スナックおのれ
毛。



 「パジャマでおジャマ」とシャネルの5番。

 パジャマでお邪魔って、まだNHKでやっているんでしょうか。子供ががんばってパジャマを着るアレです。別に服でも良いのに、なぜパジャマだったのか。よくよくパジャマの構造を見てみると、ざっくばらんにできていて、子供でも着るのがラクチン、ここから始めてみよう「レッツ着替え♪」ってとこなんでしょうか。
 私にとってパジャマは「パジャマ」っていうより「寝巻き」。昼用の服を引退しそうな服がその用途に使用されています。ザ・パジャマっていうのを用意するほど気合が入っていないって言うか、寝ることを若干舐めていると言うか・・・。
 私は「寝る」って行為は、人間の営みの中で「マヌケ」に位置すると思います。それが大人になればなるほどマヌケ。どんなにカッコ良い人も、きれいな人も、いつもは厳しい人も、布団の前では皆、平等なのです。たとえば、寝相が悪かったり、ヨダレをたらしていたり、足をグァバアって開いたり、寝放屁(造語:「ねっぺ」と読む)をしたり。どうも寝ることを美しいきれいなことにすることは難しい。よくドラマでガウンを着た紳士がバーボン片手に登場しますが、彼の何時間後のマヌケ具合たるや想像するにあまりあります。
 それでいくと、かのマリリンモンローの潔さは、コレものすごい。ヤツの寝巻きと言えばシャネルの5番。想像して見てください。マリリンモンローの寝姿を。マヌケと感じてはいけません。服を捨てた彼女は野生そのもの。コレ神の領域と私、思います。
 ですが子供は、そうはいきません。裸で寝ていたら、ただの可哀相な子供です。子供の寝姿=パジャマ姿。その寝姿はマヌケであればあるほど、可愛らしい。もしかしたら、子供が一番光るのは布団の上なのかもしれない。そうなると、彼らにとってパジャマとはとっておきのステージ衣装であり、正装であり、ドレスであるとも言えるのかもしれない。だから、子供といえばパジャマ。テレビに映る輝かしい一瞬こそ、彼らの正装で。あらためてパジャマでお邪魔のスゴさに感服致しました。

2004年06月04日(金)
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