スナックおのれ
毛。



 早いデブ。キュートなデブ。世界一抱かれたいデブ。

 大福星を見た。早いデブ、スーパーデブ、髪の毛に天使の輪を持つデブ、蝶のように舞い、蜂のように刺すデブことサモハンキンポーが大変印象的です。大好き!抱かれたい!結婚したい!ドンペリ持ってリムジンで乗りつけたい!
 私は微妙なサジ加減ってヤツにやられます。たとえば、料理なんかもそうで、ちょっとの量の塩だとかスパイスだとかで味が違うでしょう?特に私の場合は、真剣と馬鹿の微妙なサジ加減、競り合いというものがたまりません。大福星はまさにソレ。登場人物からして、「ひげ」(ひらがな)、「クレイジー」、「二枚目」、「チビ」、「キッド」と、すでに馬鹿にしています。ちょっと駄目な彼らが、優秀な(?)悪漢たちをやっつける様子も楽しげ。もちろんサモハンキンポーと若かりし頃のジャッキー、ユンピョウも出ていので、真剣なアクションももりだくさん。ギリギリのバランスで成り立つ真剣と馬鹿の均衡具合が、まったくもってたまりません。
 だけれど、サモハン。やっぱりサモハン。デブのサモハン。スマートなジャッキー、ユンピョウを出しぬいて、一番強い。それもまたね、微妙なサジ加減で私をせせら笑ってくれます。
 映画とか小説とか、絵とか漫画とか、いろーんな意味で「裏切り」のあるものって魅力的なものです。そう言う意味で、のろそうで何もできなさそうなデブが一番素早いというサモハンキンポーは、私にとっての「裏切り」の代名詞だ!と思ってみたり。ああ、抱かれたいデブ・・・。
 

2004年06月03日(木)
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