無責任賛歌
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2001年12月16日(日) |
週遅れ日記・記憶はどこまで手繰れるかっ!?/DVD『バトルロワイヤル』ほか |
そろそろ爆走しなきゃなあ、と思いつつ、雑用と体力不足で日記書くヒマがないぞ。これ書いての今やクリスマスだぜ。記憶を掘り起こしつつ書くのにもそろそろ限界が来ているのである。 つーことで、ぱぱっと行こう。
DVD発売も目前の『パワーパフガールズ』第50回「ちっちゃくなあれ/NANO OF THE NORTH」 。 敵はミクロサイズのロボット「ナノボット」なのだけれど、誰がなんのために作ったのか、なんて説明が全くない。 多分原タイトルの「NANO OF THE NORTH」ってのに何かパロディと言うか、意味があるんだろうと思うけれど、「北のナントカ」ってタイトルの映画とかで思い浮かぶのは『北の家族』(NHK)くらいだ。 高橋洋子、可愛かったなあ。って、PPGの話じゃないね。
なんとか朝起きして『PPG』は見られたものの、そのあとまた睡魔に襲われて寝る。睡眠自体も二、三時間寝たらまた目覚めてしまって、熟睡できない。 なんかまたカラダのバランス狂ってきてる感じだ。 『コメットさん☆』第38回 『キモチの災難』。 メテオさん主演編と言っていい、今週と来週の前後編。 イマシュンとの愛の行方は? って感じの話だが、昔の魔女っ子ものなんかと比べて格段にドラマが進歩したよなあ、と思えるのは、こういうライバル少女がただの憎まれ役だった70年代と違って、生身を感じさせる演出が随所に見られるところだ。 あの、みなさん私をただの二次元少女フェチと思わないように(-_-;)。否定もせんが(せんのか)。 コメットさんのココロはケースケの方にあるのだから、イマシュンとメテオさんがくっつこうが関係はないはずなのに、つい怒鳴ってしまうと言うのも、脚本、演出ともに芸が細かい。 少女マンガやアニメを馬鹿にしちゃいかんよ。ミヤザキもアンノも少女マンガ題材にすると、なかなかの佳作を作ってんだから。 次週はメテオさん失恋か? みたいな感じになりそうなんで、いよいよラストスパートに入るのだろう。 ……それはいいんだけどよ、『コメットさん☆』のDVD、なかなか出ねえなあと思ってたらよ、なんとバラ売りしないでBOXのみの販売だとよ。 だからオレだって際限なく金があるんじゃねーんだようおうおう!
で、前田亜季つながりで(おいおい)、中古で買ったDVD『バトルロワイヤル』を見る。 『ビデオのお姉さん』完全版なんて特典映像がついてたりするが、私がみやむーに燃えていたのは既に6年も前なので(^o^)、既に私にとってはなつかしビトである。アニメの声優としても最近あまり聞かないしなあ(そう言えば緒方恵美も結局どうなっちゃったんだ)。タイトル忘れたが例の自衛隊映画といい、どうしても「ね〜ちゃん、アニメで食えんで汚れ仕事もやっとるんかいのう」てな印象になっちゃうんだよなあ。所属はまだJACなんだろうか。 もう一つの特典映像、北野武と前田亜季との会話を収録した「幻のエンディング」というやつ、確かにドラマとしてはいいシーンなんだけれども、映画の流れからいって、「エンディングとしては余計」だ。 キタノがどうして典子だけを助けようと動いていた理由がそこにはっきりと描かれているのだけれど、これをラストに持ってきちゃうと、物語が秋也と典子の物語から、キタノと典子の物語にスライドしちゃうのである。しかし、そういう「カット」の判断が出来たんなら、あの余計な字幕の数々もカットしといてくれたら、もっと完成度が上がったと思うんだがな。 監督ってのは、たとえ映画の出来がイマイチになろうと、どこかに自分の趣味的なワガママを通したくなるものらしい。
映画の時間を調べてみると、てっきり夜はやらないと思っていた『ゴジラ』、日曜日だけ7時台に1回やるようである。 ……平日は3回しかやんないんだよな。なのに日曜日だけ6回やるってことは、ハナから「平日、大人の客は来ない」と踏んだな、東宝。 まあ、適切な判断だろうけど。 でも、昨日見損ねていたので、早いうちに見ておきたいと、しげを誘いに練習会場まで行ってみる。
着いてみるとちょうど練習が終わったところ。 よしひと嬢、「からだは大丈夫なんですか?」と聞いてくれる。 あ、一応この日記読んでくれてるんだなあ、一週間遅れでアップしてるのに、と嬉しくなる。 映画の件は、しげ、一言のモトに「あ、鴉っちを送んなきゃなんないから、ムリ」と一蹴してくれる。 でもせっかく私が来たからと言うことで、其ノ他くん、鴉丸嬢、私としげの四人で、カラオケになだれこむ。 しかし既に新作の『009』だってカラオケで歌えるようになってるってのに未だに『コメットさん☆』は入らないなあ。……童謡だと思われてるのか? なんかストレス溜まることでもあったのか、鴉丸嬢、今日は特に熱唱。でも「グローブは難しい」と言って、『009』は早々にパス。調子が悪いのかな、とちょっと心配になるが、少食の鴉丸さんにしては結構食事を注文していたから、まあ大丈夫なんであろう。 私も、初めて歌った『フリクリ』がまあまあ歌えたんで気分がよくなる。こうやって地道に少しずつ、レパートリーを増やしているのである。