こんなに好きでもいいですか? すみれ 【MAIL】【HOME】
- 2002年12月31日(火) さようなら
過ぎて行くものを追い掛けるのは、
滑稽だと理解したのは何時頃からだっただろう?
それでも、ただ指を咥えて通り過ぎるものを見送るのは
とても切ない事だと知ったのは何時頃の事だっただろう?
今年も後、何時間かでさよなら・・・・。
ホントに色々な事があった1年・・・・。
雪が溶けて、やっと暖かくなった頃、
同居人に彼の事がばれて、その後の言動で彼を少し信じられなくなって・・・。
それから、彼の家に電話をして、家の人にワザと自分の存在を知らしめて・・・。
だからといって何も現状は変わらなくて、
それでも、私達の気持ちは変わらなくて、
変わった事といえば、彼が家に居る時は携帯メールが出来なくなった事くらいだった。
彼は何時も何時も優しく私の頭を撫でてくれて・・・。
喧嘩の度にドライブへ連れ出してくれて、そして二人で色々な話をした。
側溝に彼の車が落ちてしまった時、
靴づれのするミュールで真っ暗な国道を思い切り走った勇気や、
一緒に、あの風車を見た感動。
初めて彼に怒鳴った事。
初めて彼に怒鳴られた事。
雨の中、大好きなカーペンターズを聞いて、そして手を繋いで・・・。
今年も沢山の人に迷惑を掛けた。
そして沢山の人に嘲笑された。
それでも、沢山の人に励まされて・・・。
そして、支えられて・・・。
どれも、これも・・・。
全部。
忘れたくない大切な思い出。
一秒、一秒・・・それが過去のものになって行く。
ただ、ジッとそれを見送るだけ・・・。
来年はもう少し大人になれるように頑張ろう。
どんな事が起ころうと、彼と比翼の鳥になれるように・・・・。
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ここを訪れてくれた皆様へ。
来年も素敵な年になりますように。
praying from the bottom of my heart.
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- 2002年12月30日(月) ドウシテダロウネ?
「今日は何をしていたのかな?忙しかったかな?
僕は何とか年賀状も終わらせて、ホッとしたところ・・・。
今日も寒かったけど、明日はもっと寒いらしいよ。
足は冷たくなっていないかな?
風邪には本当に気をつけてね・・・・・。
明日は親父のところへ行く予定です。
すみれも年末の用意頑張ってね。
おやすみ・・・・・・・・・」
深夜のメッセの代わりに彼からのメッセージ。
昨晩は思いのほか寒くて早々にベットに潜り込んでしまった。
きっと、彼は又寂しい想いをしていただろう・・・。
今日は早朝から御節作りの為の買出し。
少し遠くのディスカウントショップまで行く予定。
同居人とは本当は行動を共にしたくない。
些細な事で口論になるし、そんな姿を子供に見せたくない、
それでも、凍結した路面を子供を乗せて遠出すると危ないからと言って
同居人が運転して一緒に行く羽目になってしまった。
こんな事がなければ、うちは家庭内別居状態・・・・。
同居人は日中も深夜も居ないので、子供と二人で家に居るような感じだし、
居ない方が余計な神経も使わずイライラもしなく寧ろスッキリする。
出掛ける前に「今日の食費分の御金が足りなかったら?」と尋ねると、
「どうしよう?」と頼りない態度を取るばかり・・・・。
つい2・3日前に私の実家から御正月の間、色々と入用だし孫に逢えなくて
何もして上げられないからと私の口座に又御金を振り込んでくれていた。
お金のなど催促もしていないのに・・・・。
でも、そんな事を言うと同居人は何時もの様に
胡坐を掻いている状態になってしまうのが手に取るように解かるので
内緒にしておいた。
同居人の両親からは何も音沙汰が無い・・・。
年も暮れなのに先方は電話が使用出来ない状態で連絡も取れない。
初孫の癖にクリスマスも御正月も何もしてくれない。
まぁ、何時もの事なので気になどしないけれど・・・・。
午前中のうちに出掛け様と思ってPCを閉じようとした時。
「これから親父のところへ屋根の雪落としに行ってきます。
ひとりです 。 明日も結局自宅です。
僕への メールの返信は気にしないで下さい。
お正月で家族も居るだろうから・・・。
