」でした。ああ、もう妹がそんなの読む年なのね(涙)。義妹と実妹は同い年ですが、うちの不肖の妹は全然オコサマです。私の妹ですから。余談ですが、私と同い年のダンナは軽く5歳は上に見られる老け顔です。男の場合、化粧とか服装とかで大人びるとかいう問題じゃないからな。根深いよな(−−

 明日は大阪からちょっくら若狭まで足を延ばします。最後の最後で超マニアックに締めくくろうかと。ハンパないっすよ、場所を考えると(若狭って、ネェ)。


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・過去の「今日」。

2003年07月23日(水) 幸せを呼ぶ○○

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