ほんの1、2年ほど前まではカラオケに行った回数なんて、右手で足りるほどだったのに、こうもハマるようになっちゃったのはなぜなんだろう。どっちかと言うと昔はヨッパライに絡まれるのが嫌いで、「宴会」自体が嫌いだったのになあ。「酔客はうまくかわせばいいや」と鷹揚になっちゃったせいなのかもしれない。 こうなると、意地っ張りで偏屈だった昔がちょっと懐かしくもあるのである。まだちょっとシッポ引きずってるけど(^_^;)。 其ノ他くんにリクエストされて、『グレートマジンガー』『ゲッターロボ』を熱唱。やっぱ、主題歌としては『Z』より『グレート』の方が燃えるよなあ。鴉丸さんは私を見てちょっと怖がっていたが(^_^;)。 其の他くんには「堪能させていただきました」と言われてしまったし、これでは次回までに『マジンカイザー』も覚えねばならないではないか(^^)。 ともかく、しげが車で、酒を飲まないから、実に安心してのびのび歌えるのだ。
三時間目一杯歌って、其ノ他くん、鴉丸嬢をウチまで送る。 車中、鴉丸さんから「『バンパイアハンターD』のDVD買う?」と聞かれたが、「映画で見てるし」と答える。 鴉丸嬢に、「てっきり買うと思ってたのにい」と残念そうな顔をされるが、スマン、私には『コメットさんBOX』&『名探偵ポアロBOX」という大物が控えているので、そんな駄作(でもないけどまあまあ程度の出来)に関わってるヒマはないのだ。 「東京のこうたろうくんが、『其ノ他くんの書き込みがなくなったのは、オレがヘンな書き込みばかりしてたせいかなあ』と言ってたよ」と伝えたら、其ノ他くん、半端でなく焦る。 「誤解だって伝えといてくださいよ〜」ということなんで、ここに伝えときます(^o^)。
帰宅して、ビデオに録画しておいた『サイボーグ009』を見る。 今回は第10話「オーロラ作戦」。 旧シリーズでもアニメ化されたことのある原作は数少ないが、これはその一つ。タイトルは『南極の対決』。でも、見てたのなんてもうウン十年前だから原作に忠実だったかどうかなんて覚えちゃいない。 でも今回の新作は、ストーリー的にはほぼ原作に忠実。ただ、敵の司令官がオカマ言葉なのはちょっと違うんじゃないか。 機械を狂わせる「マッド・マシーン(この名前、『鉄腕アトム』にもあったな)M‐1号」が「兵器を狂わせる」という設定に微妙に変更。「機械」を「兵器」に変えなきゃならない根拠がよく分らないなあ。サイボーグたちの「武器」としての特徴を強調したいんだろうか。それとも今は、携帯の電磁波でコンピュータの誤操作が起こるなんて実例があるから、「機械を狂わせる」ってこともタブーに引っかかるのだろうか。 「ドルフィン教授」を「フィンドル教授」に、「イルーカ」さんを「シンシア」に変えたのは、まあ納得しないでもない。いかにもマンガマンガしすぎてるものなあ。じゃあ「張々胡はどうなる」という指摘は置いておく(^_^;)。 作画はキャラの顔が崩れない程度には安定。でもアングルや動きにそれほどの工夫がなく、やはり今一歩。 第一話がすごくよいんじゃなかったら、テレビアニメとしてひどいというほどでもないんだけど、ヘンに期待させられちゃった分、なんかレベルが低いと感じちゃうんだよねえ。その辺がちょっと損かも。
『アニメージュ』『ニュータイプ』1月号。 新作情報で「はや?」と思ったのは、『ルパン三世 生きていた魔術師』。 ……OVAで4月3日発売だとお? タイトル通り、あの旧シリーズ第2話、大和屋竺脚本によるシリーズ最高傑作、『魔術師と言われた男』の「白乾児(パイカル)」が生きていたという、とんでもない作品だ。こりゃ、傑作になるか駄作になるかって感じの、ギャンブルのような続編だなあ。 もちろん、見ないことには批評も出来ないから、これ以上は特に言うこともないのだが、スチールだけを見るとちゃんと「蒼ジャケ」のルパンである。けれど、パイカルの声はオリジナルの江角英明さんじゃなくて、野沢那智。……ちょっとテンション高くなりゃしないか。だいたい、江角さん、今でも『こち亀』で署長役なんかやってるのに、どうして起用せんのか。……多分いろいろオトナの事情があるのだろうな。 ほかにも気になるアニメ情報をいくつか。 『最終兵器彼女』のアニメ化。テレビか劇場かはまだ判らず。 でも、やっぱりやめときゃいいのにって感じだよなあ。輪郭線を曖昧にしてる高橋キャラがアニメに向くとも思えんが。 ストーリーはアレはアレですから、見る前に文句つけてはいけません(^^)。 『おジャ魔女どれみドッカーン!』……さすがにこれで打ち止めちゃうかな。もう小学6年生だし。また一人増えるみたいだけど、こうなるとはなちゃんももう喋れるようにならないと不自然だよなあ。 それ以前に、みんな体型が変化してないのに「6年生」ってのも無理ありすぎだがね。この幼児体型のまま、『セラムン』みたいに「高校生編」まで行っちゃえばそれはそれですごいアニメになりそうだけれど(^^)。 ほかにも触れたいことがないではないが、もう体力が続かんのでこのへんで。
ああ、当日の日記が書けるようになるのはいつの日か……。
2000年12月16日(土) あの感触が忘れられないの
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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