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2003年05月14日(水)
「ら」それから「う゛」



たいらのめ君を探しています
たいらのめ君の「たい」は魚の鯛で
「め」はおめめの目で
「ら」はなんだか知りません

ママがきっとメロディーでつけたので
たいらのめ君はらが光ってるとよく言います

 
びんぞこを
集めるのが好きなたいらのめ君
かどと「う゛」が好きなたいらのめ君


びんぞこ、あつめて
かどを、あつめて
(う゛は見あたらない)

たいらのめ君
ほうらこんなにあつまったよ
って




たいらのめ君は死にました

たいらのめ君のママは言いました


 
びんぞこに映る世界と
かどにのせた世界と
いっぱいいっぱい
見ようと思っていたのに
たいらのめ君はもう
その目がなかったことも気付かないほどの深みに
いってしまったんだって


たいらのめ君のママがかいみょうに「ら」
とつけたので
ぼくはとても安心してその日は眠った


たいらのめ君、
「う゛」はどこにいるんだろう

 



たいらのめ君に燃やす手紙を書いて眠った








2003年05月12日(月)
*ライブ。バス。大阪。倖せ。



ああ。わたし、「文芸」で、「詩」とうたってるわりに
日記が多くてすいませんです。ちょっと気にはなってるんですがね。
今日は幸せなのでそれをひけらかしたいのですよ。

なんと。GLAYのライブに行けるのです!!(あ、どうでも良かったです?)
いやーーチケットは友人が取ってくれてたんですがね
大阪から東京に行く術が無かったのですよ。
ライブが18日(日)で、次の日には大阪に帰って来て仕事に出なアカンので、
絶対に夜行バスじゃなきゃダメだったんですね。
ってか交通費も格段に安いし。
なので夜行バスを探してたんですがどこもいっぱいで。
でも今日金券ショップ行ったら簡単に取れました。
どこよりも安い。1万円でお釣りが来ますよ。往復で。
ディズニーランドに行くパックのやつみたいです。
一回乗った事ありますが、乗り心地は格別です。逆の意味で。

でもいいの。行ければ。8時間固い椅子に座ってMDかましながら行くの。
ミンザイ半分飲んで行くの。

今回のライブは、今までずっとツアーやってたのの追加で
ビデオ撮影メインのライブです。
なので機材とか邪魔らしいのですが。
映っちゃうよ。わたしは。映ってくるでよ。
ああ、何着ていこう。宝塚ばりにメイク?バレエ御用達の化粧品で?
(いや、普通にオシャレーしていきますけど)
ああ、髪の毛真っ黒にして毛先だけピンクにしたい。
でもすぐ会社だから落とす暇が。。。


わたし、もともと関東人でしてね。服飾の専門学校行ってる途中で
辞めて、大阪に越して来たのですよ。
なので友達なんかはみんな関東に居て。
家族も微妙にそっちに居て。
なんで、こういう事でもないとなかなか会えないので、
友達に会えるのも楽しみなのです。(家族には会わないのだけど)

ライブある時だけくらい。こっち来てくれたりあっち行ったり。
なかなかね、近いようで遠いのですよ。お金もかかるし。
って言ったらさ、北海道はどうなんだとかあるけども。
ああ、因みに親戚はみんな北海道さ。ばあちゃんなどの
温もりも知らねーっつー。

今回、ホントは行けるどこの騒ぎじゃなかったんですよね。
前に勤めてた会社のお給料貰えてないのでお金なくて。(貰う算段はしてるけどもさ)
でも、ホントは家に全部入る筈だった、今の会社のこの度のお給料は
母がまけてくれて。(借金なんだけどさ)
それで行けるのですよ。
もう大感謝。ってか貯金くらいねーのかって話しですけど。
猫の病院代とかすごくてねーー・・・(遠い目)

借金してまでの娯楽、ってのは嫌なんですが。
今回は自分をあまやかしてしまいました☆(いつもだけど)

