スナックおのれ
毛。



 マザー3。

 5月の初旬にマザー3を終えました。ミクシのサイトには暗いというコメントが多かったけれど、私は1より2、2より3の方が好きです。ファンタジーが現実に戻ってきた感じ。大事すぎるのが当たり前で、日常、忘れがちな根っこ、ありがとうというには照れくさいし、なにか他人行儀にも感じてしまう「家族」を感じた良いゲームでした。
 RPGには「勇気」やら「使命」、「正義」やらがあふれているもんですが、そんなもの、日常から遠くて、私は明るさを感じられません。正義も悪も、現実には日常のなにげない個人の心の動きから生まれるもので、魔物とか勇者もないもんです。ちょっとした喧嘩が戦争につながる可能性だってあるし、果ては地球存亡の危機にもつながるのかもしれない。
 マザー3には、明るさも暗さもやさしさも醜いところも、愛すべきところ、憎むべきところも、哀しいこともどうでもいいところもあるなあ、そんな風に思いました。現実は全部対になったり、意味があったりなかったりして矛盾と虚が一緒になってるように思います。でも、そんな現実が私はわりに好きだし、疲れてぎゃあーってこともあるけど、なんとかなってます。
 そんな風にも思えたマザー3、本当にやって良かった。糸井重里先生、ありがとう。

2006年05月29日(月)



 うそ。

 うそつきです。ええ、私は嘘つきです。嘘つきですとも。それに関してなんの弁解の余地もありません。するつもりも、ありません。小さい嘘も大きい嘘も言ってきた人間です。だけれども、嘘なんてつきたくない、とも本当におもっています。ひとつ言えることは、大事な人であればあるほど、なくしたくないと思う人であればあるほど、嘘はつきません。というか、主人に嘘はつきません。隠し事はしますが、聞かれれば、答えます。答えますとも。というか思わず、言ってます。そして、そんなうわっつらなもんなんて、たいていばれてます。日々の厳しくやさしげな観察眼は偉大です。
 親友に嘘をつかれてもかまいません。むしろ、つきたかったらつけばいい、とすら思います。でも、親友たちがずっと一緒に暮らしたいと思える人には、なるべく嘘はつきなさんな、という願いがあります。嘘は私までにとどめて、大切な人に、ぜひとも本当の姿で、さらけ出して、怖がらず、話せば良い、そういうふうに思います。

2006年05月10日(水)
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