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■ 結婚。
知り合いが結婚式場で働き始めた。今まで、そういう現場で働いている人を知らなかったので、非常に興味深い。職種は事務系ながら、式場で働けば、きっと土日は式をフォローする側として借り出されるだろう。そんなことはわかっていた。どこかで、アパレル関係の現場とあまり変わりないだろうとも、思っていた。話に聞くところによると、あいさつに「おめでとうございます」を使うと言う。至極、当然の話ながら、私の中で、「結婚=めでたい」と言う構図が非常にあいまいで、しっかり認識されていないことに気付いた。話を続ければ、「おめでとうございます」と言えば、にこやかに「ありがとうございます」と答えてくれると言う。最近、私は心から自然な「ありがとうございます」の言葉にあっているのだろうか。なにかされた、というわけでもなく、祝福の言葉に対して自然に発せられる感謝の意。こんなに清々しい「ありがとう」は、他にないのではないか。そこには先々の不安などと言うものは無く、結婚に対する明るさしかない。日常では、どんな安穏とした時でも、なにか不安になる。結婚式場とは、それでいくと、明るい今を真空パックにしたようなところなのではなのかもしれない。
2002年08月31日(土)
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