ん〜〜。まったりと。限りなく。楽しみだ。


そういえば。
こんなわたしでも、大阪に来たばっかりのころは泣いてばっかりいたさ。
夜。こっそりと。
自分で決めて選んだ道なのだけど。

空気の色が違う。
道路の色が違う。

そんなことも、痛かった。
今思うとなんだそれは、って感じですけどね。

でも「住めば都」とはよく言ったもので。
今は大阪大好きじゃ。
なにこの街は。なにこのひとたちの感じは。
みんなすげーフレンドリー。やさしい。あったかい。おもしろい。

大阪よいとこ一度はおいで。
いつでも漫才が見られるよ。
雨の日に傘さしてなかったら入れてくれるよ。
たこ嫌いだけどたこ焼き食べられるようになったよ。
みんなホントにたこ焼き器を持ってるよ。
ひっかけばし(えびす橋?あの、サッカーとかでみんな飛び込んでたとこ)
ひっかけられたフリしたり、露天をのぞいたり楽しいよ。

関東弁でしゃべってると時々見られるけど。

関西弁のおにいやんも好きさ。

でもやっぱり、人を見送ったり、見送られたり
友達とどこかに行って帰る時、飛行機の搭乗口からして違うのが淋しかったり。
そう思うわたしはまだまだ甘ちゃんな子供なのだろうな。

今日は倖せなのでなんだかいろいろ書いてしまいました。
最後まで読んでくれたという奇特な方、お疲れさまです。






2003年05月10日(土)
*ゴルと若さとおじさんと



すっげー題名だな。

ゴル投稿〜〜楽しんで書けた。ってか、今日の夜がお題発動日だと勘違いしていた。
あは。いっそいで投稿したさ。
でもね、急いでることは別になんの言い訳にもなりません。(なんとなく言ってみた)
いやーー楽しいお題でしたよ。きっともっと練れるのだけれど。
今はあれが精一杯ですとも。ごめんなさい。お題殺しで。



若さ爆発な詩ってあるでせう。その時代にしか書けないような。(って言ったら色々そうか)
この人は中学生くらいかなーとか、高校生だわね、とか思うことがありますよ。
若さをど〜んと受ける。危うい感じがしたりしなかったり。

わたしが高校生の時だったかな。ある投稿サイトに入り浸っていたのですが、
その時は、硬質を気取った堅苦しいものを書いていたのですよ。
ですが、ある人に若さをまんまと言い当てられてね。それがとてもショックでした。
わたしはそこじゃなく、詩を書いているつもりだったから。
背伸びしたくてしゃーなかったのでしょう。
なので。見透かされている恥ずかしさと自分のバカさへの羞恥と。

詩は微妙にほめて頂けた気がするのですが、
「これからもっといろいろなものを見て、深みが増してくるでしょう」
というようなことを言われました。
そのコメントを下さった方はあの時で50歳代くらいだったのかな。
わたしはまだまだ若くて。青くて。浅くて。
それは歳のことだけじゃなくて、わたしの生き方そのものでもあると思うのだけれど。

あの時は嫌だった若さってものを
今詩を読んでいて、受けることがあって。
それはダメとか、嫌とか、全然そんなじゃなく、ああ、こういうことかって分かった気がする。
とか言って。わたし、まだ22歳なのだけど。

もう、立つことのない場所の詩。”ぶる”ことは出来て、回想することも出来るのだけれど。

おじさん、あれからわたしは5つほど歳をとりましたよ。
あそこの詩はもう無くて
わたしは簡単に捨てて、忘れて

わたしは今でも背伸びをしているかもしれない。
おじさんは今も詩を書いている?
おじさんの詩もわたしは忘れたけれど

わたしは5つほどの歳を
重ねても
あそこからちっとも動くことも出来なくて
いるかもしれない、よ。


「若さは美しいが、美しさは若さではない」という言葉があった気がする。
若さは美しい。本当に。それだけですっげー強いと思う。

そういう詩を読んで、わたしはおじさんのことを思い出す。