(SleepWalking)



目配せ
 
なにもないふりをして

ちら、とやった視線の先に

交差するなにかを

確かめて笑う

ほら、誰も知らない

一瞬の

静かなことば

2005年01月25日(火)


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囁いても
 
風に消えたアイの告白は

一度たりともあなたの耳に届かないように

眠った耳にアイを囁いても

起きるとあなたは泣いている

どれが本物なのかわからなくなった

2005年01月24日(月)


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健康美
 
待っていても恋は始まらないと森の魔女がいうので
いつか目覚めるために王子様を捕まえようと
必死に何かをしようと思っていたのだけど
どうにもこうにも自分すらアイせないので
ここはひとつ手始めに
健康なお姫様を演じることにした

きくところによると白雪姫伝説は
真っ白い雪のような肌と
漆黒のつやつやとした髪に
りんごのような赤い唇
なんだかとっても艶っぽいようだけど
日焼けした肌に
短く切ったブロンド
きゅっと口角の上がった笑顔で
走り回っていたらどうだろう
王子様は逃げてしまうだろうか
でも
お母様は私を殺す気がなくなるかも
毒ぐらいじゃ死なないかも

魔女の助言に従って
我侭言わずに野菜を食べて
夜更かししないで朝は早起き
軽く3劼了各擦鬟献腑ングをしてから
みんなの朝ごはんを作ろう
とれたて野菜のサラダを添えて

この世に一人くらいこんなお姫様がいて
それをアイする王子様がいたっていいじゃないか

2005年01月21日(金)


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可愛げない
 
さびしいの、そばにいて

なんて

いえるか、このわたしが

2005年01月17日(月)


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ばらばら
 
うるさくはねる大粒の雨がいつか
雪に変わってやさしく子守唄を歌わないかと
期待していつまでも起きていたら
なぜか朝がきてしまった
気象予報士の言うことは当てにならない
雪が降ったら明日
あそこにはいかなくて良いはずだった
冷たく暗くなったところ
あなたの血が通わないところ
世界で一番淋しい場所に
なにがやさしいと言うのか
雨は
あなたを冷やして二度と動かないようにした

2005年01月16日(日)


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みぞれまじり
 
こんな冷たい夜にあなたが

あたしの隣にいてくれたらいいのに

2005年01月15日(土)


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後悔
 
すきですとひとこと

それすら伝えることのできなかった

昔の恋を今も

忘れられずにいる

2005年01月14日(金)


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