すみれも毎日忙しいだろうし・・
チャットも開いてみたけど立ち上げていないみたいだから・・
夜もぐっすり寝てしまうほど疲れているんだね
ゆっくり年末年始を過ごしてね」
こんな彼からのメッセージ・・・。
一人で・・・御父さんの所へ行く彼・・・お正月なのに。
何だか、それを考えると寂しい気持ちが込上げてきた。
彼の御父さんは病気をして手術したばかり・・・。
彼の家族は独りぼっちの御父さんと御正月を迎えてあげないんだろうか・・・。
他人の家の事を考えたって何も始まらないのに余計な事ばかり思い浮かんで、
目的のお店に着くまで、又頭の中がグルグルしていた。
買い物の間は終始、穏やかだった。
穏やかというか・・何処も御正月特有の混雑振りで
子供と逸れない様に手を繋いでいるのが精一杯だったし
同居人の事など構っている暇がなかったからかもしれない。
問題が起こったのは帰宅してから・・・。
大掃除も残るは御洋服を纏めて置いてある部屋だけ、
片付けようとして同居人が散らかした服を拾い上げた時、
小銭入れの中から万札が何枚も何枚も出て来てビックリした。
「こんな大金・・・どうしたの?」
私が聞くと、又何時もの様に誤魔化すだけ・・・。
車の中には繁華街のタウン情報誌・・・・。
極めつけは又最近掛かってくる様になったコンピューター音声での
テレクラの請求案内。
「どうして何時もだらしないの?!」
私がそう聞くと・・・・。
又、何時もと同じだ・・・・。
理不尽で安定しない生活の繰り返し。
彼も同じ様な事を言っていた。
自分が一生懸命に働いても家の人の趣味のゲームソフトやビデオテープが
増えていくのを見ていると、無性に虚しくなると・・・。
癒されない家庭・・・御互いに・・・。
互いに労りあったり暖かい愛情に包まれて過して行きたいと思っているのに、
どうして私達はこんな生活を続けているんだろうね?
- 2002年12月29日(日) Greeting card
日中は何通かのメールの遣り取り。
それも携帯にメールは送れないのでPCメール・・・。
私はデスクの上に点けっぱなしにしてあるけれど、
彼の場合は家の人に「又PCばかりして! !」と言われかねないので、
家の人の機嫌が良いのを見計らって電源を入れている筈。
だから、近況を知らせるメールの遣り取りも時間差になってしまう。
何時間か間の空くメールの遣り取りに少し寂しい気持ちもして居た時、
彼の携帯からメールが届く・・・。
きっと、無理をしてトイレや家の人が居ない隙に
急いでメールを打っているのだろうとそう思うと、感謝の年が湧いてくる。
「すみれは何してるかな?
年賀状は印刷できたかな?
僕はやっと図案が出来て・・・まだ刷ってはいないです。
今日も雪で寒いね・・・。
くれぐれも、風邪ひかないようにね。」
「もう陽も斜めだね・・年賀状刷り出そうと思ったら・・インク切れ・・
電器屋にインクを買いに行って それから車のオイル交換に行ってきます」
数時間置きに届くメールを読みながら、
「今年の彼の年賀状はどんなのだろうな〜?」
と考える。
去年は会社の年賀状に優しい文字で堅苦しい文面を書いてきた彼・・・。
「昨年は遅くまで御苦労様でした。
今年は御互い飛躍の年になるように頑張りましょう」
遅くなっていたのは仕事じゃなくてデートの為・・・。
確信に触れないように、いかにもって感じだったけれど、
その裏に隠されている真意や、
それよりも彼から貰う手書きのカードがとても嬉しくて、
何度も何度も見返した・・・・。
そういえば・・・。
去年は彼に頼んで年賀状を作ってもらった。
子供の写真付きの年賀状はソフトの使い方がよく解からなくて、
PCとプリンターを家から持ち出して手取り足取り教えてもらったし、
もう一方の自分用の年賀状も一眼レフで撮った写真を印刷するデーターに
纏めて貰った・・・・。
「う〜ん、色がね・・・もっと綺麗に出ると思ったんだけど・・・」
何でも拘り屋の彼が今年になってから、そんな事を言っていたけれど、
拘ってしまうと印刷に5万も6万も掛かるから無理だよと私がそう言うと、
「そうだね・・・でも、すみれの年賀状・・・
飛び切り綺麗に仕上げてあげたいの・・・」
そんな嬉しい言葉をくれる。
今年はお金も無くて子供仕様の年賀状しか作れなかった。
とても簡単な年賀状だから一人でデザインも印刷も出来た。
