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■ くるりの新しいロックンロール。
ジャンルわけってよくわからないのである。だから人に「それはロックだよ」とか、「テクノですね」とか「ギターポップ!」とか言われると、ほほ〜そうですか、それにあたるんですね、な〜んてつまらないことしか言えないわけである。嗚呼!知識の欠落と言うなかれ。 そういえば、この間は、小説のジャンルについて聞かれて、参りました。そもそも、どんなの読んでるの?と聞いてくる人は、どんな答えを待っているのかしら?私の場合、結局、そのまま小説家の名前を言ってしまうけれど、相手がその小説家を知っているのであれば、まだ救いがあったってもの。知らない時は、がんばって説明しても、なんだかイマイチつたわらない。すると、話は尻すぼみにおわっちゃって、なんだか後味が悪い。 なんにせよ、音楽も本にも色々な種類のモンがあるもんです。時々、自分の好きなモンからはなれて、別のモノを読んだり聞いたりすると、はは〜って思います。いつの間にか、自分が好きなものの殻の中に閉じこもってたことに気付かされるわけです。もちろんそれでもなんの支障もきたしません。だけれど、自分の好きなものって、他のものをたくさん知っていれば、もっとステキに見えるんじゃないかしら。世にあるたくさんのものの中で、キラリと光り出すんじゃないかしら。 それでいくと、今度のくるりは、私のキラリ。明るくて、どこか哀しさがあって。たとえるなら、朝から降っていた雨が夕方にあがって、光が雲間から差しこんで来るような感じ・・・わかりにくいですね。けれど、カンタンにわかっていただける方法が今ならあります。くるりの公式サイトでは新曲「ロックンロール」全編が公開中。私のわかりにくい説明より明解にわかっていただけると思います。個人的には、ブロードバンドでクリップを見ていただいて、新メンバーの雄雄しいドラムのたたきっぷりも見て欲しい。興味がなかった方も、興味がもともとある方も是非ご試聴ください。
http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/artist/quruli/index.html
2004年01月31日(土)
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