NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 映画の祭典

 なんか、つまらないサブジェクトで恐縮です。すぐに分かるでしょう。アカデミー賞です。一ヶ月くらい前からNYでも街角に広告が出るようになって、あーこの季節だな、と思ってしまいます。そういえば去年は寮の部屋でkensukeと一緒にデランシー(マンハッタンの果て)から一緒に運んできた巨大テレビで見たんだった・・・。なんてことが思い出されます。演説の内容も随分分かるようになったぞ、なんて感慨深さもありますが、やっぱりアメリカが育み、多くの人に愛されているものをテレビだけとはいえ同じ国で共有できるのはいいものですね。受賞者のスピーチもみんなかっこいいし。ただ歌を口ずさみ終える人、初めての役者の指導者だった祖母への感謝を述べるもの、マイノリティがチャンスを得て、獲得を達成したことを誇り高く語るもの、それぞれです。特に感動したのは、おそらく「eternal sunshine」の脚本賞のときだったと思うのだけど、(本当に定かではない)受賞者が妻への感謝を表すのに「54年と半年」といったところでしょうか。キリのいい55年でも、54年でもなく、「54年と半年」なんですよ。とてもハートフルなスピーチですよね。
 勿論目の覚めるような美しい女優たちがにこにこしているのも艶やかで、アメリカを感じます。来年も、この国でみることができたらな・・・。その前にトニー賞だ。






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写真は主演女優賞のHilary Swank。
私としてはeternal sunshineが大好きだったので、Kate Winsletを推していたのだけど。

2005年02月27日(日)



 私も外へ連れてって

 にゃー。この街を歩いていると元気にお行儀良くお散歩しているわんちゃんは沢山見るのですが、何故か、にゃんこは見ない。どうしてだろう・・・と考えたのですが、猫と一緒に住んでいる人は結構いるんですよね。結局日本のように、民家が立ち並んでいるわけではなく、全てが高層アパートなので、さすがのにゃんこも自由に出入りができなかったりするのでしょう。偶にお店にいつもいるにゃんこがお散歩してたり、店番してたり、入り口のちょうど真ん中で昼寝をしてたりしますが、それは一階のお店のようにドアの開いたところにいるからなんでしょう。
 そして、ちょうどお散歩をしていたら(考えてみたら私かなりお散歩してますね)窓からなにか私を見つめる視線を感じるじゃありませんか。お、病気で表に出られない薄幸の美少女が一目ぼれをしてくれたのか!?と思いきやそういうわけでは全く無く、(かわいい、という点では一致していますが)まどから真剣に私を見つめていました。表に出たいみたいです。にゃんこと一緒に住んだら散歩に出ることにしましょう。





↑クリックすると猫。

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にゃー。遊びに行きたいにゃー。

2005年02月25日(金)



 団子の一日

 きっと簡単に予想できることですが、NYでは何でもかんでも手に入ります。価格もちょこっとだけ高いだけで、手が出ないわけでもなんでもない。本だってほんの数百円の違いなんですよ。ところが、なぜだか日本のものが貴重に思えて仕方が無い。たとえば日本人のパーティに午後の紅茶でももっていこうならば神ですよ。
(神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!)
 こんな感じで歓迎されるかも。本当に不思議です。高いならともかくね。ま、私もしばしば日系スーパーに行くわけですが、団子の元を買ってみました。なんとなく。はい、勿論和菓子やもあれば、団子も買えないわけじゃない。ところが、なんとなく、うむ作ってみるか、という気分になってしまったわけです。
 コネコネ。水でこねてゆでるだけ。簡単。キナコも買って・・・。ところが、案の定作りすぎてしまいました。中にチョコレートを入れたり、抹茶を混ぜてみたりと色々遊んでいるうちに十個以上。団子は五個も食べれは十二分ということが身にしみて分かりました。なぜ、あんな粉からこんなに胃にもたれて気持ち悪くなるものが出来るのだろう?不思議でした。
 でも、おいしかった。お茶を入れるのを忘れちゃ駄目ね。お茶を日本から送っていただいた方多謝。





↑クリックすると驚愕の秘密が明らかに。

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 そこに広がる和風の空間。でも、食べ過ぎに注意。

2005年02月23日(水)



