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■ no music,no life
以前にその人は自分の歌を「うんこ」と称した。私は、その人の歌はおよそ「うんこ」と呼べるものではないと感じていた。たとえば、「うんこ」は「栄養」の「搾りかす」。でも、その人にとって歌うことは、「解毒」行為で、その人の歌は、体に貯められなくなった「毒」そのものだったような気がしていた。だから、その人の歌には、「負」の念がいつもからみついた。 でも、その人はある日、突然、歌わなくなった。解毒を歌ではなく、文字と絵に託すようになった。あれから、数年。彼女はまた歌い始めた。今度は解毒ではなく、大切なものとして、自分に取って貴重なものとして、歌を歌うようになった。 いちファンとして、とても喜ばしく思った。久しぶりに聞いたはにかんだ歌声に、成長を感じました。no music,no life。名曲です。あらゆる意味で。
2004年12月16日(木)
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