スナックおのれ
毛。



 むなしき誕生日。

 誕生日目前。明後日には28歳。いよいよ迫る30歳。洒落にならない感じは加速。そんな焦りとはうらはらに、やっぱり誕生日特有の特別感は嬉しいもの。誕生日会だって、家でちょっとやりたい。ですが、今年の場合は、私、出張で当日はいないの。というわけで、わが家の誕生日会が7月の第1週にずれ込みました。その日、宅の主人は休みだということで、さてケーキはどこのが良いのだ?という話になりました。私は、事前に調べておいた楽天のショップのケーキが良いと言うと、では、俺はわからないから出張前に事前に自分で注文しておきたまえ、とのことであります。
 というわけで、先程、注文をしていたところ。メッセージなる欄がありました。ケーキの上にあしらわれたチョコレートの板の内容です。一応、決まり文句があって、「おたんじょうびおめでとう ○○○○」となっていました。この○○に名前などを入れるわけです。ですが、私の今のこの状況の場合、自分で自分の名前をいれることになるわけですね。それがなにやら、むなしさを誘いました。その下にはさらにろうそくの本数を決める欄もあり、これまたむなしい。とりあえず○○には「今年もがんばれ」とのメッセージを入れ、ろうそくの本数もきっちり大2本、小8本と指定させていただきましたが、こういうことはやはり、ギャグじゃないかぎりは、人にやってもらった方が良いに違いないな、そう痛切に感じました。

2005年06月27日(月)



 たが。

 今の私。毎日のようにビールを飲む。今の私。マッコリを貯蔵。今の私。つまみであるチーズを蓄える。でも、こうなったのは、ほんの3年ほど前から。 実はね、ちょっと前は、こんなに酒を飲む人じゃなかったんですよ。信じてくれる人は、少ないかもしれませんが。
 欲望をすべて捨てて生きていこうと思っていた時のこと。たとえば、仕事に対する欲。こんな仕事をしたいとか、一生懸命死ぬ気でやりたい、とかそういうのをすべて捨てていたとき。強いて決めたルーチンワークで、疲労することが多々あり、その毒を出そう、出そうとして、瓶ビールを自分に与えたことがきっかけです。いつのまにか、癖になっちゃうとは思ってもいなかったけれども。
 当時の私は、毎日酒を飲む人が信じられなくて、夜ご飯が酒なんて、よくわかんねえ、そう思っていました。でも、今ならよくわかります。いろいろあったんだろうなあ、そう思います。大人になったのかどうか、はたまた自分に甘くなったのかどうかはわかりません。でも、私の中で、何かの箍がはずれたことは確かなようです。

2005年06月22日(水)



 「パパ」「ママ」から見る「育ちの良さ」

 先日、宅の主人の従兄弟(女子)という人に初めて会いました。最初に会ったときの印象は、かわいい。次の印象は、話聞き上手インクルーディング物腰柔らかテイスト。初対面の人間に、ついつい面白い対応をしようとする私ですが、彼女にはまったく効かない。でも、私は、このパターンをしっていました。それは、育ちの良い女性。いわゆる、「お嬢」。
 よくよく聞いてみると、彼女は帰国子女で英語はもちろん、フランス語もペラペーラだとか。その場には、彼女の父さんと母さんも居合わせていたのですが、その会話も、生粋の庶民育ちの私には、なにやら効きなれない。最近では、父母のことを「パパ」「ママ」と呼ぶのも珍しくはないですが、そこらに転がっている掛け声とは、また違う。たとえば、よくある「パパ」「ママ」の掛け声をのび太バージョンだとしたら、彼女のは静香ちゃんバージョン。家の背景が呼び声となって、出ている感じがしました。それでいくと、私は、きっとどちらでもないでしょう。きっと、むしろジャイアンである、そんな確信を得ました。 
 

2005年06月19日(日)