 消えちゃうハート

 過去ログを見ていると雪の話題ってけっこうしているんですね。これで最後にしましょう。NYの人たちは雪が降るとスキーやスノボーまで持ち出して、公園で遊びだすのですが、色々絵でお絵かきして遊んでいます。これもその一つ。とっても面白いのでぜひ紹介させてください。いつか消えちゃうけど、大きな大きなハート。なんてセンスの良い遊びなんだろう、と思ったのですがどう思いますか?
 ほかにもたくさん沢山楽しい雪遊びみつけたんだけど、本当にいつでも散歩が楽しい街です。





↑クリック。

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 ペタペタペタペタ。歩きながらハートを描いたのは誰?

2005年02月22日(火)



 昨晩からの大雪

 夜半から降り始めた雪はたちまちまたNYの街を覆ってしまった。オレンジ色の街灯は、雪が降ると街をその色一緒に変える。漆黒だった夜の空中や、夜になればいつも夜の色に変化してしまう元々濃い色のビルも何故かその時だけはオレンジ色に染まっているように見える。それでも降り続く雪は、空中でそのオレンジ色に照らされて、まるで夜光虫のように実は一直線ではなく、舞いながら地上に降りてくることを私たちに教えてくれる。降り積もりにつれて雪は止むことの無かった街の音をも包み込み、この街の一番静かで一色の世界を演出してくれる。
 それをみたくて、私は夜中の三時。アパートを出た。
 空気の冷たさは、色と音とに加えて、感覚をも一つしか感じることを許さないようだった。





↑今日は恥ずかしいのでクリックしてくれなくても・・・

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 降りしきる雪の中佇む私。

2005年02月21日(月)



 かわいくても真剣なんだから。

 そうです。どんなにかわいい子でも、小さい子でも、みんな精一杯真剣に生きている場合があるのです。たとえばうちのゴンちゃんは、ちっとも怒っても怖くありませんでしたが、本人としては精一杯起こっているつもりだったのでしょう。私も一見とてもまじめな人に見えると自分でも思いますが、中身はほんとうにだらけきっております。なんていうんでしょう?そのアンバランスさ。小さい女の子といえども暗殺者になりうる、なんていうことかもしれません。でも、かわいいものはかわいいのだから仕方ない。
 写真のわんちゃんも本当はとても一生懸命考えているのです。


↑くりーーーく
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公園で、何かを一生懸命見つめ、考え込んでいる犬とであった。

2005年02月17日(木)



 The Christos's Project:"The Gates" in Central Park

これが本当のタイトルみたいです。NYにいるおかげでいろいろな話がテレビを見てると転がってくる。どうやらブルームバーグ市長がchristosのファンで作品を沢山持っているとか、彼の再選のための一環だとか。2月の観光客の減少をてこ入れするためだとか。26年間あらゆる市長に却下され続けた企画だけに感慨もひとしおでしょう。そして、何より私にとっては世界中から注目された企画がすぐ、自宅から徒歩十分のところにある公園で行われているのが面白い。押し寄せるだろう客は50万人。その中の一人でした。すでにもう二回もみたのですが、どうやらあと一度クラスでいくことになるみたいです。OTL。それほどたいしたことないと思うんだけどな。でも素敵だなって思ったのは、あの企画遠めにみて、面白くもあるし、くぐり続けて遊んだり、タッチして遊んだり、みんなめいめいにそれぞれの方法で触れ合って楽しむことが出来るんですよね。笑ってしまったのが、前に歩いて人が携帯に電話がかかってきたらしくて、、、
"I am seein stuff in Central Park.(今セントラルパークで「モノ」を見てるよ)"
 といってたとき。思わず笑って友達と顔を見合わせてしまいました。モノだよねー。そう、なんて表現していいか分からないんだもの。どうやら、西海岸・日本がこの企画の候補になったらしいですが、風が強かったり台風の恐れがあったことからNYにこだわり続けることになったとか。日本で見たかった?いいでしょー。早くおいで。一緒に見に行こう。





↑クリックしてみてください。

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みんなオレンジのゲートの下をくぐればくぐるほどハッピーになっていくのです。

2005年02月16日(水)



