スナックおのれ
毛。



 私なりの偏頭痛と疲れの癒し方。

昨日、後頭部の下の当たりが偏頭痛でした。頭全体が痛いわけではなくて、ある一部の血管が少し破れて、心臓の鼓動がちょっぴり大きな時(?)、送り出された血液が思わず漏れてイタイ、そんな感じです。今まではそれを揉みほぐしたりして対応してきましたが、結局、揉み返しが来て意味がないんですよね。なので、今回は湿布1枚と「休息時間」4枚を贅沢に使用して、対応してみることにしました。端から見れば、なんともまあ、マヌケな格好でありますが、首の後ろに湿布、足首と足の裏に「休息時間」を装備。{偏頭痛に「休息時間」は関係ないじゃん、なんてお考えのあなた。頭ばかり冷やしたら、イケナイかしら、という私の憂いをお察し下さい)そしたらですね、コレが何ともスゴイ!しばらくたつと、まずは首の当たりの湿布がジーンと効いてきて、それに呼応するように「休息時間」もスゥーッとなる。気持ちいいですよー、体だけ、酒に酔ってシビれてるみたいな、そんな感じです。おかげで昨日は安眠。いやあ、ちょっとのことでこうも変わるもんか、湿布一枚、「休息時間」4枚、今までならケチッてたけど、そうも言ってられない歳になっていたんですなあ。

2002年04月24日(水)



 暮らし

本を読んだ。
イギリスの香り付けが少しされている本を読んだ。
日本の昔ながらの暮らしも、イギリスの昔ながらの暮らしも一番根っこの部分では何も変わらないことに気付かされて少し安心した。でも、そう言う暮らしをする人は、やっぱり時代の荒波に逆らうことになってしまうんだろうか。日本では、「田舎暮らし」と称して、最近、ちょっとしたブームになっているようだけど、それはやっぱりひとつのムーブメントだから。
田舎に引っ越して、家建てたら、戻れなくて困るね。やっぱり私の肌にはあわないわ、なんて後の祭りだね。スーパーが近くにあって、駅が大きくて、バスが1日に何本もある感じで、最新でなくてもいくらか新しい流行が欲しくなったら、大変だ。
でも、力の強い人は中にはいて、そう言う人は、なんだろう。子供の時にそういう暮らしぶりをしたことがあったりとか、本当に意志の強い人とか、そういう人。(意志が強くても、やせ我慢はだめ。)
明日に続く毎日が「暮らし」なんだから、自分に一番あったものを、きちんとわかっていたいね。せいぜい、子供が(まだいないけど)手から放れるくらいまでには。

2002年04月22日(月)



 告白:友人について

私は友人が少ない。いつのまにか少なくするようにしていたのです。ただ、私にとってそれは、寂しい事ではあるけれど、後悔するべきことではありませんでした。自分の気に入った友人、やって行けると思った友人、友人になりたい友人。最小限にして精鋭たち。そんな私の気負いを感じてか、近寄りにくいと思う知り合いもいるようです。友人は、そのまま親友に直結して欲しい。私自身が、一生懸命に駈れ、彼女たちに接しようとする人たちの方が、今となっては良い。しかし、こんな私にも友人がべらぼうに多い時があったのです。クラス全員とマブダチみたいな、時があったのです。そんな時分の友人たちが、ゴールデンウィークにクラス会を画策。でも当日、行くことのできない私のために、友人のひとりがその前の日に小さなクラス会をしようと、提案してくれました。結果的に連日連夜になるクラス会ですが、参加者は少なくありません。

私はよく涙を流しますが、こう言う時にこそ泣くべきだと、
興奮しています。

2002年04月20日(土)



 天才論。

富士ロックフェスティバル、通称富士ロックに私は、一度も行ったことがないんですが、毎年、この時期になると出演アーティストの情報が耳に入ってきます。今年もジャンル、国内、国外問わず、様々なアーティストが出演するそうですが、注目はなんと言っても井上陽水。主催者側もスゴイ人に目をつけたもんです。キノコの麻薬で少し飛んでいる若者たちは、きっと熱狂することでしょう。しかし、それでもし、スカした若者共が、井上陽水をトランス・ミュージックだ、とか言ってリミックスでもしだしたら、どうしましょう。黒めがねのニヤニヤ笑っているおっさん(井上陽水)は、そのまんまニヤニヤ笑っているような気もしますが、なんとなく私は煮え切らない気持ちになりそうです。
やっぱり世の中、天才と言う人は少なくて、天才のなんたるかを簡単に言えば、「それしか本当に能のない人」「真にオリジナルな人」だと私は思うんです。井上陽水は、その数少ない天才なのではないかしら。音楽的センスにしても、言葉のセンスにしても唯一無二、他の職業で生きようがありません。世代の問題、社会環境、様々な要因が現代と井上陽水が過ごしてきた時代とは違うけれど、最近のアーティストで天才っているのかな?アーティストばかりではなく、私たち個人個人も個性をなくしているなかで、本当の天才はいるのかしら。でも、きっと時代のせいではないんですよ、社会のせいでも、大人のせいでもないんですよ。それぞれの認識が甘くとろけてしまったのかもしれません。天才不在でも、国の未来はあるだろうけど、至極つまらない国になりそう。

