無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2005年01月24日(月) ぐほげほがほ/『第4回日本オタク大賞』前編

 故障中のDVDレコーダー、連絡があるにはあったんだけれど、「27日になります」とのこと。「一週間で」ってのウソじゃん! この間、録画し損なう番組がどれだけあるか。おかげで「あとで見りゃいいや」って番組が減って、毎日テレビの前に張りつきになっちゃってるんで、体力も消耗気味なのである。……なら見るなよ、オレ。

 昨日から風邪気味だったんだけど、今日は鼻水と咳が止まらなくなる。それでも週明けなのでいきなり休むとまた巨大な迷惑をあつちこっちにかけてしまいかねないので、頑張って出勤。けど、仕事が終わった時点でヘタレた。今もこの日記書きながら、がほげほぐほ、と咳してゲロ戻しているのである。そういうわけで、今日も読んだ本や映画のかなりを省略。話題がどんどん少なくなるなあ。


 MONDO21で『第4回日本オタク大賞』前編。
 現在のようにオタクの浸透と拡散が続いている状況の中で、たとえ“面白半分”であろうとも「オタク大賞」を選ぶというのはかなり至難のワザであろうと思う。何が選ばれても、「なんでそんなのが?」と疑義を呈する人間は(しかもヒステリックに)いくらでも現れるだろうと思われるからだ。
 実際、岡田斗司夫さん、唐沢俊一さん、氷川竜介さんほか、審査員の方々をして「あいつらオタクのメインストリートなんか歩いてないじゃないか」とか「まだまだ薄い」「ダメダメ」とこき下ろし、非難しているWEBサイトも散見している。けれども、「じゃあ、何がオタクのメインストリートで、何をどこまで知っていれば『こいつは濃い』と評価されるのか」と聞き返せば、それに答えられる人間など、誰もいないに違いない。出演者の方々は口々に「20年以上前からオタクを世間に認知させようとしてきたが、いざ認知されてよかったかと言うと、『悪いことをしている』快感がなくなった」「オタクの敷居を高くして、誰も入って来れないようにしたい」「オレたちはドブネズミでいいんだ」「『げんしけん』みたいなのがオタクだっていう見方もあるしね」などと喋っているのは、オタクとしての立ち位置がみなさん揃って「微妙」になってしまっているからである。「オタクの定義とは?」ってなヌルいことやらなくて、もう定義も呼称もどうでもいいじゃないの、という気すらしてくる。
 いちいちこの番組についてコメントしてたらキリがないから、いくつかピックアップするだけにしとくけれど、今回初めて聞いて驚いたのは、岡田斗司夫さんの「『DEATH NOTE(デスノート)』の原作者の“大場つぐみ”って、ガモウひろしだよ」発言。岡田さんは何しろ根っからの大坂人だから、人を喜ばせるためならホントもウソも無関係ってなところがあって、情報のかなりを割り引いて聞かなきゃならない部分はあるのだけれど、こうしてデンパに乗せたってことは、「もうバラシちゃっていいよな」ってなホントにホントの事実なのかもしれない。周りのみなさんも「それはただのウワサ」と否定はしなかったし。イメージとしては『とっても!ラッキーマン』と『デスノート』とではギャップがありすぎてちょっと信じがたくはあるのだが、みなさんの話によれば、“大場つぐみ”という名前は、ジャンプのアンケート競争で巻末ボロページに回されるマンガを編集部が“大×組(おお×ぐみ)”と呼んでいたところからつけたのだとか(こちらは「確証がない」とコメントが付いたが)。ガモウさんが「どうせこんな連載すぐ打ち切られるだろう」と斜に構えて付けたペンネームだとしたら、なるほど、いかにもそれらしくはある。
 まあ「現れる秘密は必ず現れる」のが自然の流れだから、いつかは分からないけれど、待ってりゃそのうち真相は公式に発表されるでしょ。私としては特に『ラッキーマン』と『デスノート』を見比べてそこに何かの共通点があるのではないかなんてしちめんどくさい分析をするつもりはない。つか、誰も要請しないように(^_^;)。
 オタク大賞の収録自体は1月8日なので、ネット上ではもう殆ど確定的な事実のように語られているけれど、こういうムーブメントを起こして早く集英社に真相をゲロさせようって算段なのかな、岡田さんは。。
 あと、「びんちょうタン」(参照→http://k-tai3.com/file/bincho2.jpg)の元ネタである「備長炭」はみんな「びんちょうたん」と読んでるけれど(ヘタすりゃ売ってる店がそう読んでる)、それは誤りで「びんちょうずみ」が正解だからね。けれど、oogle検索すると「びんちょうずみ」の千倍も「びんちょうたん」が多いのな。漢字変換も「びんちょうたん」と打ちこまないとできないし。ここまで誤読が多いと、いずれ「びんちょうたん」も正式の読みとして公式に認めざるを得ない日も近いとは思うけれど、学校のテストとかではまだペケ扱いなので、気を付けようね。