 セントラルパークにある何か

 気をつけてください。サブジェクトは「セントラルパークにあるが何か( ゚Д゚)?」といった2ちゃん風なことではありません。セントラルパークに何かがあるんです。突然出現したゲート群。鳥居のように思えなくもない。セントラルパークに張り巡らされた舗装道路全てがオレンジ色の旗が揺らめく(ま、のれんだね)ゲートで埋め尽くされてしまいました。きっとニュースなどでみたことある人も多いことでしょう。ドイツの国会をラッピングしたりで、大きくて分かりやすくて楽しい芸術を作るChristo=ClaudeとJeanne =Claude夫妻が企画したみたいです。実際行ってきました。二月のセントラルパークで冬枯れの気しかないある種寂しい感じがするこの季節にそこいらじゅうに人が!ちょうど温かくなったカナ?っていう気分を感じ始めたころとはいえ、みんなロングコートでぞろぞろとゲートをくぐり続けていく?この先にあるのは何なの?っていう感じです。道の幅に合わせて大きなゲートもあり、小さなゲートもあり。。。どうやら6000個近くあるみたいですが、良く作ったものです。100メートル歩いただけで実は飽きて、あまりのまぶしいオレンジ故に、頭痛すら感じるのですが、ま、企画としては面白いですね。





↑クリックすると答えが分かるよ

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ぞろぞろぞろぞろ、おじいさんもおにいさんもおばさんも犬も子供もみんなコートにマフラーの完全装備で公園を行進。
多少面白くもある。

2005年02月15日(火)



 心わき踊る朝食を

 アメリカンスタイルの朝食をとるたびに思い出す人がいる。もう国に帰ってしまった韓国人なのだけれども、彼はアメリカンな朝食を愛していて(というか、あまり母国では馴染みが無いのでとても新鮮に思えているようだった)学校に行く前に寮の内線でよくダイナーに誘われたものだった。私はいつもサイニーサイドアップのベーコン二つ乗せだったのだけど。
 そして今偶にブルックリンにあるダイナーによくいく。というのも、ブルックリンからのマンハッタンの眺めが好きだし、季節の変わり目ごとに写真を撮っているからだ。きっと、アメリカ人が育んできた大切な文化なのでしょう。日曜日はブランチを、老舗のダイナーで家族とともにとる。そこにはやはり年老いたオーナーがいて、待たせてしまった客をすまなそうな顔で一瞬見つめ、抱き寄せるように席に案内する。そしてその客との数語の会話が実は双方にとって週末の楽しみの一つだったりするわけだ。私も、なぜか腕を組まれて席に運ばれた。そして、注文するのはいつもと違って、パンケーキにイチゴ・クリームのせ。メープルシロップをたっぷりかけて、それを目の前にすると心ウキウキにならざるをえない。それはこれから始まる休日への期待なのか、それともイチゴのせいなのか・・・。
 そういった嬉しい朝食をとるのも、NYというよりも、アメリカの休日の一こまで、私は愛してやまない。
 





↑クリックせよ。

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手前が、ウィークデーの注文;Two sunny side up eggs with bacon
そして、奥が私のウィークエンドの注文。

2005年02月06日(日)



 ようこそ、我が家へ

 私はとてもとても料理を作るのが得意である。特技であるといってもいい。天才かもしれない、と自画自賛しだすと、いろいろ物議をかもすのでやめておくけど、結構美味しいと思う。
 毎日夜まで勉強した後は、帰ってから自分の夕食を作るのが結構気分転換になったりする。勉強の合間、いろいろメニューを考えて、30分くらいでできる簡単なものだけど、そして材料費もそれほどかからないものだけど、美味しいものを作る。その過程が面白い。そしてそれを食べて美味しいというのだから、二度ラッキー♪基本的にはオリジナルなものが多いけど、「おでん」「ロールキャベツ」がどうしても食べられない私としては煮物系はつくることはない。
 そして、偶に週末、友達がやってきてささやかなパーティをしたりする。美味しく食べてくれるとこんな嬉しいことはない。
 





↑クリックしてコメントを変えてみそ

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ほかにも、豆腐に豚肉ベースの餡をかけたもの、畳鰯がpointのチャーハン、海老とアスパラのオイスターソース炒め。

2005年02月01日(火)
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