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■ 明日に向かって、ヨロシク。
ああ そういえば 明日は昼から時間が空いてるな
と 思っても 明日が過ぎれば いつものように慌しい明後日が来る
明日が過ぎれば明後日が来て 明後日が過ぎれば明々後日が来て 明々後日が過ぎればまた次の日が来る
私たちは「明日」から逃れられない
「明日」に背を向けても 「明日」は迫って来るばかり 振り返るのが怖くて 刻々と近づく「明日」に 私たちは脅える 見えない「明日」という不安に 私たちは脅える いや 予想できるからこそ脅えるのか
怖くったって 背向けてたって 「昨日」に向かって走り出そうとしたって 「明日」はやってくる
だけど 「明日」の次には「その次の日」がある
一週間後だってある 一ヵ月後だってある 一年後だってある 「明日」の向こうには、「明日以外の日」がいくらでもある
「明日」に顔を向けてみよう 前にあるのは、「明日」だけじゃない 「明日」を見て初めて見える先がある
そうしたら 「明日」に脅えることもなくなるかもしれない
どうせ逃れられないものなら 振り返って 「よろしく」と笑ってやればいい
握手するために 手ぐらい差し出してみればいい
明日と もうすぐ見えそうなその先に向かって、 「ヨロシク」。
2004年06月23日(水)
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