2002年04月17日(水)



 つまるつまらない論。

最近、自分自身がつまらなくなっているようなきがしてなりません。世の中には、いくつになっても、愉快な人っているでしょう?そうなりたい!なんておこがましいことは言いませんから、常に念頭に置けるくらいにはなっておきたい。
ところで、面白い、つまらないの判断基準ってなんでしょう。私は、田舎で悠々と野良仕事やっているじいさん、ばあさんは面白い人という印象があります。田園調布に住んでて、薔薇育ててるマダムには(なんでだろう?)あくびがでます。
生まれる、または育つ環境って選べないもんです。生まれて見なきゃ、金持ちの家か貧乏の家か、跡継ぎが必要か必要でないか、もわからない。できれば、生きていく上で楽ちんな方がいいけれど、それじゃやっぱり人生に退屈してしまうかもしれない。結局、ひとつの囲いの中でいくつの楽しみを得られるかにかかっているのかもしれませんねぇ。
マダムが薔薇を育てている。薔薇なんて、はっきり言ってしまえば、生活に本当はいらないものです。例え、農家のばあちゃんが毎年、庭の梅の花を大切にしていたとしても、マダムのそれとは少し違うものだと思います。
マダムが薔薇を育てる。農家のばあちゃんが庭の梅の花を心待ちにする。生活にうるおいを持たせると言った意味ではまったくかわらない。女性らしい感情だと思うけど、私は梅を心待ちにする方がいいなあ。仕事の合間に、全く関係のないところに季節を見つけてほっとしていたいなあ。

2002年04月15日(月)



 頑固時代。

頑固親父の気持ちが少しわかってきた。
コジママユミを聴いて。

ん?

間違っているかもしれないから、断定はしません、
できません、
するもんじゃりません。

この歳にもなると、本や音楽、はては美術まで自分の年下の作っているもんはみとめたくないの。駄目ね、私。でも、きっとそうやって歳をとって、ガッチガッチの頑固者になるようなきがする。いけないなあ。

かといって、いつでも良いものを求めている。自分の感性に良く合うものを探している。難しい。

そんなワケでしいてた幾つかの「禁止事項」。
このほど、少しずつではありますが解放していくこととなりました。
良いこと起るかな?起らないかな?
どんなもんでしょ。
いかんせん、解放していかないとわからないことってあるからね。
広い目になっているような気がするけれど、あいかわらず小さな節から世の中を見つめようとする、いけないなあ。

2002年04月08日(月)



 怪獣墨汁

モンスターズインクを見に行きました。
なんてったって、「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」、「耳をすませば」等で泣けてしまう私は、最初からボロボロボロボロ、泣きどおしです。感動云々の問題ではないのです、おそらく。あの劇場の雰囲気が悪いのです。暗闇の中が映画の世界に支配されていく感じがヤバイのです。日頃から、泣くのを我慢しているようなタチではありませんが、なにかが爆発している風にも思います。
私の深層心理は、おそろしくもろく、薄いのかしら。
ちなみにモンスターズインクという映画は、良い映画でした。
ファンタジーに甘んじない世界観を感じます。例えば、子供向けといわれるものは、主人公の近辺のことだけ描いていればOKです。しかし、モンスターズインクは、主人公とそのまわり、世界観を楽しむ映画。大人でも見るに耐え得るというのは非常に失礼。むしろ、ここには世代をこえたエンターテインメントの世界があると言ってもいいかもしれません。

2002年04月06日(土)



 わかってるとは思いますが。

 皆様、お気づきのこととは思いますが・・・・・。

 ノミヤマキは、小西の操り人形ですよ。

 




・・・・・・・・・ってか、腹話術。

2002年04月03日(水)



 ピチカート解禁。

  ピチカートファイブを解禁しました。
  ノミヤマキの声が嫌い、
  ピチーカトのCDを誇らしげに買う奴らが鼻につく、
  CD屋でピチカートというものをかうのが恥ずかしすぎる、
  自分が見合わない、等。
  いくつかの明解な理由のもと、
  今までどんなによくとも、誰に薦められようと買いませんでした。
  でも、
  そろそろイイトシだし、
  鼻につく奴らは相変わらず大嫌いだけど、
  もうどうでもいいし、
  春になって良い宵がここにあるし、
  こちらは非常にアイマイな理由ですが、
  とりあえず、解禁。
  鮎漁は1年に1回の解禁ですが、
  私のピチカート解禁は一生涯。
  でも、突然、また禁止に戻るかもしれないし、
  予定はさっぱりつきませんが、
  まあ、とりあえず。

2002年04月02日(火)
初日 最新 目次


My追加