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 Lost time

昨晩からお母さんがお正月料理作りに励んでいるようです。
年内いっぱい仕事は休んで(そのかわりお正月に働くらしい)少しづつ黒豆煮たりおなます作ったりしているみたい。きんとんを紫いもで作ったせいで、今朝起きたら台所のシンクの中が青く染まりまくっててびっくりしました。紫いもの青ってすごいです。使い方によってはきれいだけど色素が強烈なようで、この間は味噌汁に入れたらひどい色に・・・。(笑)

弟ぎみはお正月は帰ってこないらしくて、静かなお正月になりそう。まあ、勉強にはちょうどいいのかもね。親はきっと淋しいのでしょうが。
なんだかね、最近、学生っぽい生活が妙にうらやましかったりするんだよね。自分になかったものだからかなー。私の場合大学行って一年だけ普通に学生して、あとはなんていうか、つい最近まで人生自体止まってた感じがするし。二十歳前後の3、4年が私にはないなーって、周りの人を見ていると本当に思います。
できたはずのこととかやりたかったこと、出来ずにきてしまったことがたくさんあるから。
その分いろいろあったことはあったし、それは今の自分にとって決して意味のないことじゃないから、これはこれで人生の形の一つであって私にとっては必然だったのかもしれないとは思う。でもときどきは、みんなみたいに普通に学生生活送ってみたかったなって思ったりもします。今からだって何一つ遅くはないと思うし何でも出来るけど、だけどやっぱりそのときであること自体が大切でな事もきっとあるだろうし。

愚痴になっちゃう気がするけど、苦労したほうがいいよって人から言われるのが一番嫌い。確かに、親に養われて何不自由なく暮らしているけど、それが何って思う。それだけじゃないものいっぱいあるのにって。
物理的な問題は大したことじゃない。傲慢に聞こえるかもしれないけど、頑張って乗り越えられる問題なんて結局大したことじゃないんだよ。
私は、すごく恵まれていると思う。外は風が吹いていても部屋の中はこんなに暖かいし、毎日のごはんの心配もいらない、家族はみんな元気だし、やりたいことやっていられるし。地球が100人の村だったらっていうのが流行ってたけど、私がその村の住人なら間違いなく一番贅沢な暮らしをしている人に違いないと思う。
ただ、全ては絶対的なものに過ぎない。どんな場所にでも、幸せは落ちてるし人の苦しみはその人にしかわからないもん。
わかったふりなんてする必要はない。同情もいらない。でも誰かの苦しみや悲しみを取り除く小さな力にはなれるかもしれない。隣に苦しんでいる人や悲しんでいる人がいれば何とかしてあげたいって思うのは人という生き物として自然な想いだろうから。それだけのこと。
私は苦労しているつもりもしていないつもりもない。相対的に比較しても意味のないこと。つらい経験なんて多かれ少なかれ誰にでもある。

ただ、決して、独り善がりな人間にだけはならないようにしたい、そう思ってはいるけど。

2001年12月30日(日)



 今日のごはん。

大根とキノコの炊いたの。
乱切りの大根を昆布だしで煮て、やわらかくなったら適当に裂いたひら茸をいれてみりんちょっととお醤油。
冬大根はそれだけでかなりあまい。いい出汁が出ててスープも美味しかった。
ひら茸は地元の農家産。大根は母のお友達のお父さんの手作り大根。なんだかすごい贅沢している気分・・・。

2001年12月29日(土)



 ごはん日記。

アボカドのサラダ。
さいの目切りにしたアボカド、4つ割のミニトマト、みじん切りの玉ねぎを、オリーブオイル、リンゴ酢、塩コショウで味付け。カリカリに焼いたライ麦の天然酵母パンに乗せて食べたらめちゃめちゃ美味しかった。水切りした木綿豆腐とかモッツァレラチーズも美味しいだろうなあ・・・。バジル入れてイタリア風とかも。

2001年12月28日(金)



 伝染。

訳もなくさみしくなるからやっぱり寒いのは苦手。甘いクッキーと暖かいミルクティーとか、お布団にもぐり込んで読む好きな小説とか、アロマキャンドルの揺れる光とか、そういうのばっかり恋しくなる。
好きな誰かと一緒にいるのもいいよね。何にも話さなくても、一緒にいるだけでいいような人と。だけど、いろいろ考えすぎて最近またちょっとだけ疲れる。大抵は一人のほうが気楽でいい気がしちゃうのは、きっと私がすごく我がままだから。さみしいっていいながらも一人でいて平気なくらい、元気だとも言えるのかもしれないけど。
”好き”と”一緒にいたい”は、同じじゃないのかもしれないってときどき思う。たぶん時と場合にもよる。同じ大好きな友達でも、会えてすごく嬉しいときと、なんか違うなーって思うときがあるし。
明日はずっと読みたかった小説でも買いこんでこよう。ローズのキャンドルたいて、さっき焼いたバナナスコーンでも食べて、暖かい気持ちになれるかな。

2001年12月14日(金)



