無責任賛歌
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2002年12月16日(月) |
殺伐とした日々/『吼えろペン』6巻(島本和彦)/『バラバラくん』1・2巻(唐沢なをき)/『百鬼夜行抄』10巻(今市子)ほか |
山本弘さんの「SF秘密基地」、これまでにもちょくちょく掲示板に荒らしさんやトンデモさんが登場して場を賑わしていたのだが、なんだかいきなりアノひとコノひとと、バラエティに富んだ方々が跳梁跋扈し始めた。 例のトンデモさんは復活するなり削除食らってたけれど、今度も「山本弘を訴える、賠償金出せ」と、金目当てのイヤガラセを続けていた。処置ナシだねえ、全く。 更に別口で、女子大生を名乗るネカマっぽい人が、トンデモ本らしき本の真贋を山本さんに鑑定依頼してきた。ンなもん常識で判るだろう、と一蹴できそうなんだがこんなクソスレッドにもやっぱりアホな常連がどんどんレスをつけていくのである。この常連はホントに学習能力がないんだなあ。 何度か日記や掲示板にも書いたことだが、荒らしに反応する人間も荒らしなのである。その証拠に、わざわざ荒らしさんのサイトにまで出かけて行って、くだらん論争をやらかしてる常連さんが何人もいるのだ。あの、こちらにとっては向こうが荒らしでも、あちらにとってはこちらが荒らしってことになるのよ? そんな単純な理屈も分らないくらいバカ? 結局、定連さんも程度の差はあれ、みんな「トンデモさん」だし「かまってくん」なのである。 困るのは、こういう粘着質の荒らしさんが定連として横行してるサイトだと、ごくフツーにSFやアニメの話題をしたい人が書き込みしにくくなる、ということなんである。言っちゃなんだが、ここの常連さんの立てるスレッドって、「そんなこと語ってどうする」ってレベルのものが多いんだよね。 恥ずかしくならないのかと思うんだが、「色のついたヒーロー」とかの名前を挙げてって、何が面白い? 古今東西ゲームの下準備か? そんなん一行知識にすらならんわ(-_-;)。っつーか、こんなくだらんスレッド立ててりゃ、立派な「荒らし」だよ。 どうせなら、「『黒イせぇるすまん』や『ブラック商会変奇郎』は改題の憂き目にあったのに、どうして『ブラック・ジャック』は無事だったのか」くらいの話題は振れないものかねえ。 「その人に知識がどれだけあるか」的なスレッドってさ、その知識をウズ高く集めた後で、そこから何か普遍的な法則でも抽出しようって意図がない限り、なんのデータにもならないし、実りもないんだよね。「掲示板」とか「会議室」ってのは、個々人の「判断」を問うスレッドを立ててくもんだと思うんだけど、その手のスレッドがどんどん少なくなってきてる。少しはそこに歯止めをかけようって気が常連さんにはないのかね。 もう一度言っとくけど、つまらんスレッド立てた人に対して、「注意」なんてする必要もないんだからね。ただ単に「レスつけない」だけで充分。本人が「自分は荒らしだ」と自覚しない限り、何度でも似たような書き込み続けるよ、あの人たちはさ。
最近、自分で読み返してみても日記の内容が殺伐としてるなあと感じてるんですが、もちろんこれはしげとのケンカが頻繁になってるせいなのですね。 いやもう、ホントにたいしたことでもないのにすぐにケンカになる。たいてい原因はしげが生意気な口を利いて私が怒る、というパターンなので、しげが素直になりさえすればなぁんてことはないんですけれど、しげにとっての「素直」=「生意気」ということらしいんで、これはもうイカンともしがたいのであります。
