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■ 押し花幽霊と夫婦。
先日、主人と幽霊について話しました。主人は、死んでもなお残る強烈な人の思いに恐怖を感じる、といい、私は、死んでも思いを残せる世界は意外にやさしい、と判断していることに気づきました。そこに霊はいるのか、と主人。いない、と私。私は、仮に霊というものがいるとしたら、押し花をつくった後の本のページの痕跡のようなものだとこたえました。こたえながら、なるほどな〜と改めて自分の考えに気づいた次第。だって、そこに本人ずっといっぱなしじゃ、あまりにも寂しいし、哀しいでしょ。できれば、本人はどっかに行っていただいて、思いの痕跡だけ残っている方を望みます。そうなんです。望みなんです。世界はそれほどまで残酷じゃないと信じたいだけなのかもしれないけれど。 なんにせよ、似ているようで、まったく似ていない主人と私。そんなこんなで一緒にいるんだな、と改めて思いました。
2009年02月25日(水)
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