 関係。

日記を書くのはストレス発散。思ったことや考えたこと、全部人に話せるわけじゃないから日記で一人つぶやいて吐き出して、処理する。
だいたい、人の話を聞くのはすごく好きだけど話すのは正直言ってちょっと苦手。ものすごくしゃべりたがりなのに、いつも言いたいことがうまく伝えられなくて、たくさんたくさん話したはずなのに、かえって欲求不満が溜まっちゃったりすることも少なくない。聞き役でいるくらいのほうが多分丁度いいみたいな気がする。最初から話すつもりがなければ、別に平気だから。
多分あんまり多くは求めちゃいけないんだろう。大事なのは、自分が自分として何かに依存したりしないで、いられることだと思う。求めすぎないこと、期待しすぎないこと、毅然として立っていられること。
お互いの存在意義が必然であるように、思いっきり甘やかして欲しい、甘やかしたい。そんな愛のかたちにも憧れているんだけどね。

2001年12月11日(火)



 ハニー。

うわさのはちみつトースト実食。大きいままの食パンの中身をくりぬいて一口大に切ってから詰めなおして、バターとはちみつ塗ってオーブンで焼いて、アイスクリームを乗せた、ちょっと前に流行ったらしい食べ物。いろんなところでレシピ見たり居酒屋のメニューで目にしたりしていて興味はあったんだけどなかなか試す機会がなくてやっと今日実食。バターのたっぷりしみこんだパンを久々に思う存分食べて幸せ気分です。個人的にはアイスは余分って言う気もしないでもなかったけど(それじゃ意味ない・・・)なかなか美味しかった。粉好きのゆらとしてはへたなケーキとか食べるよりずっといいかも。何しろクリームがたくさん入ったクレープ見て、皮だけのほうが美味しそう、とか思う人なので。
というわけでこのデザート、パン好きの人にとっては一度は食べてみる価値のある食べ物かもしれません。外でわざわざ食べなくてもお家で簡単に作れるけどね。ピザ風やシナモントースト風のバリエーションなんかもいけそうです。

2001年12月08日(土)



 ハイジのパンが第一候補。

今日、里子に出されたケーキの感想が届けられました。ケーキ焼いた日の夜遊びに来た母の友人におすそ分けしたぶん。お姉さんのおうちに持っていってくれたらしいんだけど、「お店できるじゃん。」という、お義兄さんの言葉だそうです。たとえお世辞でもなんでも、そういって貰えるのが一番嬉しい・・・。(TT)この喜びのためにお菓子焼いているって言っても過言じゃないもんな。もちろん作ること自体もすごく好きだけど。そんなわけでちょっと小躍りモードです。(笑)
ちなみに昨日思わずイーストを手に入れてしまったため現在パンかピザかなにかが焼きたくて仕方ありません。冷凍庫に強力粉買ってあるしなー。んーーーーー、そんなことしてていいものなのか、めちゃめちゃ迷ってます。

2001年12月05日(水)



 タダじゃ磨けない。

冬は着るものにお金がかかる。値段もデザインも気に入るものを見つけたときにまめに買っておかないとあとで後悔することになるので買い物のたびにあっちこっちでお店をチェック。段々お財布が軽くなる・・・。
ちなみに今日は寒さしのぎの白いマフラーを購入。これで夜のお出かけもばっちり。新しいパンツが一本欲しかったけど、それは来月分の収入を得るまで我慢することにした。
さっきファッション雑誌をパラパラ読んでいたらこの間衝動買いしたコートの色違いが紹介されていて選択眼に間違いなかったかもー、と一人満足に浸る。しかも定価より安くなってたし。(笑)
外見も、中身も、ちゃんとしようと思うとほんと大変。そのために働いてるっていえばそうなのかもしれないけど。
そういえば最近あんまり本読んだりしてないなー。

2001年12月04日(火)



 お菓子。

最近めっきりもの作りをする時間が減ってます。縫い物も工作もやってる場合じゃないし、作ったお菓子やお料理を強制的に人に食べさせて無理やり美味しいと言わせて、それが心の支え。
おととい久々に焼いたブラウニーと柿のバターケーキは本日、全て無事に里子に出されました。とりあえずみんな喜んでくれてよかったです、本音はどうであれ・・・。まあ、手前味噌ながら決してまずくはないと思うしみんな甘いものは嫌いじゃないと思うし、食べ物は消えものだから、作って人にあげるものの中では一番迷惑じゃないかなーって。(^^;
お菓子を焼くのにはまったのっていつ頃からだったんだろうって考えてみたけど全然思い出せませんでした。初めて自分で作ったお菓子がなんだったのかも覚えてないし。
でも、お菓子を焼いて人に食べてもらうことが楽しみから喜びに変わった出来事は今でも覚えています。あれは高校2年生の冬。冬になるとアップルパイを焼くのが定番でその日も友達に食べてもらうために学校に持っていきました。けっこうたくさんあったのでついでに周りにいた人にもおすそ分けして(たしか友達の部の部室だった)食べてもらって。で、ある男の子に「買ってきたのかと思った〜。」って感想もらって、そのうれしかったこと・・・。今思えばお世辞だったかもしれないし社交辞令かもしれないけどでも本当にうれしかった。
それからはお菓子作りにかなり気合が入るようになりました。レシピも厳選するようになったし、プレゼントのときはラッピングも大事で、手作りっぽく素朴ながらちゃんと洗練されているようにすごく考えるし。最近はオリジナルレシピで作ることも多くなって、家族に食べさせては「これって売れるよね???」と、選択の余地なく迫っています。(笑)
ものを作るのは一心不乱になれて本当に楽しい。出来上がったときの達成感と人の笑顔を見られたときの喜びは何物にも変えがたい。どんな生活の中でもそのための時間だけは譲れないなーと思うのでした。

2001年12月03日(月)
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