今朝もしげ、起きて来ようとしなかったんで、叩き起こしたんだけれど、そのあともう、車の中で行きも帰りも悪態を吐き通し。 「私はアンタの運転手じゃない!」って、そりゃその通りだ。 けれど私ゃ別に、しげに理不尽な命令なんかしてないのだ。 「食事はどうする?」とか「コンビニ寄れるか?」とか聞いただけなのに、しげはなぜか「そんな時間ない!」(5分と寄り道にはならないのに)と怒り出したのである。驚いたのは私の方だ。いったい、何がどうして被害妄想に陥っちゃったのか。 だいたい、私がこういうことを聞かなきゃならんのも、しげが全く家事をしないからなのである。普通、聞くなら「今日の晩御飯は何?」だろう。料理作る気なんか毛頭ない人間にそんなこと聞いたってムダだから、仕方なく「食事はどうする?」と聞かざるを得ないのである。なのに、あたかも自分の方が使われてるように怒るというのは、本末転倒も甚だしい。「家事なんかしなくていいよ〜ん」と内心思っているからこんなセリフが平気で出るのだ。 しげのほうが理不尽だと言うことはもう何度となく指摘し、本人もかつてその事実を認めていたのに、また忘れているのである。ホントに感情と本能だけで、知能が働いてないやつである。 私もここんとこ、しげのワガママに閉口してたんで、マトモに相手をしてやる元気がなくなった。と言うか、優しくしてやる余裕もなく、ただ疲れてしげの声も聞きたくなくなってしまった。 だもんで久しぶりにしげを外に閉め出すことに。 仕事から帰ってきたしげ、閉め出されてドアホーン越しに謝ってくる。 「なにを悪いと思ってるの?」 「判らんけどゴメン」 判らんのなら反省してることにはならんだろう。やはりバカである。 もともとアタマが悪いのは仕方がないが、自分がバカだと分かってるのにあえてアタマを使おうとしないのはバカである以上に罪悪だ。 もうどうでもいいやって気になって、そのまま無視して寝たら、しげはそのうちどこかに行ってしまった。携帯に連絡を入れたが反応がない。どうやら、本気で反省する気がないらしい。どうせ私が仕事に出かけたら、戻って来れるのだからと、高を括っているのだろう。 家から閉め出したって、すぐに戻って来れるんじゃ、結局しげに対しては甘いってことになるんだろうなあ。一度やっぱり別居でもしてやらなければ本気で反省はしないか。でもどうせそんなことしたってこいつは私をストーカーするに決まってるのだ。 客観的に考えれば、ここまで妻としての責務を果たしていなければ、トウの昔に離婚してるか浮気してるか、破局が訪れていて当然だろう。なのに、どうしてそうなっていないのか。その意味をいい加減でそのシワのない脳でもなんとか感じとってほしいのだけどサルだからなあ(T-T)。 性悪な猿の躾方って、どうすればいいんでしょう。
アニメ『映画 犬夜叉 時代を越える想い』。 結局、これも劇場まで足は運ばなかったなあ。 『うる星』のころまでは高橋留美子のアニメは劇場にかかると必ずと言っていいくらい見に行ってたんだが、『らんま』以降、以前ほどには熱心でなくなってしまった。賛否両論はあっても『うる星』シリーズは押井守・やまざきかずお監督の個性が爆発していて一見の価値はあったのだが、『らんま』や『人魚』シリーズなど、劇場版ですら毒にもクスリにもならない凡作に成り下がってしまっていたからである。 でも一番の原因はねー、ファンとしては認めたくないんだけど、原作マンガ自体に力がなくなってしまっているんだよねえ。 『犬夜叉』も面白かったのは最初の数巻。四魂の玉探しの旅になって、しかもかごめが戦国と現代を行ったり来たりできるようになっちゃって、ドラマとしての緊迫感が全くなくなった。ピクニックがてら妖怪退治したってねえ。 かごめがせっかく作ってきたお弁当を犬夜叉が美味しいって言ってくれない、なんて安っぽいラブコメのシチュエーションを戦国ものでやるのかよ(-_-;)。 作画も全然高橋留美子キャラになってなかったし動きも悪かったし、これは見にいかなくて正解だったかな。