 知らない経済。知ってる結婚。

今日、見慣れない言葉を発見しました。「ボージョボー人形」。なんか、うさんくさい名前の人形ね、と調べてみると、テレビで取り上げられた願掛け人形みたいですね。さらに調べてみると、大人気により、今や売れきれ続出!オークションでは1万円を超えたときもあったとかとか。そんなわけで、女の子のブログには、ボージョボーを求める声がたくさんありました。なにが、そんなに?と探ってみると、「効果」にあるようです。どうやら、テレビスタッフのひとりが取材後、年下男性の告白を受けて結婚。ワイルドストロベリーのときもそうだったけど、事実のある効果に女は弱いらしい。でも、それ、本当かい?仕込んでないかい?と勘ぐってしまうのはいけないことなのかしら。それと、結婚ってそんなに幸せの象徴かい?とも・・・。

2005年06月15日(水)



 私が思った、その日のすべて。

 わけもわからず、喧嘩の仲裁をした。その人の顔から血がだらだら流れていて、返り血を浴びた。押さえつけたその人は、それでも猛り狂っていて、男って馬鹿なんだ、と心から思った。言い分を聞いてみると、「あいつが、あいつが」とだけ言われた。あいつが、何なんだ?てめーがよっぱらってるだけじゃねえか、腐ったプライドが何しくさると思った。服に血がいっぱいついた。そのときは仕方ないと思ったけど、今は正直むかついている。
 そのあと、その人に「彼女にどう弁解したらよいか」と聞かれた。聞いてるくせに、意見を聞こうともしない。そのくせ、あちこちが痛い痛いと、何時間も言った。甘えた馬鹿野郎だと思った。
 そのうちに、カバンがない、と言われた。つきあいで、そこらを探し回った。なかったので、交番に行き、事情を説明した。その人はうそばかりついたので、激昂してやったら、びびって逆切れしてきた。
 本当に阿呆なんだなあ、彼女に振られちまえ、死ね、と思った。

2005年06月10日(金)



 嗚呼、人間。

 朝、起きます。会社に行きます。仕事をまあまあ、します。人と話します。お昼を食べます。眠くなります。そして、いつのまにか夕方になり、7時くらい。今日の献立を考えながら帰宅します。
 なにげない日常が、人間がまっとうに働いている様に感じます。日が長くなっているのね、とか季節を肌で実感したりします。駅方向に他の皆さんと一緒に歩いている自分に、まっとうさを感じます。働きすぎないって大事だなあ。あいかわらず。

2005年06月08日(水)



 雨模様。

 雨が増えてまいりました。季節が梅雨に向かっております。そして、梅雨といえば、カビです。知ってますか?梅雨時期のカビパワー。朝には大丈夫だった味噌汁が、夜にはカビに汚染されるのです。研究室のシャーレの中、寒天培地もびっくりの繁殖具合。気をつけたいものです。
 しかし、こんな現象は、なにも食品だけのものではありません。たとえば、洗濯物が腐ります。風呂の水もくさります。ふと気づけば、植木鉢の土にキノコが生えていることだってあります。すべて、自然の摂理です。それでいくと、梅雨時期の私はどうなのかしら?私自身もまた、腐ってはいないかしら。土曜日だというのに、家ばかりにいて・・・。でもね、案外ね、1年の中で、家にこもる季節も大切だと思うのですよ。言い訳でしかないですけれど。今は、カビでいることを楽しみたい気分なのです。

2005年06月05日(日)



 カビといっしょ。

 雨が増えてまいりました。季節が梅雨に向かっております。そして、梅雨といえば、カビです。知ってますか?梅雨時期のカビパワー。朝には大丈夫だった味噌汁が、夜にはカビに汚染されるのです。研究室のシャーレの中、寒天培地もびっくりの繁殖具合。気をつけたいものです。
 しかし、こんな現象は、なにも食品だけのものではありません。たとえば、洗濯物が腐ります。風呂の水もくさります。ふと気づけば、植木鉢の土にキノコが生えていることだってあります。すべて、自然の摂理です。それでいくと、梅雨時期の私はどうなのかしら?私自身もまた、腐ってはいないかしら。土曜日だというのに、家ばかりにいて・・・。でもね、案外ね、1年の中で、家にこもる季節も大切だと思うのですよ。言い訳でしかないですけれど、今は、カビでいることを楽しみたい気分です。

2005年06月04日(土)
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