去年の慌しい中、一緒に年賀状の図案を考えたりしたのが懐かしくて暖かい・・・。
今年は去年に比べると寂しいけれど・・・。
何時か又一緒に作りたい・・・。
- 2002年12月28日(土) 素敵なサンタの忘れ物
今日からやっと御正月休みが始まった。
何時もは朝早くから目覚ましを掛けておくのだが、
今日からそれも暫し御休み。
朝、ゆっくり御風呂に入れるのも格別の一時。
お正月の大掃除も徐々に始める・・・。
それよりも年賀状も書いていないので、そっちが優先的。
同居人も休みに入ったけれど、何も手伝ってくれないので、
纏わり付く子供と一緒にデパートへ行って貰う。
その方が効率的に物事が進むので、ナントカ今日は遣りたい事を片付けられた。
昨日の深夜に久し振りに彼とメッセが繋がった。
この前、逢ったばかりのメッセなので、
彼がどんな表情をしながらキーを打ち込んでいるのか、
手に取るように解かるのが少し可笑しかった。
「僕はすみれと逢わなくても、すみれの表情や仕草を忘れたりしないよ。」
彼が突然、そんな事を言い出すので、
「それはサイキックだ」「いいや違うよ〜」などと、
穏やかな会話の遣り取りが明け方まで延々と続いた。
「もうそろそろ寝なくっちゃね」と、どちらからともなく話していた時、
何時も持ち歩いているバックの中を開けて気が付いた。
「あれ?無いよ???」
「何が無いの?」
「え?どうして無いんだろ???」
幾ら探しても、この前貰った彼の仕事の成果かが見当たらない・・・。
置き忘れたと予想できる御店やこの前行ったホテルに、
直ぐに電話をして問い合わせたが忘れ物は見当たらないと言う・・・。
「いいよ気にしないで?又あげるから気を落とさないで」
彼はそう言ってくれたけれど、申し訳ない気持ちになってしまった。
メッセを落とした後、色々と思い当たる所を片っ端から探し回ったけれど、
家の中には影も形も無かった。
そもそも、私はオッチョコチョイな性格・・・・。
あんなに大事に持ち歩いていた大金まで気が付いた時には落としていた・・・。
何度も何度も、こういう事ばかりで自分で自分が嫌になっちゃう・・・。
肩を少し落として、デスクに座り直したけれど、
本当に何処に落としたか見当がつかない。
ボーっとしながら、久し振りにあのページに行きついた・・・。
そこに・・・予想もして居なかった言葉が綴られていた。
彼がクリスマス・イブの夜に私に贈ってくれたメッセージ。
今頃になってやっと気が付いた。
彼は何も言ってくれていなかったので、只々驚くばかり・・・。
そして、イブに私の事を少しでも考えてくれていた事に歓喜した。
まるでサンタが忘れ物をしたみたいだと想った。
このチッポケなページに一つだけ忘れ物・・・・。
彼から貰った大切な物を無くしてしまったけれど、
ここにチョンとその忘れ物が落ちているのを見つけた。
- 2002年12月27日(金) Top of the World
- 2002年12月26日(木) I wishing。。。。。
昨年より少し遅い私達のクリスマス。
ピザとチキンと手軽なスパークリングワインを買って、
二人の好きなサンタの居るホテルに入る。
オープナーは忘れなかったのに、ホールケーキを切るナイフが無くて、
ルームサービスで借りた去年のクリスマス・・・。
今年は早い時間から逢えるのか逢えないのか直前までヤキモキした。
彼と逢う時は私の予定がナカナカ決らなくて何時も、こんな調子だ・・・。
同居人の帰りの時間によって、彼と逢う時間が否応なく決められてしまう。
それでも、今年も9時過ぎには逢えた。
彼に逢う前にケーキファクトリーで、
大好きなブルベリータルトや木苺のケーキを買い込む。
二人だけなのに欲張って3っつもケーキを買ってしまった。
彼は私の前の職場のビルの横に車を停めて待っていてくれた。
何時もの様に優しい笑顔で・・・・。
時間が遅く彼が選んでくれたレストランもイッパイで少しドライブがてら郊外に出た。
少し前から胃の調子が又思わしくないけれど、
彼と一緒に居ると痛みも感じない。
きっと、何もかも安心出来るからだ・・・・。
仕事や家庭の壮絶とした環境から抜け出して彼に逢っていると、
この人の隣に居る私が、本当の私だと思える・・・。
レストランに入る前の車の中で、
ここ何ヶ月か彼を悩ませていた成果を渡された。