マンガ、島本和彦『吼えろペン』6巻(小学館/サンデーGXコミックス・560円)。 あ、なんとなく読み飛ばしてたけど、今回映画ネタが多いな。 第21話『ノリにノッてたグーな人たち』が『チャーリーズエンジェル』、22話『未来の男』が『ターミネーター』、23話『愛あるかギリギリ』が『青い珊瑚礁』。24話『純な男柄』はこれってのが思いつかんが、使いものにならない原作をマンガ家が勝手に創作するってネタは現実にありそうな気がするぞ。 さて、それはそれとして、かつて80年代の少年サンデーにワクワクしていた人たちには嬉しいお知らせ、第21話で、あの「うかつけんじ」が復活ですよ! ……と言っても、知らない人にはなんのことか判らんのだよな。あの、つまり80年代の『サンデー』は一時期『ジャンプ』の発行部数を抜くほどに面白いマンガが揃っていたのですよ。その二本柱があだち充と高橋留美子であることは論を待たないのだけれど、ほかにもこの時期に綺羅星のごとくデビューしたマンガ家さんが、島本さんのほかにもたくさんいたのです。 前作の『燃えよペン』で『ふぁいてぃんぐSWEEPER』の中津賢也を「うかつ賢二」として登場させ、『吼えろペン』の第10話では『陸軍中野予備校』の安永航一郎を「流れ星超一郎」として追加。そして今話ではついに島本さんこと炎尾燃を含めたサンデー三羽鴉が揃い踏みすることに! おお、なんというゴージャス! よく分らないのは新登場の渡飛鳥。チューリップハット(?)にサングラス、トレンチコートとかなり奇妙なイデタチなのだが、モデルはいったい誰だろうか。ゆうきまさみの『アッセンブルインサート』や『究極超人あ〜る』に刑事役で出演していたサンデーの福田孝記者もこんなスタイルだったけれど、マンガ家じゃないし名前も似てないしなあ。石渡治じゃないしなあ。
マンガ、唐沢なをき『バラバラくん』1巻(おてつだい編)・2巻(コナゴナくん登場編)(偕成社・各1050円)。 マンガと書いたが形式は25×21センチの絵本型。もともと福音館書店の『おおきなポケット』で連載されてたものなので、これくらいのサイズじゃないと読みにくいだろう。唐沢ファンなら単価は高いけど、新書版や文庫になるのを待たずに買いなさい。 街の平和を守るために博士が作ったスーパーロボット、けれど完成直前、ネジを締めようとしたとき、博士がうっかりしちゃったクシャミが原因で、バラバラになってしまう。でもその様子が面白かったので、博士は完成させないままロボットに「バラバラくん」と名前をつけて、放置してしまうのだ(ああ、かわいそう)。それからというもの、バラバラくんは「未完成なまま」、弟の少年探偵ケンジくんと一緒に、街で起こる事件解決のためにこき使われちゃうのであった。 唐沢さんのマンガだから、懐かしのマンガに対するオマージュは随所にある。少年探偵とロボットという組み合わせが既に正太郎くんと鉄人28号(ドジロボットという点ではロボタンも入ってるな)だし、バラバラくんを見て「がんばれロボコン」のロボパーを思い出す人も多いだろう。バラバラくんの手がアタッチメント式で取り替え可能なのは、ちょっとライダーマンっぽいけれど、既に『鉄腕アトム』のノース2号やシラノに見られるイメージ。だいたいバラバラくんがロボットとしては「カタワ」(差別語などと言うなかれ)なのは、「人造人間キカイダー」で一番強調されてるけれど、ロボットもの永遠のテーマ。パロディマンガに見えるけれど(実際にそうなんだけれど)、王道をきちんと守っているのである。 怪盗キングたかじんは『怪奇大作戦』のキングアラジンとやしきたかじんの合成キャラか(^o^)。「いいかげんでネジをしめてくださいよう」と嘆くバラバラくんをムカデ形に改造するのはこれも『鉄腕アトム』のガデムであろう。ムカデン星人が空飛んでる様子はナウシカの蟲っぽいけど。で、ドクターぶんぶんはガリガリ博士か(いや、ルーツをたどればドクターフェイトまで行っちゃうけどねえ)。 あと、悪人が悪いことするけど「信号無視」とかセコイことしかできないッてネタ、いったいルーツはどこまで遡れるんだ。チャップリンか? マンガだとやっぱり赤塚不二夫か永井豪になっちゃうのかなあ。 私の少ない知識じゃこれが限界なので、あとは読者のみなさんで読み解いてください。読み解かなくても面白いけどね。
