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 not過去but未来。

取り返しのつく失敗を
たくさんしようと思った。
それの許されていることの
幸せを噛み締めながら。

たくさん反省して
つぎに少しだけ
気をつけられたら
たぶんそれでじゅうぶん。

取り返しのつかないことなんて
きっと人生にそんなにはない。
だから怖がって
歩みを止めてしまわないで。

2002年09月30日(月)



 in my life.

なんでもあるようで、
なんにもないようで、
足元、ひどく不安定なまま、
支えられて立っている。

やるべきことをやる。
ただそれだけのことなのに。

ちゃんと頑張れますように。
それだけの強さをもてますように。
そう願った日。
あまりにもちっぽけで、
まるでからっぽな気がして。

2002年09月26日(木)



 遊び下手。

そっと手をのばして
”だいじょうぶ、なんにも心配いらない。”
小さくつぶやいた。
抱えているものはとても小さくて
そしてとても大きくて、
とても個人的で、とても普遍的で。

たとえこの声は届かなくても
想いはきっと涼しげな風に乗って
どこまでも遠く運ばれて
そして小さな芽を出しますように。

大丈夫、確かな足取りで
少しずつ進めばいいだけのこと。
だってそんなに簡単なことではなくて
だからこそ、
こんなにも大切なんだから。

2002年09月20日(金)



 祈り。

今日もあの日も私の上にはただ変わらぬ日常だけが流れて、まるで絵空事のような、走査線の中の出来事たち。世界は狭くなったというように、もしも通信などというものがなかったら、私たちはきっと遠い国や見知らぬ誰かのことを思って胸を痛めることもないのだろうと思ったりする。
この狭い世界に私たちは生まれて、それは最初から当たり前のことだった。知りたいと思うことはいつもこの手の中にあって、ときおりそのことの不思議さを思うこともあったけれど。きっと距離感などというものは絶対的なものではなくて、気持ちひとつ。ただ思うだけで、どんな遠くへも、私たちの心は飛んでいけるのだろう。遠くて近い、近くて遠い、さまざまな人や出来事が脳裏に浮かんでは消える。

とてもおこがましい小さな祈りがいつかささやかな力に変わるように。たくさんの胸の痛みも、すべていつかのためならば。

2002年09月11日(水)



 でぃあまいすぺしゃるふれんど。

大切な友達の言葉がときに心に響いて
その言葉の向こうの私の知らない誰かに
ひどく嫉妬したりしている私。
かっこ悪いから、絶対に言ったりしないけど
私もその想いを受け取ることのできる
一人だったらいいのにといつも思う。

追い越したり、追い越されたりしながら
私たちはちょうどいいライバルだけど
だけどきっと私は一生あなたにかなわない。
私の想いのほうがあまりにも大きすぎるから。

私にとってのあなたが
かけがえのない存在であるのと同じくらいに
あなたの中に私がいますようにと願うから
あなたに恥ずかしくないように、
あなたの友達にふさわしい人でいられるように
ときどき少しだけ背伸びをしてみる。

うちのうさぎがまた遊びに行きます。
ピンクのくまを、待っているね。

2002年09月10日(火)



 今と未来。

秋風はちょっと危ない。まだまだお日様は高いけど、空気はは8月よりも少し温度を下げて、秋の匂いの風にお祭りや稲穂の実る田んぼのあぜ道や体育祭やなんかを思い出してちょっとだけ感傷的になってみたりする。
秋が来てお祭り、冬が来てクリスマスにお正月。修学旅行も、それからあの日の帰り道もやっぱり冬だった。寒い季節はなぜだか切ない思い出が多い。
未来のための今でもあって、でもそれは今のための今でもあって、どっちもちゃんと両立できたら一番いいけど、どちらかを取らなければいけないとしたら私は刹那的な今を過ごすではなくて未来を信じることを選ぶだろうと思う。夢を食べて生きてくのは人間にしかできないことだから。
いったいこの道をどこまで行けるだろうね。

2002年09月01日(日)
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