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■ マザー3。
5月の初旬にマザー3を終えました。ミクシのサイトには暗いというコメントが多かったけれど、私は1より2、2より3の方が好きです。ファンタジーが現実に戻ってきた感じ。大事すぎるのが当たり前で、日常、忘れがちな根っこ、ありがとうというには照れくさいし、なにか他人行儀にも感じてしまう「家族」を感じた良いゲームでした。 RPGには「勇気」やら「使命」、「正義」やらがあふれているもんですが、そんなもの、日常から遠くて、私は明るさを感じられません。正義も悪も、現実には日常のなにげない個人の心の動きから生まれるもので、魔物とか勇者もないもんです。ちょっとした喧嘩が戦争につながる可能性だってあるし、果ては地球存亡の危機にもつながるのかもしれない。 マザー3には、明るさも暗さもやさしさも醜いところも、愛すべきところ、憎むべきところも、哀しいこともどうでもいいところもあるなあ、そんな風に思いました。現実は全部対になったり、意味があったりなかったりして矛盾と虚が一緒になってるように思います。でも、そんな現実が私はわりに好きだし、疲れてぎゃあーってこともあるけど、なんとかなってます。 そんな風にも思えたマザー3、本当にやって良かった。糸井重里先生、ありがとう。
2006年05月29日(月)
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