マンガ、今市子『百鬼夜行抄』10巻(朝日ソノラマ・眠れぬ夜の奇妙な話コミックス・800円)。 花組芝居で舞台化かあ。脚本がわかぎえふさんと聞くと見たくなってくるが、これも福岡には来ないだろうな。 3月に『奇跡の人』を見に上京するのだけれど、これはもう「当たり馬券」を取りに行くようなものなのである。わざわざ高い金払って東京くんだりまで行くのだから、そりゃハズレは引きたかあない。けれど「ハズレ馬券」の可能性が高い『百鬼』を見たいというのも、これ、オタクのサガなのである。 とは言え、オタクが細分化されちゃってる現在、今市子に興味があってしかも花組芝居やわかぎえふの名前にワクワクする人ってのも少ないだろうからなあ。誰か見に行こうってバカはいないかな。
さて、10巻を経ても息切れせず佳作を描き続けるこのシリーズ、『BSマンガ夜話』でも取り上げられてるんだから、いい加減でもうちょっとオタクの間で話題になってもいいと思うんだがなあ。今巻もなかなか諸星大二郎してる『枯れ野』を始めとして、怖いような笑えるような微妙な世界を五つの短編に展開。 全部を語る余裕はないので、もう一人の飯島律、飯島開について。 前巻で26年ぶりに異界から帰ってきた開伯父さんだけれど、蝸牛の息子たちの中では一番「見える」人だったようだ。今回、『闇は彼方に佇み』では、早くもその「能力」ゆえに、トラブルメーカーとして律たちに多大なメイワクをかけていきそうな気配を濃厚に見せてくれている。姿は46歳でも心はハタチってんだから、それも当然かな。律の母さん曰く、「開さんは自信過剰なのよ」(^o^)。 開の処遇をどうするかで急遽開かれた「家族会議」。蝸牛の娘、息子たちが久しぶりに一同に会する。わあ、10巻記念なのか、超豪華キャストだね。 その中でも、次女の環と三男の開は、ちょうど司と律の関係をそのまま映したかのように「因縁」で結ばれていた。かつて彼らは「あるもの」をいっしょに飼っていて、そして捨てた。環は「それ」が何か気付かなかったが、開はそれを封印しなければならないことを知っていた。それは蝸牛がかつて封じていた幽鬼の一匹だったのだ。 失踪中の26年の間に、死体を食らい、巨大になっていた幽鬼。環のもとに帰ろうとするそれを開はいかにして屠るか。 ……ってな、えらいシリアスな展開を見せときながら、オチがアレとはねえ(^_^;)。いや、そこが今さんらしくていいんだけどね。 あとがきマンガを読むと、今さん、結構行き当たりばったりに描いてるようだけれど、それがこれだけの整合性を見せているとは全くどういう才能だろう。ホラーを描こうと考えている人は、須らく今さんの語り口を参考にすべきであろう。
マンガ、とり・みき『遠くへ行きたい』4巻(河出書房新社・998円)。 もう廃止されてるのに文春漫画賞受賞って未だにオビに書いてあるぞ。箔付けになってるんだかないんだか。 しかし、まだこのマンガを読んだことがない人にその面白さを伝えるのにはどうしたらいいのか。 タテ×ヨコ3コマ、計9コマのサイレントマンガである。 そこで行われているのは常に「意味の解体」、ひとコマ目で「あるもの」と見えていたものがコマを追うごとに変容し、全く別の「あるもの」として現われ、読者の意表を突く。その変幻自在ぶりはともすれば四角四面なコマワリ自体を破壊し、なにが面白いのか分らなくなってしまうくらいだ。 ……まるで誉めてないみたいだなあ。誉めてんだけど。 いや、ホントに文字にするとその面白さって伝わんないのよ。 例えばあるマンガ(50ページ)の内容を説明するとこうだ。主人公のタキタくん(とりさんの友人、田北鑑生氏がモデル)が、大地を歩いている。突然足元に現われた五本の線。その源を辿る旅に出るタキタくん。延々と旅を続け、その地平の果てにタキタくんが見たものは……ト音記号。 ……うーむ、やっぱり文字で書くと面白くない。でもマンガで読むと面白いんだってば。