それは暖かそうな物で、心までポカポカして来るようだった。
食事は・・・余り美味しくなかった・・・。
彼も私も、もう二度と行かないと口にしたけれど、
二人で居ると何もかも素敵に見えるから不思議だ・・・。
街のイルミネーションも、ライトアップされたタワーも、この大雪も・・・・。
まるで慌しく世知辛い世の中から、やっと抜け出して逢瀬を縫い合わせている
私達を祝っていてくれている様だ・・・。
一昨日も昨日も、私達は家族と一緒にケーキを食べて、
家族の笑顔を見てた筈なのに・・・・。
それでも、互いに離れられないのは何故なんだろう・・・。
知らないホテルに入った私達は、
今年、こうやって逢えるのは最後だからと言って手を握り合った・・・。
来年も宜しくと・・・・。
きっと、今年よりも・・もっともっと大変な年になるのかもしれない。
現実が嫌というほど二人の距離を遠ざけて行くのかもしれない。
気持ちと現実のギャップで又ジタバタするのかもしれない。
それでも、一緒に居られる時は優しい気持ちになって御互いに笑顔を交わそうと、
そう約束した・・・。
彼が切羽詰ったように私にキスした後・・・。
3時間近くも眠ってしまった。
疲れていて二人ともさっき重ね合わせた体も、引き寄せずにウツラウツラしていた。
部屋を出るときには、もう午前4時を過ぎる時間。
彼が帰りがけに
「一緒に居たのに勿体ない・・・」と呟いた・・・・。
明日から年が明けて彼の仕事が始まるまで、ずっと逢えない・・・。
私は静かに、それを聞きながら・・・・。
一緒に居られたら・・・・「勿体無い」なんて・・・。
そんな事彼が口にしなくても良いのにと思いながら彼に微笑み返した。
何時か一緒に本当のEveを過したい。
時間など気にせずに、本当に好きな人と一緒に居たい。
それが儚い私の願い・・・・。
- 2002年12月14日(土) That it **, says and is substantial or a serious thing
疲れた・・・。
毎日、ただそれだけ、
仕事帰り、車を運転していると、
ただ・・・もう・・・眠い・・・。
今日の帰り道は・・・・一昨日、彼に逢った事を思い出した。
「すみれ・・・眠いの?」
「今日も眠り姫さん?」
そんな事を言って笑って居たのは何時の事だっただろう・・・・。
彼も私も・・・きっとこれから、もっともっと大変な時期に突入するだろう・・・。
でも、それは御互いに願っている事に近づいた訳ではなくて・・・。
どちらかというと、夢は手の届かない所まで行ってしまったような・・・
そんな環境にスッカリと変わってしまった・・・。
その後、残りたい人だけ残って細々と営業は続けていくみたいだけれど、
今までみたいな環境や条件では続けて行くのは無理みたいだ・・・。
普通ならイライラしたり、追い詰められたりする筈なのに、
彼は・・・私と居る時は微塵にも、そんな事を感じさせないように接してくれる・・・。
ついこの間、又彼と喧嘩してしまった。
今度は或る人の一言から、私が彼の家族に対する嫉妬心が湧き上がってしまった。
彼の家族は・・・彼が作ったものだし、
それに嫉妬したって、どうする事も出来ないのに・・・。
まだ心の奥底でモヤモヤしている、
でも・・もう、それは考えない事にした。
これからは喧嘩なんて、している場合じゃない・・・。
それでも、諍いはあるかもしれないけれど、
彼も私も遣る事が増えてしまって御互いにそんな余裕も本当に無くなった・・・。
忙しい日々のその上に問題が増えると、
きっと何もかも投げ出してしまいたくなる私の性格なので、
自分から問題を持ち掛けるのはやめ様と思う・・・。
今は御互いの身を案じて日々を送るしかない・・・。
寒くなって風邪をひいた・・・。
木曜の夜に降った雪はもう溶けないみたいだ・・・。
暖かくなる頃には又色々と状況が変わるだろう。
- 2002年12月01日(日) また・・・
新しい職場はとても大変・・・・。
今日は唯一の休みだったのに、
同居人が帰ってきて喧嘩になってしまった。
顔や頭を殴られた・・・。
誰のせいで働きに出なくっちゃいけなくなったと思ってるんだろう・・・。
何だか疲れたな・・・。
暫く一人になりたい・・・。
世の中の嫌な事を全部忘れて楽になりたい・・・。
日曜日・・・。
彼は家でユックリしているんだろうな・・・。