 来月2月26日に放送予定のテレビ朝日の『土曜ワイド劇場』、『明智小五郎vs金田一耕助』になることが正式に発表。これ、同タイトルの芦辺拓の小説とは何の関係もない完全オリジナルなんだそうな。一応、芦辺さんにタイトル借用の義理立てしなくていいのかなあ……って言う前に、乱歩と正史のご遺族に了解は取ったんだろうか。そんなの常識だろう、と言われそうだけれど、『金田一少年の事件簿』のように「無断」ってこともあるからねえ。
 役者がまた、明智小五郎が松岡昌宏で、金田一耕助が長瀬智也という、これもまた期待していいんだか悪いんだか分からない布陣。まあ、お二人のファンの方は嬉しいんだろうけれど、ドラマとして面白くなるかどうかは期待薄かなあ。


 なんか立て続けに同内容のスパムメールが来てるんだけど、よく見ると文面は同じなのに、アドレスや呼びこもうとしてるURLは違っているのである。以下の二つを比較して見て頂きたい。

[A]
〉めぐみ
〉お願い。。。
〉Sun 01/23/2005 18:06:21 JST
〉真剣なお願いがあります。貴方の精子をください!子供が出来なくて困ってます。
〉絶対迷惑はかけませんので中出ししてください。一回10万円で、
〉妊娠できたら50万円お礼として払います。詳しくはすぐに連絡先を教えます。
〉出来れば本日中に返事をください。
〉いちよプロフィールも載せておきますね。
〉29歳、157cm-45kg、スリーサイズ《88・60・87》写メ有ります。
〉引き受けて頂けるならここに登録してもらえますか?
〉掲示板で待ってます。名前はめぐみです。
〉http://pink.jp.*******/secret.php?pr=777888
〉お互いの事は知らない方が後々いいと思うし、
〉妊娠した後は連絡を取り合いたくないので
〉ここを利用する事にしました。


[B]
〉めぐみ lovely_********@alpha-net.ne.jp
〉真剣なお願い
〉Mon 01/24/2005 02:24:15 JST

〉真剣なお願いがあります。貴方の精子をください!子供が出来なくて困ってます。
〉絶対迷惑はかけませんので中出ししてください。一回10万円で、
〉妊娠できたら50万円お礼として払います。詳しくはすぐに連絡先を教えます。
〉出来れば本日中に返事をください。
〉いちよプロフィールも載せておきますね。
〉29歳、157cm-45kg、スリーサイズ《88・60・87》写メ有ります。
〉引き受けて頂けるならここに登録してもらえますか?
〉掲示板で待ってます。名前はめぐみです。
〉http://pink.jp.*******/secret.php?pr=klklkl
〉お互いの事は知らない方が後々いいと思うし、
〉妊娠した後は連絡を取り合いたくないので
〉ここを利用する事にしました。

 タイトル、ただの「お願い」だったのが「真剣なお願い」に変わったのがミソか(何がミソなんだよ)。
 これはつまり、あちこちの「その手のサイト」が同時に、どこぞの「メール作製業者」に文面を依頼したら、その業者が手を抜いて「同じ文面」をそれぞれのサイトに教えたってことなんだろうな。サイトの連中も詐欺師だが、メール作製業者もとんだ悪党である。さてさて、こういう猿どもに騙される連中ってのは、どれだけ猿度が高いんだろうね。
 え? この「めぐみさん」が本当に精子を望んでいて、あちこちのサイトに登録してる可能性はって? あるか、ぼけえ(~_~;)。
 このメール、しげのパソコンにも届いてたんだけど、「……答えられーん!」と絶叫してたぞ(^o^)。

2003年01月24日(金) そのうち隔離されるかな/アニメ『ユキの太陽』(宮崎駿)/『カルト王』(唐沢俊一)
2002年01月24日(木) オタクのハマリ道/アニメ『七人のナナ』第3話/『山本弘のハマリもの』(山本弘)ほか
2001年01月24日(水) せがた三四郎、落つ。/映画『疾風! 鞍馬天狗』



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