私のお気に入りのやつは、テレビの歴史をいつもと違って36コマで辿るミニマンガ(68ページ)。なつかしモノには引っかかりやすいのだね。でも、これがいくつかよく判らんのがある。誰か知ってる人がいたら教えてくれ。 1、『ジェスチャー』。映っているのは柳家金語楼。私が生まれる前から放送されてたけど、10年近く放送してたので私にも記憶がある。 2、力道山のプロレス中継。敵はシャープ兄弟のかたわれか? 3、『日真名氏飛び出す』。ミステリドラマの草分け。主演の故・久松保夫は黒沢明の『虎の尾を踏む男達』にも出演してたが、後年は声優として有名になった。 4、『名犬ラッシー』……だと思う。「リンチンチン」じゃないよなあ。 5、『月光仮面』。見ているタキタくんも月光仮面のコスプレをしている。子供がマネをして危険だというので打ち切りになったことでも有名なのだ。 6、皇太子御成婚。って今の天皇だけど。これがテレビ普及の一番の原動力になった。 7、『鉄腕アトム』。足だけしか映ってないけど版権がうるさいのかな。このへんで私が生まれた。とりさんとは5歳ほどトシの開きがあるのである。 8、東京オリンピックの聖火台。 9、『ウルトラマン』。これもスペシウム光線を出す手だけ。 10、『日曜洋画劇場』。映ってるのが「サイナラ」ポーズの淀川長治。時期的にはこれだろうね、『ララミー牧場』だともっと前だし。 11、小川ローザのCM「オー!モーレツ!」……って何のCMだったんだよ。タキタくんは赤くなっている。 12、アポロ月面着陸。タキタくんは泣いている。なぜ泣くかわからない人は科学の子ではない。 13、あさま山荘事件。タキタくんは手に汗握っている。私は「よど号」のときもそうだったけれど、ずっと同じ画面しか映ってなくて退屈なだけだったが。 14、スプーン曲げ。ユリ・ゲラーですな。この時期、日本中でスプーンを握って念力で曲げようとしなかった人間はいないのではないか。 15、長島茂雄現役引退。後年氏が語ったところによると、予め考えていたメッセージを殆ど忘れて、仕方なく「わが巨人軍は永遠に不滅です」でシメたとか。感動した我々の気持ちはどうなる。 16、ピンクレディーかなあ。歌ってるのは手の振りから見ると『ウォンテッド』か? 17、『宇宙戦艦ヤマト』。解説不要。 18、『三年B組金八先生』。実は殆どマトモに見たことがない。教師ものって嫌いだったから。 19、『俺たちひょうきん族』。映っているのは明石家さんま演ずるブラックデビル。タケちゃんマンよりも人気があった。 20、エリマキトカゲ。これもCMからのブームだが、何のCMだったか。 21、日航機墜落。例の逆噴射事故ですね。映ってるのは川上慶子さんの救出シーン。実は私、このK機長の操縦する日航機に、事故の何ヶ月か前に偶然にも乗りあわせてました。「き、き、き、機長のKです」とドモッてて、しかも超アクロバット飛行をしてくれてたので覚えてたのである。この段階で治療しとけばこんな事故は……(T-T)。 22、チャレンジャー機事故。 23、平成改元。オブチさんもこんなに早く死ぬとは。 24、これがよくわかんないんだけど、ベルリンの壁崩壊? 天安門事件? 25、噴火らしいけどどの噴火だ。島原か? 26、阪神淡路大震災だろう。時期的に。 27、オウム真理教事件。映ってるのは教祖。タキタさんは怒っている。 28、ワールドカップらしい。いつのだ。初ゴールのときのか? でもタキタさんがいきなりハゲた爺さんになっている。 29、スキーが映ってるけど、ソルトレイク? 30、衛星が映ってるけど、BS放送開始? 31、除夜の鐘。 32、カタカナで「イ」の文字。テレビ放送開始……って時間が逆戻りしてるよ! ……こういう解説をしてるとキリがないね。でもどういうギャグをとりさんが書こうとしてるか、ちょっとは伝わったでしょうか。
2001年12月16日(日) 週遅れ日記・記憶はどこまで手繰れるかっ!?/DVD『バトルロワイヤル』ほか 2000年12月16日(土) あの感触が忘れられないの
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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