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■ 金太郎飴時間。
時計の読み方って、みんな、どうやって覚えたんでしょうか。私は、泣きながら、母親におそわりました。時計は、短い針を文字盤で、長い針を目盛りで読むわけですが、それがごっちゃになって、うまく読めなかったんです。なもんで、デジタル時計がどんなに好きだったことか!数字がでちゃってるでしょ。面倒な手間ないでしょ。ところが、時はたち、今ではデジタル時計がすっかり苦手です。数字だけを見ても、今いる時間軸がどこかわかりません。頭の中でアナログ時計に置き換えて、量で時間を計っているところがあります。 考えてみれば、子どもの頃と今とでは、時間の使い方もちょっと違うのかなあと思いました。だって、子どもの頃はその時の「時の数字」がわかれば良かったんです。でも、今って、何時まであと何時間とか、何分経ったとか、時間軸の中の量を大切にしています。 なんていうんでしょうね、デジタル時計が、いわば金太郎飴の断面だけだとしたら、アナログ時計って、横から見た金太郎飴って感じなんです。今の私は残りの量が知りたかったり、これまで食べた量が知りたかったり。 金太郎飴の断面。しばらく見てないなあ。いっつも横からばっかり見てて、顔、ちゃんと見れてるかなあ。
2008年07月11日(金)
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